lab-じゅ・lab-や

「家づくり」の周辺で感じることを、建築士がなんとなくつぶやき解説しながら・・・自由に語るかも

より多くのヒトに-其の一

2007-12-21 22:41:27 | 家づくり

12-5:より多くのヒトに

2007年も、残すところ後10日になりました(汗;)。

ブログをはじめるぞ~!オー!って感じの勢いと・・・大丈夫かな?って不安を抱きながらスタートして1年目。

コメントを残してくれる優しい皆さん、ココに遊びに来てくれるだけの内気な皆さん(イルカナ)も、ありがとうございます♪(ペコ)

おかげさまで、何とかブログを続ける事が出来ました(笑)。

正直、こんなに皆さんの声が聞けるとは想像もしてませんでした(感)。

「家づくり」って楽しいんだよ♪って伝えたくって!って思っていたけど・・・そうもイカズに、脱線したり、批判したり、ワープしたり、日々反省の毎日でした(汗;)

日々反省って?B型にそんなことはあるはずも無く、一晩寝ないうちに忘れてしまう得な性格を笑って過ごしていました・・・

「より多くのヒトに」助けられた1年でありました。

ありがとうございます!これからも、よろしくお願いいたします。


バタバタと

2007-12-18 22:34:05 | 雑談

12-4:バタバタと

師走なので・・・一応、忙しい感じです(笑)。

ブログの更新も・・・あらら、そうとうにぬるい感じです。

忘年会?ほど良くあります(汗;)嫌いではありません♪いや~好きかも知れません(笑)

ぼちぼちやりますので・・・待っててください(ペコ)


森のかけら

2007-12-07 22:35:46 | 家づくり

12-3:森のかけら

Tate_2

森のかけら100

「世界中の木をみたい、触ってみたい」という材木屋の好奇心と「捨てるのはもったいない」というケチ根性から生まれた「森のかけら」。

世界中から集めた木を35ミリ角に加工して植物性塗料を塗りました。

一切着色はしておりません!!美しい輝きは天然のものです。

数ある中から100個を選びだし、解説書と豪華な桐の箱入りで販売しています。

自然の恵みに感謝しつつ、森のかけらを手に取り、お楽しみ下さい。

(森のかけらパンフレットより)

今日は、近所の材木屋(大五木材)さんの面白い試みを紹介します♪

「森のかけら」という響きになんとなく「天使が舞い降りた」感じをうけた私なのですが(笑)・・・材木屋という仕事柄、倉庫にはいろんな木が眠って(いやいや展示)してありまして、お客さんの好みで木々使い分けるわけなのですが・・・柱や床材の他にいわゆる一枚板なんかも沢山あるのです。

テーブルやイスなんかもオーダーで造ってくれたりもします。

で「森のかけら」の正体はというと・・・その残りもの、つまりのところ木っ端なのです。

加工場に転がっていると邪魔なゴミになるものですが、ひとつひとつをサイコロ状に仕上げ、磨き、塗装する・・・何の工夫もないのですが(汗;)自然の恵みを全身に受けた大木を余すところなく使い切る所がすばらしいです!

本物の木を触って、感じて、未来に伝えたいものです。

あるようでなくなる資源の一つは「家づくり」には欠かせない木なのかもしれませんね?

「森のかけら100」(100種)¥40,000-「森のかけら36」(36種)¥16,000-で販売しています。代理店が何社かあるのですが・・・インターネットで「森のかけら100」と打込めば、詳しくわかると思います。プロ・アマ問わず興味のある方はよろしくどうぞ!

あっと!買えとはいいませんが・・・このエコな取り組みに応援をお願いします♪


気ままに

2007-12-04 22:34:01 | 家づくり

12-2:気ままに

少しばかり、このところの記事はどうも尖った感じが出すぎているかな?(笑)

っということで・・・「気ままに」

毎日の生活が設計だと息が詰まることもあります。これは、並の人間だからこそ起こる現象かもしれません(汗;)。才能があると、湧くようにいろんなカタチが見えるのかも知れません・・・が私には持ち合わせが無いようです(笑)。

で、こんな時には「気ままに」歩きます♪

普段は、車でサーっと通りすぎる道をゆっくりとゆっくりと歩きます。時々は、路地に入り込んで更に遠回りもして見ます。

雑貨屋さんに入ってみたり、本屋さんでトイレ借りたり・・・新しいお店がオープンしたとか、店の面構えを見たりとか・・・

目的がもともと無いので、疲れたら休むし、何も起こらなくても、何も無くってもかまいません♪

それでも、目を凝らして街並や建物やデザインやらを勉強した方が身になるのかな?なんて優等生な感じの気持ちも燻ぶるのだが・・・今日はやめておこう!

今日は「気まま」にする事が必要なのだ。


気持ちの無い家づくり

2007-12-03 22:12:54 | 家づくり

12-1:気持ちの無い家づくり

前回、「子どもがなりたい職業」として憧れられる様な仕事をしましょう!なんてことのメッセージを残したわけですが・・・

今日の「家を取り巻く環境下」において、あまりにも良いとは言えない状況です(涙)。

施主は1円でも安いほうが嬉しいだろうし、造り手は予算に見合ったやり方で無いと赤になります。お互いに、家の適正価格を知っていればのこその決断ならば問題は差ほど無いのでしょうが・・・

お隣の奥さんやハタマタ営業さんに「この家幾ら掛かりました?」見たいな質問や「坪お幾らですか?」みたいな計算は簡単に出来てしまうのです。造り手はというと「このやり方の方が儲けが良い」とか「簡単に施工出来る」という、コレマタ算盤を弾いてたりする・・・

それでも、お互いによければ良いんじゃないの?ってな感じですが・・・慢性化することは恐ろしい(怖)のです。いつでも何処でも簡単に答を出してしまうのです。

お金意外に共通点の無い家となって・・・

「気持ちの無い家」の出来上がり~っというわけで(汗;)、そこに住む家族とそこで育った子ども達に一抹の不安を感じずにはいられません(困)。

って、施主と工務方ダケが悪いイメージですが・・・中間の立場にいるはずの設計事務所までもイカガワシイのが時々ハビコッテいます(困)。見えないところの仕様変更、バックマージン、キックバック・・・悲しくなります(涙)。

なんだろ!この感じ!「家を建てる時代」から「家を買う時代」へとシフトダウンしたからでしょうか?なんて悲しすぎる話もあるのですが・・・

ひとつだけいいことを教えてあげましょう!

この業界で、設計事務所の力(権威)は絶大なのです。ヒモ付きで無い限り絶対です。元々、施主より(ミカタ)なのですが、信頼関係が気づける様だと「鬼に金棒」的な存在に成り得ます。(こういう現実を書くことも悲しいのですが・・・見極めは必要)

なぜならば・・・この私が工事を止めた回数が過去に3回あります。現場監督さん以外の人を一度排除します(ヤリスギ)。職人さんも下請けさんも、どんなケツカッチンの工程があろうとも帰ってもらいます(笑)。これが出来るのは、設計監理者のみなのです。

おっと、話がそれすぎました(汗;)

「気持ちの無い家づくり」には問題が多く潜んでいるのです。という事が言いたくて・・・