先月の3月14日に、伊予灘で地震が発生し愛媛でも被害報告があります。
そんなことで、地震被害建物調査の依頼がこのところ続いています。
建物にひび割れ(クラック)が見つかると・・・当然のように不安になりますよね。
事前に写真や状況をお知らせ頂いていますので
調査する側としては、一般的な原因を予測しながら現場に出向きます。
予測される原因は、二つや三つはあるものですが
地震を直接の要因とする被害がある場合は、大震災といわれるものでないと想定しにくいことも事実かもしれません。
現場調査にて、症状等を観察しながら原因を探る訳ですが・・・
少しづつ、見えてまいります。
計画時の事、設計の事、施工の事、建物の歴史等々・・・
原因となる最初の一歩は、たぶん、些細なことで
「これくらい」とか「ちょっとした欲」みたいなものの判断が見え隠れします。
公平な目で、症状を説明することしか出来ないが・・・
それが、一番の信頼になるのかなと思う。