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「家づくり」の周辺で感じることを、建築士がなんとなくつぶやき解説しながら・・・自由に語るかも

坪単価にゆれるココロ

2010-04-30 23:17:57 | 家づくり

坪単価にゆれるココロを鬼にして・・・

冷静に考えることがあなたには出来ますか?(笑)

坪単価方式には大きく2つのマジックがあります

先ずは、面積(㎡)×0.3025=坪数となるルールを理解して欲しい・・・同じ間取りでメーターモジュール100㎡(30.25坪)は910モジュールで82.81㎡(25.05坪)となります

その差は5.2坪・・・その分だけ工事金額は増えますがゆったり感も増えますし

逆に、後ひと部屋増やせたと思う人もいらっしゃいます

で、最初のマジック・・・面積なのですが、

延床面積で計算と思いきや、施工面積という便利な言葉が(汗;)・・・そこには

ポーチ面積やバルコニー面積や吹抜面積やロフト面積も含まれる場合が大半です

壁の無いポーチやバルコニーも床の無い吹抜も天井の低いロフトも全ていっしょく茶になっているのです

この部分・・・一般的な部分の坪単価の1/2位の予算で試算できる。

逆算になるのでわかりにくいのですが・・・

「やたらと坪単価の安さを謳う会社」と

「建築基準法の延床面積の坪単価を基準とするお人好し系の会社」とを比較してみるとオモシロイ結果が見えてくる

2つ目のマジックは次回に・・・


間取りを見直してみる

2010-04-30 06:42:23 | 家づくり

「家づくり」を夢心地でスタートし、ある程度なっとくのいくプランが出来上がった頃

見積金額をみてビックリ!する方は大多数を占めます(笑)

最初にすることは、電卓をたたいて計算ミスを探しますが・・・パソコンで作られた見積書にはそんな落ち度は残念ながらありません(泣)

あるとすれば・・・単価ミスや数量ミスがいいところ

それに、この手のミスは十数万位までなら工務店がかぶってくれます(笑)

仕様を落すことも考えるのですが・・・わかるのは、精々、システムキッチンや洗面化粧台といった目に見える住宅設備で、後は、チンプン?カンプン?なのが一般の方です

思い切って、丸ごと値引き交渉も試みるのですが・・・仕様に不安が芽生えます(困)

出精値引きという最終交渉もありますが・・・値引き交渉後では期待感も薄らぎます(笑)

私の経験では・・・予算に対して1割~2割増しの見積なら、多少の仕様変更や施工努力でカバー出来ると思いますが・・・

さすがに、それを超えると・・・(汗;)

「間取りを見直してみる」という行動が必要になります

こう言うと、凄くマイナスなイメージになりますし、気持ちもダウンしそうです・・・

一度決まった間取りを作り直すとなると労力もかなり必要でしょうが、

コリ固まった「夢のマイホーム」のコリをほぐす治療が必要なだけなのです(笑)

そこには、本当に必要な「家(家族)のカタチ」が見えてくるものなのです


マニュアルで建てる?

2010-04-26 15:37:50 | 家づくり

マニュアルで建てる・・・と

私が言うのもなんですが結構いい家が建ちます(笑)

大手のHMさんあたりのやり方がこの「マニュアル」なのです

施主側と施工側の両面からみた、クレームや失敗談、施工性、経済性などの問題点を次回に繰り越さない方法で施工します

ですから、年々完成度が高くなる訳です(汗;)

言い方を変えれば、不可が極端に少ないのです(笑)

イメージ的に、クラスにひとりはいた抜け目の無い頭のよい子かな~

それはそれで、憧れたりする人もいる訳で・・・私めには勝ち目が無いかもしれません(汗;)

それよりも、もっと泥臭いほうがお好みの方は・・・是非♪♪♪


申し訳ないのですが・・・常に80%の出来です(汗;)

2010-04-25 21:39:46 | 家づくり

077こんなこと書くと・・・

先に、「家づくり」のお施主さんとなられたお客様には叱られそうです(汗;)が・・・

引き渡した瞬間から、いやいや、もう少し前からかもしれないです(汗;)反省や後悔など・・・沸々と沸いてきます

勘違いしないでくださいね?(笑)

「もう少しこうすれば・・・」みたいな思いや迷いが芽生えるのです

ですから・・・残りの20%は「次ぎへの意欲です(笑)

予算とか技量とか要望にも左右されるんでしょうけどね♪

こう考えると・・・後回しの方が、良くなる様な気もしますが

全てはタイミングといいますか・・・エンドレスな感じ(笑)

イイを極めるには、常にイイを目指して、イイ密度を上げることが大切!ですね(笑)


ザックリと間取る

2010-04-20 21:35:48 | 家づくり

ながいスパンで「住まう」を考えると、

あれもこれもと考えていたこだわりは随分とスッキリはしないだろうか?

こんなこと言うと、

たぶん一生に一度であろう大イベントに水を差すかもしれない(汗;)のですが・・・

最終的に、どうしたいかは本人が決めること

大切なのは「引いた目でみることも時には必要」ということなのです。