日々を綴る私のブログ

今日心に響いたことと好きな絵を、
気まぐれに描きながら続ける日記。

クロ君のママは天国へ

2005-05-31 | 嘗て我が家の猫達
1978年秋まりちゃんは突然体調を壊して、天国へ帰って行きました。
三年と少し、私達のもとで優しい姿と心を教えてくれました。
クロ君は、突然ママが居なくなって、それは寂しい日々になりました。
ママを捜すのです、ドアの向こう側にママが居ると思うのでしょう
タッタッーと走って行って、さっとドアの裏側を見るのです。
そして、きょろきょろとして・・ガッカリして寂しそうにうなだれます。
次は、柱の影からママがピュと飛び出して来るかと思うのでしょう
柱の側まで行って、ニャーと言って手を出し・・首をかしげてます。
そして又寂しそうに、うなだれてしまいす。
その姿を見て私達家族も貰い泣きして涙を何度もふきました。
クロ君暫くは外にも出ず、御飯も食べられませんでした。
猫も人間も同じ心を持っているのですね、そう感じました。
まりちゃん、ありがとう!クロ君は私達が大切に育てるからね。
天国から見ていて下さい。


仲良し親子

2005-05-30 | 嘗て我が家の猫達
まりちゃんママとクロ君親子の仲良し生活は
そんなに長くは続かなかったのですが!・・・
クロ君はどんどん大きくなり、ママより大きくなっても
甘えん坊でした。何時も一緒に居て、
大きな顔や背中をなめてもらっていました。
猫は一匹で飼うと人に良くなつきますが、仲間が居ると
猫同士がいいのでしょうか、人にそれほど寄ってきません。
食事やおやつが欲しい時だけは、甘えて側に来ます。
忙しい私にとって、それは丁度いい距離でした。
まりちゃんがクロ君の世話をしてくれた事は嬉しかったです、
私達は人間の都合で、まりちゃんに避妊手術をしてもらいました。
こんなに優しいお母さんになれる猫なのに、
まりちゃんに申し訳ない気持ちになりました。
まりちゃん御免なさいね!

まりちゃんはママになりました

2005-05-29 | 嘗て我が家の猫達
我が家にやって来た二匹めの黒猫、名前はクロ君です。
まだミルクしか飲めない赤ちゃんでした。
鳴く度に哺乳瓶でミルクを飲ませ、排泄(自分ではまだオシッコ
ウンチが出せないので、お尻をティシュか布でさすって
刺激をして出して上げる)の世話をして上げました。
世話が大変だな~と思っていたら、感激することが起きました。
なんと・・まりちゃんがクロ君のママになってくれたのです!
クロ君の側に行き、顔・頭・背中・シッポと身体をなめて上げ
そして、自分の身体を横にして、おっぱいを咥えさせたのです。
クロ君両手をいっぱい広げたり、握ったりして
おっぱいを飲む仕草をしています。
クロ君・・おっぱいは出なかったでしょうね!
でも何より温かい愛情をいっぱい飲んだことでしょう!
そして、その日から、まりちゃんはクロ君に付きっ切りの
優しいママになりました。
抱っこして・丸くなって・一緒に寝て上げました。
クロ君がぐっすり寝た頃を見計らってママは、ベットから
そ~っと忍び足で出ます、ママだって少しは出かけたい時もあります
ところが、出かけようと庭まで出ると、「ビャー」と鳴き声
まりちゃん、すっ飛んで帰ります!・・スゴイなーと私思いました。
クロ君はまりちゃんがお腹を痛めて生んだ子ではありませんのに
まりちゃん立派です、なんて優しいお母さんでしょう!
こうして、まりちゃんママとクロ君のホットな生活が始まったのです。


二代目黒猫でーす

2005-05-28 | 嘗て我が家の猫達
黒君が交通事故で天国へ行つた次の年、
又です、黒猫が我が家にやって来ました。
今度は近所の子供さんが「おばちゃんー前の黒猫死んだんでしょ!
黒猫居ったから持って来たよー」と玄関先で声がする。
さあ・・困ったどうしたものかと迷っていると、
「ここにおいとくねー」と玄関の中に置いて帰ってしまった。
見るとまだ目もよく見えないのか、灰色目の赤ちゃん猫です。
仕方なく部屋に連れて入り、Tさんと思案する、
どうやらまだミルクしか飲めそうに無い、
猫の哺乳ビンを出しミルクを飲ませる準備に振り回された。
あ~あ~、まりちゃんも居るのに又猫増えました。
子猫を連れてきた子、
家で「うちでは飼えません、どこかへ捨ててきなさーい」と言われた様です。

犬とも仲良しまりちゃん

2005-05-27 | 嘗て我が家の猫達
三毛猫まりちゃんは、それは優しい猫でした。
その頃我が家では犬も飼ってました。(犬の話は又別のカテゴリで)
犬の名前はジュン君。
この子も、どちらかと言うとドジ?・お犬良し?だったかな。
まーそんな子で猫とも平気で付き合えるタイプの犬でした。
まりちゃんは裏の庭で繋がれたジュン君の側に行き、
鼻と鼻をくっ付けてお話をよくしてました。
仲良く並んで蝶々を見たり、二人で(二匹の間違いですよね!)
お座りして楽しそうにしてました。
私猫と犬は話が出来るんだなーと思ったものです。
なぜかと言うと、犬の鳴き方で猫のとる態度が違うのです。
近所の犬が激しく大きな声で鳴く時、猫を見てると、
さっと立ち上がり緊張した面持ちで声の方をじっと見ます。
そして又、かなり激しく吠えてはいるけど、甘えた様な声の時は、
全然動じようとしません。知らん顔して寝てます。
そんな様子を見て、ワンワン語とニャンニャン語は
通じてるんだなと私解釈してます。

