レトロの小部屋

紙物を中心に古物を集めています。

雛徳利

2020年02月29日 14時27分08秒 | ガラス

雛祭りの徳利です。
明治から昭和の初めくらいのものだろうと思います。

同じ絵付けで違った仕上がりは、数人で手書きしたのでしょう。

農家だった生家では、白酒も菱餅も祖父母と両親の手作りでした。
3月3日には御馳走のお膳をして、お雛様にお供えして、夕餉には「雛荒らし」と言ってお雛様の前で姉弟で頂きました。
こんな徳利があったとは知りませんでした。

この徳利の首の模様が擦り切れています。
おそらく毎年、白酒を盃に注ぎ合ううちに擦り切れてきたのではないでしょうか?


4分の砂時計

2018年12月07日 10時37分06秒 | ガラス

インスタントラーメンのために3分の砂時計を買ったのは、30年以上前だったでしょうか?


露店で、大き目だったので「5分?」と尋ねると、5分計だと言うので買って来た。

鳥取砂丘の砂と書いてあり、3分計だった。
それどころか、同時に計ると今まで使っていた上の写真のものは3分に満たなかった。

先日馴染みの兄さんが4分のを持っていた。
買った。
実際測ってみたら5分だったので四分を書き直した。

私が最初から持っていたのと同じ物も転がっていたので、手に取ってみると「およそ、3分」と書いたシールが貼ってある。
「3分無いじゃないか」と言われる可能性があるからナ。

「ボ~っと生きてんじゃねぇよ」か。ボ~っと信用していた。

 

 

 


体温計

2018年09月22日 14時06分35秒 | ガラス

脇に挟んでしばらくすると「ピ!」といって、計れたと教えてくれる現在の体温計。
ボタン電池が切れたモノが3本ある。
もしものためにボタン電池を買って、セットしないで置いている。

露店で見かけた水銀の体温計。
樹脂のケースに入っているのはいらない。
木製のケース入りを見たとき、電池が切れないからと買った。
キャップを無くさないように紐でつないである。

仁丹平型、仁丹の会社が出したのらしい。

 


明治大正のガラス

2018年06月22日 17時29分54秒 | ガラス

インクびん、ニッキ水やラムネのびんを集めていた時、何気なく買った。
ホヤの先まで、高さ52㎝の質素な卓上ランプです。

何かを買った時、これもあげるよといただいた記憶があります。
10㎝×12㎝の敷物?

若い日、デパートの骨董市で買ったと記憶しています。
形に惹かれたのかと思います。
コーヒーにミルクを注ぐピッチャーて西洋アンティークかと思います。
高さ9㎝です。

蓋のつまみまでの高さは13㎝です。

直径10センチのプレス皿です。

小さい逆三角につないで大きい△の中にSの文字。その下にSEISHIO SHAと印字されています。

縁の分厚いグラスです、高さ8,5㎝です。

底の中央はガラスをちぎったような仕上げで、明治大正の特徴です。

高さ22㎝の花瓶です。

こちらの底も同様の仕上げです。


ウランガラス 

2017年12月26日 10時33分47秒 | ガラス

金、銀、、銅、鉄、マンガン、クロム、コバルト、ニッケル、硫黄、セレンなどの発色剤によって、赤、青、黄、ピンク、朱、緑などの色ガラスが生まれます。
他にウランも使われていたそうです。

ブラックライトを当ててみますと、緑色に光ります。

図書館の本によると、アメリカが昭和16年にウランを日本に「売らん」ようになったそうです。
輸入がなくなりました。
戦後、製造元も庶民も原爆の材料と知りましたが、体に影響はありません。

見た目は同じ緑色の、この二つそれぞれにライトを当ててみます。

カップの方はウランガラスではありません。

こちらはウランガラスです。

小ぶりのグラスです。

ペン立てです。

インクボトルです。

氷カップのスプーンです。

青いガラスなのでわかりにくいですが、黄緑に光る部分があります。
このカップは、蓋は取れますが下のお皿がくっついたままというデザインです。

ウランのモルトケースです。

日本でも各地でウラン鉱石はとれますが、工業用になるほどではありません。
岡山県と鳥取県の県境に人形峠というのが有ります。
ウランが出ると聞いています。ウランガラス作ってると聞いたことがあります。

 

 


ガラス写真  

2017年11月06日 09時24分13秒 | ガラス

明治初期の物でしょうか?
写真店に出向き、撮影したガラスの写真です。
ガラスのネガもありますが、これはすべてポジです。

ガラスの大きさの比較です。

ガラスの大きさで、カメラが特定できるそうですが、ガラス写真の時代のカメラは国産品ではありませんでした。
一番右の写真はドイツのカメラです。

外国の人が日本の風俗として撮影して、手彩色したガラス写真です。




ランプの火屋の 蛍カゴ

2017年08月05日 16時06分33秒 | ガラス

先代住職亡きあと廃寺となった山寺のランプを、現在の住職のお手伝いした小学生の息子が頂いてきました。
アルミの笠がついていました。元はガラスだったのでしょうか。
主人が錆びた鉄に塗装して今も階段のインテリアとして吊るしています。

このランプのホヤより小さいが、形は同じです。

網のキャップは外れます。リメイクのホタルカゴのようです。