日々を綴る私のブログ

今日心に響いたことと好きな絵を、
気まぐれに描きながら続ける日記。

映画「リメンバー・ミー」を観ました

2018-03-17 | 私の観た映画
    
        ポスターはネットよりお借りしました

    今日は孫と娘と三人で映画を観に行きました。娘が入場券の手配を
    してくれて 「リメンバー・ミー」を観てきました。

    ディズニー/ピクサーの最新作映画で、キャッチコピーは 「それは
    時を超えて家族をつなぐ奇跡の歌」 でした。この新作は日本のお盆
    に当たるメキシコの「死者の日」をテーマにした アドベンチャース
    トーリーです。

    主人公のミゲル少年は、家族に音楽を禁じられながらも ミュージシャン
    を夢見るギターの天才少年です。ある日ミゲルは死者の国に迷い込みます。
    そこで 一年に一度だけ他界した家族と再会できるとされる祝祭が有るこ
    とをを知りました。そして死者の国では家族に忘れられると死者の国から
    存在が消えるという運命であることも知り、必死で家族をつなぐ重要な鍵
    を探します。それはミゲルの大好きな「リメンバー・ミー」の名曲に隠さ
    れていました。

    ミゲルは無事に家族と再会できるのでしようか・・・いつまでも 忘れては
    いけない大切な家族の物語・・・ 涙もあふれた素敵な映画でした

映画 「花戦さ」観ました

2017-06-20 | 私の観た映画
     映画「花戦さ」を観ました。花で天下人に挑んだ姿は爽快でした~

      
        リーフレットー表         リーフレットー裏

     戦国時代 京の中心 六角堂に、池坊専好という花を愛する花僧がいて、
     ある日 時の権力者 織田信長の御前で 生け花を披露することになりました。

     専好は 天に向かって昇る竜の勢いを信長にイメージして 大きな松を生け
     ました。それを見た信長は「 何ゆえ、このような松を? 」 と尋ねます。
     息をのんで見守る家来たち、その中には若き、豊臣秀吉、前田利家、千利休の
     姿もありました。松を見上げた信長はなんと・・・「見事なり!」と褒めました。

     そして 運命の出会いから十数年 秀吉は天下人になり 利休は秀吉の茶頭と
     なっていた。利休と専好は茶と花の美を求める者同士として友情を深めました。

     やがて時代は変わり 秀吉は権力を笠に、民を締め付け 意に沿わない者を次々
     死に追いやったのです。そしてついに利休までも・・・

     専好は立ち上がることを決意する、民のため、友のため、暴君と化した秀吉に
     挑んだのです。専好が手にしたのは刀ではなく、花でした「秀吉 ! いざ 勝負」

     配役・・・専好に野村萬斎さん、秀吉に市川猿之助さん、信長に中井貴一さん、
          前田利家に佐々木蔵之介さん、利休に佐藤浩市さん 他豪華キャスト。
          

     専好が生ける花は優しく美しく見事でした。素晴らしい生け花も見応えがありました。
     そして 今の時代にも専好のような、国民の為に戦ってくれる人が現れないものか
     と思いました~。観 終わって爽やかな気持ちになれる映画でした 。 

映画 「この世界の片隅に」 観ました

2017-02-21 | 私の観た映画
            映画 「 この世界の片隅に 」 観ました

    
               写真はネットからお借りしました

    この映画は、こうの史代さんのアニメ 映画で、戦時中の広島と呉を舞台に
    描かれていて 話題になっているので、是非観てみたいと思っていました。

    主人公の浦野すずは、広島市江波で育った絵が得意な少女でした。1944年
    すずは18 歳で顔を見たこともなかった 呉の北条周作 のもとへ嫁ぎます。

    戦時中の食料も物も無い時代、一家を支える主婦になったすずは、明るく工夫
    しながら頑張ります。呉は日本海軍の拠点のため空襲の標的となり、すずの
    身近な人達も次々と失われてゆきました。それでもすずは前向きに日々の暮らし
    を懸命に続けます。

    1945年3月 すずは姪の晴美と一緒の時 空襲で晴美の命と自らの右手を
    失います。そして失意の中7月の空襲で呉市街地が焼け野原となる、郊外の
    北條家にも焼夷弾が落ちて来る。その後 すずを見舞って来てくれた妹が広島の
    実家に帰ることをすすめてくれて、実家に帰る事を決めるすずでした。

    そして帰るその日、8月6日 広島の原爆投下により 20K離れた呉の北條家
    でも衝撃波が響き巨大な雲が見えました。そして8月15日ラジオで終戦を知ら    
    され泣き崩れるすずでした。

