讃岐の国(香川県)阿野郡羽床村大字小野の庄屋の4男として、1867(慶應3年)2・22-1955(昭和30年)7・28
土の日に生まれた4男にて四つ足で歩く「亀四郎」と命名されました。
明治17年18歳の折、中国の「康熙(こうき)字典」にて亀は外骨、内肉の動物であるの項目あり。
親の反対、役所の許可を得て、戸籍まで変更しています。
ガイコツのほかに後にトボネとも称しました。
故郷の小野から、小野村夫のペンネームで明治34年1月より月2回(1日、15日)滑稽新聞を発行しました。
折からの絵はがきブームで増刊として発行した「絵葉書世界」は爆発的人気でした。
定価40銭です。
絵葉書世界の画家としては
墨池亭黒坊(前野一廣)
米野白水、高砂太夫 竹久夢二(竹久茂次郎)
なべぞ(渡辺和博) 明治41年双子の男児を授かる。
権力者の収賄など悪行を書きたて、起訴、裁判、罰金、入獄を繰り返し明治41年10月20日発行173号「自殺号」に小野村夫切腹で廃刊。
やがて、大阪滑稽新聞の中で「天将平民」として生まれ変わる。
絵はがきとして使用する場合は、サイズから言って横のタイトルは切るのでしょう。
切手を貼る部分(料額印面)には、裏の絵のオチだとか。
ちなみにハガキは、宛名面が表です。
古いものは下段に通信欄の区切りがありませんでした。
ここからは、大阪滑稽新聞です。
扇子を投げて的を倒す「投扇興」という遊びです。
黒坊さんのサイン分かりやすい。