台風並みの暴風雨“春の嵐”が全国各地を縦断し、今夜から豪雨の予想が出ています。一気に生活道路の残雪は解けると思いますが“春の嵐”はいりませんネ!
午後から、恒例の“春をよぶ女性のつどい”に参加してきました。市民会 館小ホールには来場者が一杯で、一番後ろに立っていた私の前までイスが次々に追加される盛況ぶりでした。
記念講演者として来苫した大門実紀史参院議員(添付写真)とは2年ぶりの再会となり 堅い握手を交わし、僅かな時間でしたが懇談することが出来ました。
大門参院議員は、“安倍政権を斬る”と題して60分間で判りやすく、時には笑いを交えながらの講演を展開。「国民の暮らしを守るために、野党のなかで安倍政権と政策論戦しているのは日本共産党だけ・・・」と舌鋒鋭い自身の質問を紹介しながら、「安倍政権は(国民にとって)危険性のある政治の舵取りを行っている。TPP参加表明、原発再稼働・改憲発言、そして経済対策として打ち出した“アベノミクス”に期待と展望はない」と糾弾。「衆院選で国民は自民党を消極的理由で選択したが、結果的に小選挙区というマジック(少数得票で大量議席を得る)で得た議席。本当の政治(政策)論戦は7月の参院選であり、日本共産党の躍進で自・公政権に厳しい審判を下そう!」とエピソードを交えての訴えに、参加者は元気と確信をもらいました。
講演後、すぐに石巻市市議補選(定数5人:4/21投票)の応援のため仙台空港経由で帰るため、見送った時、実行委員会が用意していたおみやげの“美苫”(苫小牧のお酒)を大事そうに抱えていました。相変わらず忙しい日々を送っているだけに、今夕は美味しいお酒でくつろいで下さい。(ありがとうございました!)
“つどい”のブレークタイムは、女性ならでは企画として“クラリネット と電子ピアノの演奏”には来場者も大満足でしたネ!(大変良い企画でした!)
最後に、特別報告として“生活保護とは”と題して稲見真佐子氏(札幌北区生活と健康を守る会事務局長)と保護受給者(札幌在住)からの報告がありました。
“生活保護バッシング”が強まり、生活保護基準(引き下げ)が実施されることで非課税世帯が課税されるなど様々な影響が現れる事例が紹介されました。
そもそも、生活保護法は憲法第25条(国民の生存権と国の責務)に基づいて“最低限度の生活保障”が規定されているものです。
私のところに年金生活者の方から、「渡辺議員は生活保護に甘い!年金で暮らしている私たちのことはどう考えているのか?」と抗議の電話がありました。私が2月予算議会で「生活保護受給者に国保税の滞納額を分納させることは法違反では」の質問が地元紙に掲載されたことがきっかけでした。その声に対して、「生活保護基準以下の年金で暮らしている市民がいることは知っている。とは言え、生活保護受給者が悪い?と決めつけるのは・・・この間の社会保障の連続改悪(年金の引き下げ、医療費・保険料などの負担増、税控除の廃止など)が問題であり、それを行ったのは自・公政権なんです!」と説明すると最後は納得してくれました。
“生活保護バッシング”などを利用して国民のなかに敵対関係を作らせる政治手法を見抜く“目”が必要です。