黒君・・交通事故で天国へ

2005-05-26 | 嘗て我が家の猫達
猫の世界にも、ちょっとヌルイ子って居るんですよね!
あの、いりこの袋を引きずる黒君はそんな子でした。
そこはそれで愛嬌があって可愛いかったですが。
そんな黒君だから、外に出ると何時もモタモタしてました。
道路に出て真ん中で固まって、車が来るとそのまま進もうか、
戻ろうかと迷うのです。
危ないな!・・といつも思って見てました。
そしてある日、とうとう哀しい事件がおきました。
近所の子供さんが「おばちゃん表の道路で黒猫が死んでるよ」と
知らせてくれたのです。急いで行って見ると黒君でした、
外傷は無かったのですが車に撥ねられてしまった様です。
道の端で冷たくなって横たわってました。
可愛そうな黒君、まりちゃんと仲良く楽しそうだったのに、
短い命でした。黒君のドジ姿は人の心を温かくしてくれました。
ありがとう!・・と言うことで黒君は天国へ旅立って行きました。

黒猫も来たよ!

2005-05-25 | 嘗て我が家の猫達
三毛猫まりちゃんが我が家に来て、暫くして黒猫が、
またまたやって来ました。近所の作業場でうろうろしていたのを、
例によってTさんが・・真っ黒い猫は縁起がいい・・と言って、
飼う事になったのです。そしてこの子は黒君と名付けました。
この黒君・・はっきり言ってドジ猫でした。
ある日私が買ものから帰り荷物をテーブルの上に置いて、
ちょっと他のことをしている間に、いりこの袋を盗むのです。
それが下手、本ニャンは見つからない様~に・・
そ~っと運んでいる心算らしいのです・・が・・袋が大き過ぎて、
口に咥えたら床に付くのです。それでも黒君頑張りま~す、
後ろ向きで、ズルズル・ズルズル・・引き摺る音をさせて。
私振り向いて・・大笑いです。そのいりこ何処で食べるのよ!
傑作で怒ったりなんかとてもできません。
写真はこんな可愛黒君とまりちゃんです

今度は三毛猫まりちゃんです

2005-05-24 | 嘗て我が家の猫達
1975年夏、今度は可愛い三毛猫を拾いました。
裏の空き地で朝早くから「ミャーミャー」と激しく鳴いています。
またまた我が家のTさんが様子を見に行き、
抱っこして帰ってきました。ポケットに入る小さな猫でした。
そして名前は「まりちゃん」と付けました。
子猫ってどの子も同じですが、今走って遊んでたと思ったら、
突然バタンと倒れて寝ちゃうですよね!その姿が可愛いこと!
まるで電池が切れたみたいです。
身体は暖かくて、ふにゃふにゃで柔らかく骨なんか無いみたいです。
少々手・足を踏まれても平気です。きっと身体が柔らかいからでしょう。
そう言えばこんなことがありました。
まりちゃんの声はするのですが姿が見えません、
部屋中捜すのですが見つかりません。
声をたどると・・流し台の辺りからです。
もしやと思って流しの引き出しを開けると・・なんと・・入ってます、
どうやって入ったのか分かりませんが、でも確かに居ました。
まるで手品みたいでビックリ、大笑いです。
ま~こんなーで・・まりちゃんは少しずつ大きく育って行きました。

そしてタマ君は旅に出た

2005-05-23 | 嘗て我が家の猫達
実は随分昔のことで、定かではないのですが・・?
タマ君が我が家で暮らしたのは1年位いだったと思います。
あのか弱かったタマ君も大人になって、喧嘩や・恋もして、
ある日出かけたまま帰らない人と・・あっ間違えました・・
帰らない猫となりました。家の周りを名を呼びながら捜しました、
もしや交通事故にでも遇ったのでは・・と思いながら、
でも車にはねられた猫は見えませんでした。
タマ君は所詮野良猫、自由な世界へ旅立ったのでしょう。
と言う事で我が家初めての猫は居なくなりました。

我が家初めての猫タマ君

2005-05-22 | 嘗て我が家の猫達
1974年夏、我が家で初めて猫を飼いました。
我が家の世帯主、Tさんと娘二歳が公園に散歩に行った時、
弱ってもう死にそうになった猫を見つけ、
可愛そうで連れて帰って来たのです。
生後3~4ヶ月位だったでしょうか。我が家に来たときは、
ぐた~となって動こうともしませんでした。
Tさんと私で世話をして、ミルクを飲ませ何か食べ物をと思い
色々と食べさせ様としましたが、
なかなか食べません、丁度玉子焼きがあり、
それを上げると食べました。
以来この子の好物は玉子焼きになりました。
そしてこの子の名前はタマ君にきまりました。
頭には黒いマスクを被り・黒マント・白い手袋・白靴下で、
さっそうと・・かな?・・まーこんな感じで
カワユク我が家で暮らす様になりました。