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一言の重み!

2010年10月24日 19時32分37秒 | インポート

 一言の重みは実に大きいようです。久々に母のところに見舞いに行った次男が嬉しいそうな顔をして語り出しました。昨日、おばぁちゃんに「あと3ヶ月後に受験が迫っているから毎日顔を出せなくてご免ね。僕も頑張っているから、おばぁちゃんも頑張って・・・」と声をかけたそうです。すると母が口元に手をかけて「頑張れ!がんばれ!」と囁いたそうです。あの話の出来ない母の口から2回も飛び交った一言です。その状態がどういうことか判断してか、「まさか、おばぁちゃんがあそこまで言ってくれるとは・・・」と早速、猛勉強モードに入りました。

 (風邪をひいていたので)私も5日ぶりの面会となりました。今日(10/24)は丁度、来春のいっせい地方選の投票日から6ヶ月前に当たります。久しく母の声を聞いていないので「私にも『頑張って!』って言ってよ」と冗談で声掛けすると、笑いながら首を横に振りながら、「いやいや・・・」と期待していた反応がありませんでした。きっと「(自分の道は)自分で切り開け」と言いたかったのでしょう。地道ですが訪問を行っていると、色々な意見・要望を聞かされて勉強になります。

 過日のこと。米国が未臨界核実験を行った報道を聞いた方から「核兵器を廃絶すると言ったオバマ発言はどうなっているの?世界が核兵器廃絶に向け大きな流れになっているのに、水を差すようなもの・・・」と怒っていました。確かに爆発が伴わない未臨界での核実験とは言え、何故実験を繰り返すのかが問題です。オバマ大統領は「核兵器廃絶」を世界に発信しノーベル平和賞を受賞しました。

米エネルギー省の発表で、9/15にネバダ州の核実験場で行ったとのこと。それが判ったのが10/12付です。国家核安全保障局(NNSA)は、「核兵器の安全性、信頼性を維持するのに必要な科学的データを得るために行った」と報告しています。まさに、未臨界核実験の目的は、新型核兵器や既存核兵器の改良・維持のためです。当然ですが、10/13付で被爆地広島・長崎の両市長は抗議しました。(私も同感です)

非核平和都市条例を制定した苫小牧市はどうだったのか?確認すると、10/14付でルース駐日大使に対し抗議文を出していました。

内容は「・・・包括的核実験禁止条約(CTBT)の精神に反するこのたびの臨界前核実験に対して、厳重に抗議するものです。本市は・・・2002年に非核平和都市条例を施行しており・・・貴国に対し強く抗議する・・・」と岩倉市長名で送信していることを(文章で)確認しています。

「核兵器を廃絶する」との“一言の重みをオバマ大統領はしっかり考えて行動しなければ、単なる世界へのパフォーマンスと受け止められ、核兵器廃絶を願う国際世論に逆行する行動、と私は考えます。