    広島市草津の祖母の家に身を寄せていた妹とやっと再会するが、両親は既に無く
    なっていました。妹も原爆症の症状がでていました。

    廃墟となった広島市内で すずは自分を見つけてくれた周作に感謝しながら、原爆
    孤児の少女を連れて呉に帰ります。・・・・というストーリーでした。

    この映画を観て思ったことは、戦時中であっても日常の生活があり、貧しくとも
    食べたり、笑ったり、喧嘩したり、泣いたりしながら人は暮らすのですね~。

    どんな時も前を向いて明るく生きる すずの素直で優しい姿が素敵でした
    そして背景の広島、原爆投下前の街並みが再現されているのに感動しました。
    その他にも画面の隅々まで日常の、暮らしの様子が丁寧に画かれていました。
    呉の戦艦や海軍拠点の様すなども細かく描かれていて素晴らしいと思いました。

    私には戦時中の生活の記憶はないのですが(終戦の時3ヶ月の赤ん坊でした)
    今日は戦時中の厳しい生活や 怖かった空襲の様すなど、はらはら ドキドキ
    しながら涙して2時間・・・すずの世界の片隅に一緒させてもらいました 。      

映画 「ルドルフとイッパイアッテナ」 観ました

2016-08-19 | 私の観た映画
     
           写真は ネットの映画案内よりお借りしました

     今日は午後から 映画 「ルドルフとイッパイアッテナ」 を観ました。
     この映画は斉藤洋さんの児童文学作品を映画化されたものです。
 
     迷子になった黒い子猫のルドルフと 野良猫のボスのイッパイアッテナ
     との どんな時にも前向きに生きようとする猫たちの心暖まるお話でした

     リエちゃんに飼ってもらっていたルドルフは ある日お外に出てしまい
     迷子になります。そして飛び乗った車で岐阜から東京へと行ったのです。

     広い東京で 野良のボス猫のイッパイアッテナに助けられて一緒に暮らし
     始めます。ボスはいろいろな人に可愛がられていて 元の飼い主からは
     タイガー、猫の間ではステトラ 警察官からはドロ 魚屋さんからはデカ
     学校の先生からはボス 近所のおばあちゃんからはトラ と呼ばれていて
     それで イッパイアッテナとボス猫が自分のことをルドルフに言ったのです。
     このボスは字が読める猫でした。元の飼い主さんから教わったそうです

     ルドルフは野良猫に虐められたり 犬のデビルと喧嘩したり 飼い猫のブッチー
     たちと友達になったりといろいろありました。そしてある日テレビを見ていて
     ルドルフは岐阜から来たことが解り理恵ちゃんの元へ帰りたいと思います。

     そのためには字を覚えなさいとボスが教えてくれます。そしてルドルフは
     無事にリエちゃんの家に帰るのですが・・・ 全部書いてはいけませんね~
     その後ルドルフはどうなったでしょうね、切なくて私も涙が滲みました 

     声の出演は ルドルフは井上真央さん イッパイアッテナは鈴木亮平さんでした
     この映画 夏休み親子で観るといいですね、大人でも感動しましたよ~ 。       

映画「ベイマックス」観ました

2015-02-08 | 私の観た映画
   今日はデイズーニー映画 「 ベイマックス 」 観に行きました。

             
人を傷つけることを禁じられた心優しいロボット「ベイマックス」 劇場ロビーに居ました 

昨年観たアナと雪の女王は女の子の映画でしたが、今回の映画は男の子の映画ですね 
14歳の少年ヒロと兄タダシ、そしてタダシの作ったケアロボットのベイマックスと大学の
仲間達とのファンタジーアクション映画でした。

ヒロは自分でロボットを開発出来る才能のある少年でした、兄の大学に誘われて行き
そこで兄タダシの研究仲間やキャラハン教授と出会い最先端の科学を学ぶことになった。

ところがそんな時、火災でヒロは兄を失います、寂しさで殻に閉じこもってしまうヒロ。
そんなヒロを元気付けたのは兄が開発した、人々の心と体の健康を守るためのケアロボット
ベイマックスだったのです。ある日ヒロは兄が亡くなった火災は事故では無かったのではと
思いはじめ、そこからベイマックスと大学の研究仲間達と力を合わせて、ロボットを操る
仮面の男との戦いが始まりました。

戦うためにベイマックスはバージョンアップされ、仲間たちも強くなって戦います。
でもベイマックスは戦うロボットではないのです・・・最後は私も涙が出ました 

この映画は原作が「ビッグ・ヒーロー・シックス」だそうで、日本的な人名、東京の風景、
看板が画面で見られ、そして作品の舞台はサンフランソウキョウという地名なのが、
あらっと以外で嬉しく親しみを感じました 

