今夜は、窓越しに“春風”の音が聞こえてきます。久々に独身生活を送っていますが、食事・洗濯・掃除・風呂洗いなど普段の生活スタイルとは別の体験をして四苦八苦。風の音が寂しさを感じさせますネ。
過日、先の衆院選で頑張った“はたやま和也”さん(党道政策委員長)と市内の各種団体・企業を訪問しました。
訪問の目的は、5月19日(日)午後2時から市民会館大ホールで開く日本共産党演説会へのご案内でした。
演説会には、紙智子参院議員と森つねと党道国政相談室長を迎え、安倍政権の進める経済対策やTPP・外交問題など国政の諸問題に対する姿勢と日本共産党の政策提言をわかりやすくお話します。
ある物流会社の社長さんと40分間の懇談で、「アベノミクスで燃油が高騰して大変!私たちのような輸入依存の燃料を利用しているものにとっては急激な“円安”は何のプラス効果をもたらさない。ぎりぎりのところまで経費を節減しても大変・・・」と厳しい経営実態を教えてくれました。
詳しく聞くと、「安倍政権が誕生して“アベノミクス”を発信する前の軽油代は100円/㍑だったのに、いまは120円/㍑と20円も高騰した。月に換算すると70万円の負担増で大打撃です。全国の物流業者への影響は約20億円を超えると推計される・・・」と怒っていました。「ぜひ、演説会には会社から5人は参加します」と快い返答に励まされました。
商業者も大変です。「大店法が緩和され、大型店が自由に進出されてから、この街は壊れつつある。国会議員がつくった法律なら国会議員で元に戻してほしい。いくら自立・自助を求められても小さな商店街は生き残れない。駅周辺での相次ぐ大型店の撤退、東部地域での大型店の出店で“苫小牧の顔”が壊れてしまった。この問題では、お宅の党だけが最後まで頑張ったことは知っていますから」と安倍政権への期待は日増しに薄れている声が出されました。
「それにしてもマスコミの“アベノミクス”の持ち上げは異常ですネ!」と指摘する声に、しっかり問題点を捉えている経営者がたくさんいるので安心しました。
TPPの参加表明に対しても、「どんな説明をしても“公約違反”です。説明を聞けば聞くほど、まさに“弁解”のひと言。ごまかしはもう通用しません」と厳しい意見が寄せられ、「紙智子参院議員は北海道の代表として国会質問を見るだけでもわかります。ぜひ、聞きにいきます・・・」と対話がはずみます。