たばこ翼 10本入り。
昭和12年8月10日~昭和13年3月31日。期間は短かった。
デザインテーマは3機の編隊航空機。
菅谷保三 デザイン。
どちらにも つばさ と印字されています。
たばこ翼 10本入り。
昭和12年8月10日~昭和13年3月31日。期間は短かった。
デザインテーマは3機の編隊航空機。
菅谷保三 デザイン。
どちらにも つばさ と印字されています。
1904年(明治37年)まで、たばこは民営でした。
ポスターの本に載っています。
どちらも、紙巻きたばこです。
平成になってから露店で、民営時代の刻みタバコの包みを見かけました。
大きな大きな、かまぼこ型に包装されて表面にはカラー刷りの絵が印刷のされていました。
絵柄が3種類なので3個での価格でした。
少し高いし収納にかさ張るのでパスしましたが、少し後悔しています。
昭和40年代、書店で店主に、百科事典が発売されると誘われて予約しました。
毎月1000円集金に来て2か月毎に配本されました。各巻2000円でした。
その、小学館のジャポニカ、出してみました。
キセル屋の看板もあります。
幼児の頃見た懐かしい風景が載っています。
専売局時代のたばこも。
百科事典のブームが訪れて、そしてその後、ウィキペディアに押されて百科事典は古書で山積みになっていましたが、「お母さん、百科事典捨てないで」と大学生だった息子、言った事を覚えているだろうか?
新生10本入りです。
村田甲子朗デザイン。
製造期間、昭和24年(1949)12月~昭和27年9月。
新しく生まれた新生。
私が父に買いに行かされた物は、昭和32年11月試作、戸田信幸デザイン、昭和33年発売の SHINSEIでした。
こんな薄い紙に、たばこをどの様にして納めたのでしょうか。
新生はデザインの中に専売局の文字を入れた変わったデザインで、昭和22~23年のみの製造です。
専売公社になってからも「しんせい」の名は引き継がれ、何度もデザイン変更がありました。
ハッピーは昭和23~24年の間の販売でした。
昭和24年に専売公社発足。そのためハッピーは専売局と専売公社の物があります。
かなり以前のこと、均一価格で処分品を並べている露店主がいた。
使用目的を調べよう、の好奇心で買った。
EVERIGHT ever いつもright正しい で 矢印の方向へ回せの意味で紙巻きたばこ作る道具らしい。
こちらは日本製の紙巻きたばこ製造器具です。
ローラーに渡されていたベルトが劣化して、金属の土台に黒く残っている。
それに使用するために作られた紙です。
図書館の本です。
今でもあるの、へー 。
パイプ、どこかで見た。
「若い頃、物珍しくて吸ってみた。缶入りの刻みたばこだった」という夫。若者だったばかもの。
中身が残っている。
イベントで出会う陶磁器、鉄器、刀など扱っている骨董店主。
以前仕込み刀を買った。
現在は何に興味があるかと尋ねられた。
「たばこのパッケージ」と言った。
「専売公社のシールの貼ったあれ、この人にあげて」不要らしい。
もらった。
「な、専売公社のシールがあるだろ」
専売局のを集めてるんだけど、でもいただくのですから「ありがとう」と言った。
箱の裏のシミ? テーブルでコーヒーこぼした? にしては色が濃すぎ。
帰宅してから開けて見る。
たばこが一本残っている。
菊の御紋?
恩賜たばこは、箱の蓋に「賜」の印があるがこれには無い。
陛下の御紋は八重の16弁です。
一重で14弁のこれは、皇族のでしょうか? わからないままです。
たばこ「みどり」 袋の形を維持するためにカード状に切ったボール紙が入れてありました。
左右の側面。
朝鮮総督府専売局。
専売局もそうだったのか。
植民地時代、
逓信省の記念絵葉書は、朝鮮総督府や台湾総督府から内地(日本国内)と同じものが、総督府名で出されていたので、なるほどと思いました。
ピース10本入り デザイン入選作 関口重雄氏。
昭和21年1月10日発売。
デザイン変更は何度もなされました。
エアーシップ 10本入り 大正15年5月21日~昭和12年8月31日。
グローリー 10本入り デザインテーマ 「鶏と旭光」 岡田三郎助画伯。 昭和3年10月2日~昭和4年3月31日。
似た様なこの2つ。12銭と7銭。
光 10本入り デザインテーマ「陽光と瑞雲」杉浦非水 作。昭和11年(1936)11月。
戦時下、金を黄にとか、赤一色にとか、地色を白一色になど何度も色刷りの変更がありました。
昭和30年原点に戻しました。
翼鵬 10本入り デザインテーマ「爆撃機と積乱雲」 田中富吉 作
昭和18年12月18日より昭和20年1月まで何度も色刷りが変化しました。
コロナ 10本入り デザインテーマ「金冠蝕」 入選作 斉藤進 氏。
昭和21年1月10日~22年3月31日。中身が入っています。
リリーは明治38年4月から発売されて、中断もあって昭和9年3月まで。
胡蝶は懸賞入選、香取五郎氏デザインです。明治39年11月より、大正13年から昭和9年まで緑色の印刷ですって。
チェリーは大正15年3月から昭和19年3月まで、10銭と12銭の箱です。12銭の方の色は日焼けかもしれません。
扶桑 デザインは杉浦非水氏。昭和13年4月から15年9月まで。
憩 昭和23年7月~昭和26年2月。 昭和23年7月から昭和24年6月までは20本入りもあったようです。
朝日の記念たばこでしょうか?
紀元二千六百年って昭和15年。ちなみに今年は2677年です。
朝日20本入り、旭日桜花をテーマとして、本田忠保氏デザイン。
明治37年6月~明治41年1月。大正8年3月から昭和19年までは、2色と3色。
昭和19年から22年4月までは2色と1色刷り。
昭和24年以後は専売公社となる。
未開封です。
記念たばこの紙を折りたたむと。
専売局時代はこの形で出されるのも一般的だったようです。
7本、6本、7本と3段に重ねていたのだろうか?
敷島、20本入り定価20銭です。
明治41年1月31日~大正7年10月28m日までの間に輸出用まで製造したと書いてあります。
伊東栄吉デザイン、テーマは「和歌の浦」未開封ですが口付きだそうです。