劇場は満員でした、そして私の隣でお母さんと観ていた幼い女の子は、声を詰まらせて
私より早くから泣いていました~。ベイマックスの優しさが心にとどいたのですね~
男の子の喜ぶアクション映画でしたが、優しい映画でもあります。是非子供さん達には
観てほしいな~と思いました。映画を観終わって外に出たら、冷たい雪が舞っていました。
でも寒くても心はベイマックスに抱かれたように、ふんわり温かで帰れました 

映画 「 柘榴坂の仇討 」 観ました

2014-10-05 | 私の観た映画
  今日は雨の降る日曜日、久しぶりに映画を観に劇場に行きました 

     ( 写真は3枚、ネット劇場情報画面より お借りしました )

      
       
原作 浅田次郎、 出演 中井貴一・安倍 寛・広末涼子・中村吉右衛門さん
などなどの豪華キャストで、幕末から明治へと時の変動する時代の物語です。

万延元年、彦根藩氏の志村金吾 ( 中井貴一 ) は桜田門外で討たれた主君、
井伊直弼の仇討を下される。志村は13年後ついに刺客の直吉 ( 安倍寛 )
本名佐橋十兵衛を探し出しました。

時代に翻弄されながらも、武士として人として誇りと覚悟をもって、仇討に
命をかけて生き続けた志村と、死を覚悟しながらも生き続けた直吉。

       
 
そして遂に、その二人が出逢うその日、皮肉にも明治政府は「仇討禁止令」を
公布したのです、しかし柘榴坂で剣を手にし向かい会った二人の運命は・・・
それは、降りしきる白い雪の中に真っ赤に咲いた一輪の椿が物語っていました。

         

いつの世も代わり行く時代に翻弄される男達とそれを支える女たち・・・
時代は変わっても繰り返し進んで行くのですね~・・・ 

武士の、時代を生きた人達の美しい精神は、日本人の誇りです 
今も、見習いたいな~と感じた映画  「 柘榴坂の仇討 」  でした

映画 「 小さいおうち 」 見ました

2014-02-24 | 私の観た映画
先日、 山田洋次監督の映画 「 小さいおうち 」 を見ました。

実は先月映画「 永遠の 0 」を見た時、この映画の予告を見ました。
私としては、不倫の話しだったので見る予定にはしていなかったのです。
それが、第64回ベルリン国際映画祭で、この映画に出演の女優の
黒木 華さんが、日本人史上4人目となる最優秀女優賞を受賞されたと
ニュースで知り 「 小さいおうち 」を見てみたくなりました。
 

   
     ネットより、黒木 華さんのお写真お借りしました

この 「小さいおうち」 と 「永遠の 0」 は同じように日本が戦争で
戦った時代と重なる部分が有り、そして物語を生きた祖父や親戚の
お婆さんがどのように生きたのか・・・
それを孫や親戚の息子が、残された資料や自叙伝を元に辿ってゆく、
そんなお話しです。戦前、戦時中、戦後、そして現代と三代を繋ぐ物語で
似ている部分があるな~と感じました。

黒木華さんの演じられたタキは、昭和10年代 田舎から東京のお屋敷に
お手伝いさんとして奉公し、赤い三角屋根のモダンナなおうちでの
ご主人や美しい奥さま、可愛い坊やとの出来事をノートに綴りました。

このノートには、はらはらドキドキとする場面もありましたが、やがて戦争が
この赤い三角屋根のおうちの人達の生活を無残に消してしまったのです。

この時代、素朴と誠実であることを当たり前として生きた時代だったのですね、
日本の心はこんなだったのだと、どこか懐かしくも有りまた時代の流れを感じました。

そうそう黒木 華さん素敵でした、松たか子さんも美しかったけど、黒木 華さんが
とっても輝いて美しかったです、すっかりファンになりました。

「 小さいおうち 」 若い世代の方たちにも見て頂きたい映画だと思いました 

映画 「 かぐや姫 」

2013-11-24 | 私の観た映画
今日は午後から映画を観に行きました、映画館は本当に久しぶりでした。
体調を壊してからは長い時間座ったままの姿勢が不安で行けませんでした。

