lab-じゅ・lab-や

「家づくり」の周辺で感じることを、建築士がなんとなくつぶやき解説しながら・・・自由に語るかも

こんなんがあったらいいよね

2008-09-12 22:22:51 | 家づくり

こんなんがあったらいいよね

微妙に方言が混じってる気もしないことも無いのですが・・・たぶん分かってイタダケルと思います。

『こんなんがあったらいいよね』って

「家づくり」の打合せの最中、何処やで聞かれるフレーズです(笑)

聞けると非常に嬉しいし、だいたいモノゴトが良い方向に進んでいます(笑)

が・・・

それは、とっても面倒な事であったり、少しばかり予算を圧迫したりもします(汗;)

そればかりか、普通でなかったり、難しかったり、夢のような話の場合もあります。

それでも・・・

『こんなんがあったらいいよね』を『カタチ』する。

そういう「家づくり」がしたいし、カッコイイとおもう。


お客様がすべて

2008-09-11 21:47:36 | 家づくり

お客様がすべて

「家づくり」において、施主は絶対である。

なぜならば、何だかんだ言っても費用の全てを負担することになるからである。

ですから、YESマンになりさえすれば、施主の思い通りの家は建ってしまうのです。

バブリーな時代には、こんな営業をする御方もイッパイいらっしゃいました(笑)

いまだに、いないことは無いけど、ロクな家にはなりません。(キッと)

現実から言うと、予算もあるし、法規制もあるし、構造体力も必要だし、世間体もあるだろうし、損まですることは無い・・・

「お客様がすべて」と言いながら・・・片方では、チャンとコントロールすることも忘れてはならないのです。全てはバランス感覚なのだと思います。

「出来ません!」とは言いたく無いが、代替の方法や提案をすることは大事なことなのです。

それでも、忘れてはならないことは・・・

そこに、施主が住み、その家族が集い、仲間が寄り、生活し居ずく、という事実を、カカワルほどに知ること。

なぜならば「家づくりはお客様のすべて」なのです。


3年目の色

2008-09-10 21:35:59 | 家づくり

3年目の色

今日は、3年ほど前に設計をしたお家に寄って来ました。それまでにも、何度となくお邪魔してましたが・・・

やっと、「3年目の色」になりました。って何が?

無垢の杉板のフローリングであります(ケロログンソウフウ笑)

あんまり、綺麗に「あめ色」になってるのでワックス掛けを何度か?なんて質問したら

笑いながら「雑巾掛けをするだけですよ~♪」って、あっさりした返事だった。

無垢材だけに、冬は目が開くし、夏は目が詰まる。

調湿効果は思ったより凄く、何より快適な状態をキープしやすいそうです(納)

多少のキズも出てますが・・・それは子供の成長のようなものです。

3年経って予定の色になりました。ただ設計者の勝手な予定だったのですが・・・

「3年目の色」は「そこにある温もりの色」でした。


どっちの領域だろうか?

2008-09-04 22:03:54 | 家づくり

どっちの領域だろうか?

簡単に造ることも出来る」と言ったり「難しく造ることも出来る」といったり・・・

自分でも理解しにくい感じではあるのですが、

今の「家づくり」で、決定的に欠けているものが「手間暇」であるような気がします。

どこに「手間暇」をかけようと個人の自由なのですが・・・

とにかく「手間暇」を惜しんだ「家」は数多く建ちます。そこが問題な感じです。

コンセプトや企画、商品開発に力を入れるのも正解だろうし、現場での職人技もそうだろうと思います。

さてさて、

「手間暇」は、「簡単に造ることも出来る」と「難しく造ることも出来る」の

どちらの領域に属すると当事者たちは考えるのでしょう?


難しく造ることも出来る

2008-09-03 22:41:06 | 家づくり

難しく造ることも出来る

え~♪前回の「簡単に造ることも出来る」の間逆な感じです(汗;)

が、今日は造り手の話です。

今時、ワザワザ難しく造る必要はありません。とは言っても、各種職人さんの世界ではホントに難しく造る人もいるかもしれない・・・と思いながら、

大抵の場合は、難しそうに伝えてるだけでして・・・予算や報酬が見合うだけのものならば普通に出来る場合が多いものです。

それは、

「難しく造ることも出来る」では無くて「難しそうに交渉し造る」が正解!

なぬ?予算?報酬?聞き捨てなら無い(怒)?