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地方自治研究全国集会に参加して!

2010年10月19日 10時55分22秒 | インポート

 研修会(岡山市)から帰宅したとたんに38.1℃の高熱に魘されました。空港に着くなり背中に悪寒が走り、いやな思いを感じたので、「風邪かな?」と思いました。確かに、 (10℃以上の) 温度差があり観光目的で同乗してきた方から「(北海道って)本当に寒いネ・・・」が共通の第一声でした。そんな訳で、昨日の午後から寝っぱなしでやっと熱が37℃に下がりました。寝っぱなしって疲れますし、腰にも悪いですネ!通常の風邪なら良いのですが、病院に行って診察してもらいます。

 さて、知恵熱の原因とも言える研修会(10/1819)ですが、本当に勉Img_12941 強になりました。全国から地方自治を研究する自治体職員・首長・議員など1.600人が岡山シンフォニーホールに集まりました。(地元紙:山陽新聞にも掲載)この研修会には谷本議員と一緒に参加。朝7時半の便で羽田経由しかなく岡山へ。開会式には時間ぎりぎりで到着。12時45分からは地元保育園児を含め老若男女の構成で劇「桃太郎」と「うらじゅ」の踊り(よさこいのような踊り)でオープニングを飾ってくれ、歓迎の気持ちが良く伝わりました。

 圧巻は「日米同盟の正体~軍事・経済への影響」と題して元外務省・国家情報局長、駐イラン大使などを歴任した孫崎 享(まごさき・うける)氏の記念講演は勉強になりました。日米安保50周年を節目に自ら「日米同盟の正体」迷走する安全保障(講談社現代新書)を執筆。特に、尖閣諸島の漁船問題ではメディアの偏った報道の在り方。国会議員でさえ、日米安保条約も含めて認識が現実とずれている、との普天間問題を事例に安全保障の情報開示が不十分であることが明らかになりました。講演を聞きながら「米軍は日本のために何をしてくれるのか?=竹島や尖閣諸島を事例に同盟国ではない」こと。日本の基地負担がNATO合計の約1.5倍という異常さが明らかになりました。講演後の休憩中に、孫崎 享先生の本を買ってきました。

 その後、基調フォーラム「輝け憲法と地方自治 連帯の力でくらし守る政治へ」が開催され、全国各地で奮闘している8人(首長も含め)が報告。通常なら午後5時に終わりますが、この研修会には3分野の「ナイター講座」(午後5時半~7時)も用意され、「地域主権改革の争点と地方自治」と題して神戸大学教授の二宮厚美先生の講演を聞きました。

 翌日は28の分科会があり、私は「地方財政の分析と民主的確立をめざして」の分科会Img_12961 (岡山大学)に参加。事前に研究されていた4人の方々の報告を受け、午後からはフリー討論。私は苫小牧市での財政分析の経過と今後の課題と題して発言してきました。分科会が終わると、「北海道の苫小牧市の議員は・・・」と5人の方々が挨拶に来てくれて名刺交換。全国との連帯を感じました。この研修会は今年で第10回目ですが、開催が2年に1回。次回は自由民権運動の歴史が生きる埼玉(9/2930)で開催される予定です。「また参加したい」という充実した研修会でした。