レトロの小部屋

紙物を中心に古物を集めています。

独楽2 ベーゴマと鉄の独楽

2017年10月31日 12時32分11秒 | 独楽(こま)

バイ貝で遊んだのが起源でバイゴマがなまってベーゴマになったそうです。

 バイ貝のような作りです。

昔の男の子同士は、勝負に勝って相手の物をぶんどるという遊びが多くありました。
ベーゴマもそういう遊びだったらしく、腕を磨いていて切磋琢磨しあったことでしょう。

金属を用いたものは他にもあります。

大きいのと小さいのは木の周囲に金属が巻かれています。
中が赤く塗られているものは全部鉄製です。
大きい物の表には、白いペンキやマジックなどの落書きがありました。
シンナーで拭いても取れなくて、サンドペーパーでこすったりしました。

大きいのの裏の金属にアキヤマの彫りがあります。
Web検索。
愛媛県今治市の秋山𠮷人。昭和60年廃業と判明しました。
コレクターの画像拝借しました。

黒のマジックで塗られた線は、木質部が浮き出している部分でサンドペーパーかけたのは大失敗でした。

 

 


インクびん  海外のインクびんとその模倣

2017年10月28日 08時38分03秒 | インクビン

イギリスなど海外のアンティークボトルです。


裏側です。


ガラスで密閉されていて、口を切ってインクを出したのだそうです。
びんの肩が凹んでいてペンが置けるようになっています。

こちらには施されていません。

口に栓をする時代になって、肩のペン置きを模倣して作った国産品です。

 


ネスカフェのびん ついでに マヨネーズのびん

2017年10月22日 12時30分19秒 | ビン

空き瓶活用に残したネスカフェのびん。
次々前に置くので、奥の方はどんどん古くなる。
蓋やビンのデザイン変化の時期が長く続きました。
近年は価格据え置き、容量減の実質値上げの時代となりました。

右ほど古く、順に左へ行くほど時代が新しく。
持ちやすいように溝がついたりしました。

一時期、左の様に蓋の深いのがありました。近年は溝にエンボスが入っています。

蓋のデザインの変化です。

私の利用法です。

 茗荷のピクルス、ラッキョウ漬、生姜漬(お寿司のガリ)しば漬け、玉ネギドレッシング熟成中です。

こんなのもしまっていたのかと、マヨネーズのびんです。
 


宝くじ 10

2017年10月19日 12時12分59秒 | 宝くじ

くじを買った人に、次回のお知らせとして渡されたのでしょうか?
日付が書いてありません、切り離しミシン目は何のためでしょう?
東京都の自治宝くじです。

東京都270階を発行する説明です。

第7回全国自治宝くじです。

昭和29年です。日本政府とは全国という意味らしいです。

サイズ 6.8×14.8㎝ 100円券 一等賞金400万円の時代に入りました。



関西も個別をやめて、関西府市四県として発行しました。
第3回は親子くじです。

1等賞金が300万円になりました。

昭和30年です。

1等賞金が200万円なのは、この回は1等の前後賞にそれぞれ50万円だからでしょうか。

このサイズの違いは何でしょう。

関東でも、関東中部連合の自治くじです。

ここから先はずっと飛びまして、昭和49年です。

その名も近畿宝くじ、1等賞金800万円、1本。
組違い賞 20万円、9本。
1字違い賞 1万円、450本。
2等 300万円、1本。
組違い賞、5万円 9本。
3等 10万円 10本。
4等 1万円 200本。
5等 1000円 2000本。
6等 100円 200,000本。

日本勧業銀行から第一勧業銀行となっています、略称DKBですって。
宝くじは全国となっています。

昭和52年です。同じ番号ですから200円。
1等賞金が1千万円になりました。
2等は500万円です。
組違い賞は1等にも2等にもあります。

昭和60年です。スポーツくじとは臨時のくじでしょうか。


1等賞金1千万円 2本。前後賞250万円 4本。組違い賞10万円 86本。
2等 500万円 3本。組違い賞6万円 129本。
3等 100万円 4本。組違い賞1万円 172本。
4等 30万円 4本。
5等 10万円 4本。
6等 1万円 880本。
7等 1000円 8800本。
8等 100円 880.000本。

 


