日々を綴る私のブログ

今日心に響いたことと好きな絵を、
気まぐれに描きながら続ける日記。

ウーちゃんとの別れ

2006-06-19 | 嘗て我が家の猫達

ウーちゃん、けいれんを起こし、一時はどうなるかと心配しましたが
水も飲み、トイレも行って、自分でベットに入り眠ったので
私たちほっとしました。

そして、Tさんは仕事に掛かり、私は洗濯物を干しに
二階のベランダへと上がりました。

10分も経ったでしょうか、洗濯物を干して一階に降りて
ウーちゃんのベットを見ると、大変です、ウーちゃん又苦しそうです
「ウーちゃん、大丈夫 ? 」と側に寄ると、ベットから出て来て
又横になり、けいれんが始まりました・・・苦しそうです・・

私・・声をかけて、身体を摩りましたが・・・だめでした・・・。
何とも言えない、苦しそうな声をあげて・・・ウーちゃん動かなくなりました。

急いでTさんを呼びましたが、もう間に合いませんでした。

2005年5月14日・・突然の・・・ウーちゃんとの悲しい別れでした。

少しづつ食べる量が減ってゆくので・・・覚悟はしていましたが
こんなに急に、亡くなるなんて嘘の様な出来事でした。

病院は大嫌いのウーちゃんでしたから、最後にいやな所へは
連れて行くまい・・と決めていましたから・・此れでよかったと思っています。

17年間、我が家で私たちと共に暮らした猫、ウランちゃんは
我が家で最後の・・そして最高にかわいい猫でした。

昨年5月20日 「嘗て我が家の猫達」 を書き始めた時の気持ちは
今も変わり有りません、だから、ウランちゃんは我が家で最後の猫です。

これで 「嘗て我が家の猫達」 の話は終わります、
又書き残した猫達のことを思い出したら、書いてみたいと思っています。
 
 (写真・・抱っこされたウランちゃん)


ウーちゃん頑張れ!

2006-06-18 | 嘗て我が家の猫達

ウちゃん食事も少なくなり、殆ど寝てばかりになりました。

そんなでも時々、元気に鳴いて話もするとまだまだ、
大丈夫! こんなに元気に声も出るし、目も生き生きしてる
きっと、夏は越せるだろう・・と私は思ったりしていました。

ところが・・突然・・ウーちゃんの様子が急変しました
その日は2005年5月14日の朝でした。

昨夜は何時もの様に変わりなく、ウーちゃんに「おやすみ! 」を
言って、私は二階に上がりました、特別変わった様子は無かったのです。

ところが、朝一階に下りると、居間でウーちゃんは、横になり
手足を震わせながら、けいれんを起こしていました

私が急いで側に寄り「ウーちゃん、どうしたの! 」と声をかけると
驚くほどの大きな声で「ニャ~ッ!」と私を見て鳴きました

( お母さん早く来てー! 、助けてー! ) と言ったのだと思います。

私は急いでウーちゃんを抱え、身体を摩りながら
Tさんを呼びました・・やはりTさんが頼りです

それから二人で、必死で摩りながら「ウーちゃん!頑張って~!」と声をかけました
ウーちゃんの目は、もう瞳孔が開きかけていました

暫く二人で、大きな声で「ウーちゃんー」と呼び続けました
すると・・ウーちゃんの目が元気を取り戻したので。

嬉しかったです・・ウーちゃん頑張りました!
それから、暫くはTさんの膝の上に乗せて、二人で身体を摩っていました
何分経ったでしょう ?・・・その内ウーちゃん・・立ち上がりました
膝から出て、歩いて水を飲みに行くのです、
そしてふらつきながらトイレでオシッコもしょうとします、
そ~っと身体を支えて上げました。

ウーちゃん凄いな~っ! 頑張ったな~! と私・・思いました。

トイレを済ませ、ふらつきながらでも、自分でベットに入りました
私は心配で暫く側に居ましたが、ウーちゃん眠り始めたので
Tさんと「良かったね! 一時的な発作だったのかしらね? 」と話て、
何時もの家事を始めました。・・話続きにします。

 (写真・・ヘイジョワの花・・今年は一輪しか咲きませんでした)





ウーちゃんと幸せな時

2006-06-17 | 嘗て我が家の猫達

ウランちゃんは、ほとんど寝てばかりに成りました

それでも、私たちが朝・昼・夕と食事を始めると、
ゆっくりベットから出て来て、毎日お決まりのコースで、
必ずTさんの右側に回り、そして右側のひざから、胡坐の中に座りました

そして、Tさんのおかずやおつまみなどを、柔らかく噛んでもらって
手の平に乗せて貰い、美味しそうに食べました

そしてその後で、これも毎日同じ様に、私の側にも来て、
同じ様に、美味しいものを少しだけ食べました

ウーちゃんの世話は、殆ど私がしていました、
だから、私との触れ合いの方が多かったのです
でも、ウーちゃんはこの家の主人は、Tさんで有ると言うことを、
ちゃんと知っていました
だから、食事の時も必ず、まずTさんにつき合ったのです