でも高畑勲監督のスタジオジブリの最新作で 「 かぐや姫の物語 」 と
広告を見て、是非懐かしいかぐや姫に会ってみたいと思い行くことにしました。

      
            広告のかぐや姫

かぐや姫は子供のころからず~っと心に残っている素敵な物語です 
日本最古の物語文学「 竹取物語 」を原作に描かれた絶世の美女の
物語ですよね。

竹の中から産まれた、かぐや姫はお爺さんお婆さんに大切に育てられ、
美しく成長しこの世に生きる喜びと悲しみを知りました。

お爺さんお婆さんの、かぐや姫の幸せを願って善かれとしたことが、
かぐ姫を取り囲む人達や、かぐや姫を苦しませることとなり、
とうとう、かぐや姫は月へと帰らねばならなくなりました。

愛おしみ大切に育てたかぐや姫とお爺さんお婆さんとのお別れに涙が出ました。
懐かしいかぐや姫の物語は昔と同じで変わっていなくて心が温かくなりました。

アニメーションのかぐや姫とっても可愛く美しかったです、そして声の出演が
朝倉あきさん、高良健吾さん、地井武男さん、宮本信子さん、高畑淳子さん、
田畑智子さん、立川志の輔さん、上川隆也さん、伊集院光さん、宇崎竜童さん、
仲村七之助さん、橋爪功さん、朝丘雪路さん、中代達矢さんで、
素晴らしい俳優さん達たちの声を聞くことが出来たのも素敵でした 

主題歌は大竹市の二階堂和美さんが歌っておられ、優し歌声が会場をながれ
最後まで心が癒されました。
この映画は子供さんと一緒に観るといい名作だな~と思いました 

映画 「 武士の家計簿 」観ました

2011-01-05 | 私の観た映画
      
    我が家にもありました・・・大きなそろばん

昨日映画 「 武士の家計簿 」 を観ました。

この映画は、幕末から明治にかけての日本が大きく変わる時代のお話で、
実在した家計簿を元に、下級武士の暮らしを映画化したものでした。

主人公の猪山直之の家は、代々加賀藩財政にかかわる仕事をしていました。
そして直之は、8代目で才能が認められ出世するのですが、
出世と共に家計は出費が多くなり、借金は増え家は窮地にたたされました。

そこで、直之は家族に厳しい家庭立て直し計画を宣言するのでした。
家財、着物、家宝など全てお金に替えて、苦しい家計を立て直したのでした。

武士の時代だからこそ、家族3世代が全員で、厳しい家計にも耐え、
力を合わせ、寄り添って凛として乗り越えられのでしょう。

このお話は、美しい家族愛の物語でも有りました。

私が今まで観た時代劇の映画で、お城の御算用者や武士の家庭の、
経済などを物語にしたもは無く、この映画は始めて観る武士の姿でした。

お城で沢山の武士達が、机に向かってそろばんをはじく姿は、
刀を上げて戦う武士とは違う、力強く頼もしく美しい武士の姿でした。


武士の時代にも、国の財政に必死で取り組んでいた人達がいたんだな~と、
当たり前なことを、新鮮な気持ちで観ることが出来ました。

そうなんですよね~、いつの時代もお金の管理は大切ですよね!

私も今日から、帳簿の整理始めました、2010年の決算です。

映画の場面を思っていたら、我が家にも大きな古いそろばんがあった事を
思い出し、電卓と並べてみました~  

映画 「 BALLAD 名もなき恋のうた 」 観ました

2009-10-20 | 私の観た映画
  未来の国の真ちゃんが、戦国時代にタイムスリップして見たものは・・・ 

                    
     大木の下                       ここから              
          
            姫と又兵衛のせつない恋の行方は・・・

                    
   
   木々のざわめきの中               タイムスリ~ップ


この映画は、クレヨンしんちゃんのアニメを映画化された物語でした 

未来の国の、小学生の真ちゃんが、なぜか戦国時代の春日の国に行き、
そこで戦国時代に暮らす武将たちの戦いを目の当たりにします 

未来の国の真ちゃんは、自転車や携帯を使って武将達の手助けをして、
戦国時代の人達と仲良くなります、そこへお父さん、お母さんも、
真ちゃんを探してこの戦国時代にやって来ました 

武将達も真ちゃん達も、戦国時代と未来の時代を超えて、
美しい出会いの絆ができました  

お城の姫君と武将の又兵衛とのせつなくも悲しい恋の行方は・・・ 
そして、真ちゃん家族は無事に現代に帰れるのでしようか  

槍をたたいて戦場で戦う武将達の勇敢な姿、
過酷な時代に咲いた姫君と武将の清らかな愛・・・涙も滲みました  

愉快で楽しく、ファンタジーな・・・そしてせつない恋の物語でもありました。

私的には・・・今まで観たことの無い、変わった楽しい映画でした。

( 木々や動く歩道は先日行った美術館の周りで写した写真より )