届かない窓、見えない光

届かない窓に、手を伸ばして、何かをつかもうとしている。
でも届かない。

今は、いっそう届かない。
さらに遠く、高い窓に見える。
自分で動けないと、暗い気持ちが、よりいっそう暗くなるね。

それでもニコニコしてると悪いのか？
「君は、今どんな状態なのか理解していないようだね・・・」
・・・深刻な顔してても、気が滅入るだけだろ。。。

いままで自由気ままに生きてきたように思う。

なんでも自分でする。
自分でできる。。。

あたりまえのことが、できなくなって、
あらためて、自分でできる、どこでも行けることはいいなぁ・・・と、思う。

連休なのに、
ずっと家から、自分で出ることができない。
気晴らしに、友人が連れてってくれた。
ずっと走り回って、帰ってくるだけだったコースの途中に、
こんなゆっくりした時間があるんだね。

立ち寄った資料館をゆっくり見てまわる。
カメラを持ってるので、なにげなく見たものを写真に収める。
・・・写真は、心を映す。。。

窓から差し込む光に、自由だったころの自分が見えてくる。

生きているあいだは、やっぱり健康で自由でいたいね。

たのしい。