猫で有りながら、なんて優しい心遣いでしょう
言葉は使わないけれど、目や動作で人間以上に温かい心を
表現ていたと思います


こうして、Tさんと私につき合って、美味しいものを貰っている時が
ウーちゃんにとっても、私たちにとっても、ほっとする幸せな時でした

ウーちゃんは、私たちに付き合ってくれた後は、又ベットに入り
うとうとと寝るのでした

食べる量は少なくなりましたが、水は良く飲みました

日に何度も何度も飲んでいました、だからトイレも頻繁に行っていました

感心なのは、ふらふらしていても、必ずトイレに入って
オシッコをしてくれたことです、一度も失敗したことは有りませんでした

こんな毎日になっても、ウーちゃんが、辛そうになかったので
私は (もう長くないかな・・・と) 不安な気持ちはあっても
何時もの様に、仕事も家事も出来ました。・・話続きます。

 (写真・・ベットでうとうとするウーちゃん)




ウーちゃんは独りで

2006-06-16 | 嘗て我が家の猫達

久しぶりにウランちゃんのこと書きます
話が進むとウーちゃんの話が終わりになるので、止まっていました

2005年の春からウーちゃん、
夜寝る時は、一人で一階のベットで寝る様になりました
私と二階に上がら無くなったのです

毎日私が寝る時間は、12時近くですが、それまで私が
ストレッチをしたり、テレビを観たり、お風呂に入ったりと動いているのを
ベットの中から、うつらうつらしながら、時々目を大きく開けて見てました

私が見る限り・・そんなウーちゃんの姿からは、辛そうには思えませんでした

二階に上がる前・・「ウーちゃん、お母さん上がるからね!」と声をかけると
私の顔をじ~っと見て、何か言いたそうでした

そんなウーちゃんをの残して一人で二階に上がるのが
私だんだんと辛くなっていました

でも次の朝、私が一階に下りると嬉しそうに、ベットから
ふらふらですが出て来て、朝ご飯をねだります、

元気な時のように、缶詰を開けてお皿に入れて上げても、
それはほんの一口しか食べられなくなってゆきました、

それで、ウーちゃんの好きなものを私が噛んで、
柔らかく流動食にしてから、食べさせました

食べる量は僅かですが、日に何度も欲しがる時に上げました
この食べている時が、ウーちゃんの幸せな時だったと思います

この頃から・・もしかしたら・・ウーちゃんもう長くないかな・・
と思うようになりました・・・話続きにします。

 (写真・・寝ているウーちゃん)




ウーちゃんの焼餅

2006-05-02 | 嘗て我が家の猫達

先日7年ぶりに、我が家にファービー人形が帰ってきました

この人形は、娘が私たちに買ってくれたものです

何故帰ってきたかと言いますと・・娘に預けていたのです

実はウーちゃんは、すご~く焼餅焼きだったのです

このファービーが我が家に来て、おしゃべりを始めると
ウーちゃんは、イヤーな顔でファービーを見ます
そして、寂しそうにうつむいて、部屋から出て行きました

もう呼んでも、美味しいおやつがあっても、部屋には入ってきません
そうなんです・・ウーちゃんは、もの凄く焼餅焼き屋さんだったのです

このファービーだけでは有りません

小さな亀を貰った時、亀をTさんが部屋の中で歩かせていたら
同じ様に部屋から出て行って戻らなくなりました

どんな生き物でも、私たちがウーちゃん以外のものに
気を取られていたら、寂しくなるのです

だから、せっかく貰ったけれど、直ぐに預かってもらいました

ウーちゃんが、もう焼餅を焼かなくなったので
この人形が帰って来たのです

今はTさんと「ウーちゃんは、ファービー嫌いだったよね!」
「そうそう、亀も嫌いだったよね!」と二人で
ファービーの、おしゃべりを聞きながら、ウーちゃんの噂話をしています

 (写真・・7年前に貰ったファービー人形のアーメィ君)



スマートになりました

2006-04-29 | 嘗て我が家の猫達

ウーちゃんは、元気な頃は体重6Kも有りました

だから見る人皆が「ま~っ!大きな猫ですね」と言われたものです

病院に行くと先生が「ウーちゃん、ダイエットしましょうね!」と
よくおっしゃったものでした

それが、亡くなる1年前位から少しづつ痩せて
体重も3kと軽くなって行き、大きな猫だった
ウーちゃんが小さくなって行きました

でも顔は変わりませんでしたよ!
Tさんと二人で「ウーちゃんは美猫よね! 可愛い顔してるよね!」と
大変親バカですが・・我が家で自慢してました

ウーちゃんは、食べる量が減り・寝てばかりの毎日になりましたが
それでも、変わりなく私たちと日々を過ごしていました

そして、2005年春に成ってから、とうとう夜二階に上がらなくなりました
いいえ・・上がれなくなったのでしょう

上がる時はともかく、下りる時がしんどくなったのだと思います
私が抱っこして上がればいいのですが・・
それでは、夜中に一人で一階に下りることが難しいだろうと
私は思ったので、抱っこして上がることはしませんでした