宝くじ 9

2017年10月17日 13時26分31秒 | 宝くじ

昭和28年です。

1等賞金は100万円、2等賞金10万円・・・・・です。

梅の絵柄のくじの賞金と当選本数は特徴的です。
1等100万、2等90万、3等80万と、10万づつ減っていき、9等20万までは当選本数は各3本。
10等10万は30本、11等1万は300本、12等千円は6000本、13等百円は6万本、14等30円は90万本、残念賞5000円は783本です。

くじによって賞金や本数が違うのがこのころの特徴です。



第6回短期宝くじは1等賞金が倍の200万円です。だから2枚買った?
こちらも200万円です。

この形は昭和27年にもありました。

3枚綴り100円、この形も昭和27年からです。

50円券の1等が200万円、30円が120万円、20円が80万円。
合計400万円ですって。

親券、子券という名前になりました。

その後、親、子、表示になっています。

サイズ 7×14.5㎝。

サイズ 7×14.7㎝。

が、発行されました。一等賞金60円券240万円。40円券160万円、計400万円です。


ミニ陶器  

2017年10月15日 13時18分58秒 | 陶磁器 

小ささに魅かれて買いました。

夫が陶器市で買った黒い急須と湯飲みです。
こんなオモチャ?と思いましたが、自分の小遣いで買うものはお互いケチ付け合わない、暗黙のルールが存在している私達夫婦です。



マグカップです。

お皿とカップなのか、カップ&ソーサーなのかわかりませんが。

「眠平焼きです、知りませんか」知りませんでしたが、ちょっとかわいい。

外国製でしょうか?セット物です。

学校で児童に強制的にスプーン一杯の肝油が与えられている写真を見たことがあります。

これは「眼がね肝油」のネーミングの市販品に付属のカップだそうです。

今日も明日も 欠かさずのんで 強いからだになりませう、ですって。

真ん中の2つは、とても手の込んだミニ花瓶です。

白梅一輪生けた横の土器も小さいのですが、もっと小さく、有田焼のような作りで、銘も入った昔の人の遊び心です。

小さな夫婦茶碗です、九谷焼の茶わんとの比較です。


平べったい薬のびん(ゆでた孫、ゆで卵の思い出)

2017年10月13日 10時30分20秒 | ビン

平たい形の薬のびんには丸薬が入っていたのでしょう。

農協のマークで価格のシールが貼られています。

薬は赤い粒で、ラベルには効能として、清涼 気付け毒消し、と書いてあります。
子供のころ生家にあったものは、効用から考えると同じ薬の違う形状だったのでしょうか。
2枚貝のハマグリに、印鑑の朱肉のような色をして、ネトッとした状態で入っていました。

当時私は4歳くらいだったと思います。
両親が野良から戻らない明るいうちに、庭先の風呂小屋の五右衛門ぶろに祖父と入ったようです。
お風呂上がりの裸の私は、フラフラとこたつ掛け布団の端に倒れ込みました。

「自分に合わせて、熱い湯に入れるから」と祖母が祖父に小言を言っているのを仰向けのまま、ぼんやり聞いていました。
上半身裸のままの祖父は「テリアカを出せ」と祖母に言いました。

貝を開いて赤いものを指に取り、台所へ行き戻って来て、私の顔に口から冷たい水を吹きかけました。
そのあとの記憶はありません。
今思えば、気付けの効能利用のテリアカを溶かした水だったのでしょう。

そのとき私は「茹でた孫」 ゆで卵でした?

7つ違いの祖父母は65年連れ添って、祖父は90で祖母は88で逝きました。

 


古時計

2017年10月04日 16時22分37秒 | 民具、雑貨

少し小さ目の掛け時計です。
ネジ穴は一個です。毎日巻く1日時計で、ボンボンとは鳴りません。
外国製です。

日常はその前に買ったアンティーク時計が、ボンボン時報を知らせてくれます。
一度ゼンマイが切れて、近江神宮の時計専門学校の校長先生に直していただいた。
何度も直してありますねとおっしゃいました。

左側の穴のゼンマイは時報、右側の穴は針の運行、穴にネジを差し込んで双方とも内側へ巻くのがゼンマイ時計の決まりです。
私以前の世代の人は、ねじ巻きは子供の役目だったとか。

古時計を買う時、振り子が無くなってる時計はダメです。
振り子だけたくさん売ってる業者もいますが、時計に合わない振り子を使用するとと時間がくるいます。