ウーちゃんを自由にして上げたかったのです

夜は何時も二階で、二人と一匹で、同じ部屋で寝ていましたが
ウーちゃんは一階で一匹で寝るようになりました

ウーちゃんも、私たちも少しづつ寂しくなってゆきます
話続きにします。

 (写真・・2004年2月頃のウーちゃん)

美味しい缶詰

2006-04-28 | 嘗て我が家の猫達

2005年初め頃からだったでしようか
ウーちゃんは、体力が弱って行きました

この頃から、仕事で留守をして、ウーちゃんだけにするのが
とても心配でした。夕方になると気持ちがウーちゃんのことで
一杯で「早く家に帰りたい」と思いつつ仕事をしたものです

夕方帰った時「ウーちゃん~帰ったよ~!」と玄関ドアを開けて
大きな声をかけながら部屋の中に入るのですが
ウーちゃん耳も聞こえ難くなったようで、
ベットでグッスリ寝ています

元気な頃は、玄関ドアにベッタリくっついて待っていたものでしたのに
呼んでも出てこない、寝ている、ドキッとして寂しくなったものです

そんなウーちゃんですが、食事の時は、Tさんの膝の上に上がり
何時もと同じように、お決まりのスタイルで
僅かほどしか食べない、刺身や煮魚を
Tさんのてのひらで貰って、嬉しそうに食べました

ウーちゃんの楽しみは、やはり僅かでも食べることだったと思います

これは喜ぶかな? と缶詰の蓋を開けても、臭っただけで
「ぷいっ」とよそを向く、そこで次の缶をまた開ける
これも「いやっ」と言った調子で幾つも缶詰を無駄にしました

其れでも食べられるものをと、私頑張りました。

話続きにします。

(写真・・チュウリップ・・かわいいでしょ!)



ウーちゃんの楽しみ

2006-04-27 | 嘗て我が家の猫達

ウーちゃんのために、缶詰もいろいろ買いました

そして、オヤツにと思って、喜んで食べる物をと
私、スーパーの中をぐるぐる廻って捜しました

ブタの柔か煮、うなぎの照り焼き、焼き鳥、などなど
美味しい香りで食欲のわくものを買ったのです

もう喜んで食べられれば、何でもいいと思っていました

柔らかいものは、そのままで食べましたが
少しでも硬いものは、食べて暫くすると吐くようになったのです

だからその頃からです、硬いものは、
私が噛んで柔らかくして食べさせました

食べる量は指先でつまんだ位、手の平に乗せて上げました
それを、ウーちゃんは嬉しそうに食べてくれました

私が食事の準備で、冷蔵庫の前に立つと、いつも変わりなく
ベットから、ゆっくり出てきて「オヤツ下さい!」と
私の顔を見て、鳴きます・・

その瞬間は、ウーちゃんにとって、とっても楽しみな、
嬉しい時、だったはずです

このウーちゃんの楽しみが、何時までも続きますように・・

話続きにします。

 (絵・・ハナミズキ・・さつき画)

缶詰も取り取り

2006-04-25 | 嘗て我が家の猫達

食事の量が、だんだんと減ってゆくウーちゃんの為に
私はお店で、ペットフードの缶詰を一つ一つラベルを見ながら

ウーちゃんが、今までに好んで食べた缶詰や
シニア用・幼児用・などなど・・全部一個づつ
喜んで食べてくれそうなものを選んで買いました

20個買えば・20種類と買ったのです

元気な頃には、同じものを続けて上げると食べない時
「贅沢言っちゃダメよ!」と叱っていましたが

でも、この頃は何でも食べられるものをと思っていました

私たちの食べ物は、少々無くても我慢しましたが
猫の食べ物のためには、どんなに忙しくても買いに行きました

「ウーちゃんのおやつを買いに行ってきます!」と
言っては、私忙しい中をスーパーに走ったものです

猫の為に・・バカだな~って思いながら・・・
でも・・やはり・・ウーちゃんが可愛いから・・そうしました。

話続きにします。

 (写真・・シバザクラ)

ウーちゃんと階段

2006-04-24 | 嘗て我が家の猫達

猫のウーちゃんは、元気な頃は
階段をピョンコ・ピョンコと飛ぶように弾んで
上がっていました

私はその後ろ姿を見ながら、楽しく一緒に階段を上がったものです

でもそれが・・だんだんと食事の量も少なくなり
体力も衰え、寝てばかりの生活になってから
階段を上がり下りするのが辛くなったようです

ウーちゃん、階段を上がる時・・私より前を上がっていたのが
私の後ろを上がるようになり・・時々休みながらになり
私が上まで上がっても・・まだ下にいたりして
上から呼ぶと・・ゆっくり・ゆっくり上がるようになりました

トイレも二階に一つでしたが、一階にもセットしました
二階に上がらなくても、トイレが使えるように

「いつまで階段が上がれるかな?」と、とうとう思うようになり
寂しい気持ちになりました・・話続きにします。

 (絵・・サクラ草・・さつき画)