住みたい街
家を建てるとなると、ご近所さんとのお付き合いも始まる訳で・・・
それも、住み始める前からそれなりのお付き合いが必要になります。
なんて書くと、覚悟みたいな意思表明がいりそうですが・・・
工事が始まる前には、現場監督さんとご一緒にご近所にあいさつ回りに行くものです（笑）
先日、引渡しのあった現場では・・・町内会あげて、色々とご協力いただきました（笑）
工事車両が道路をふさぐ事もシバシバ（汗；）でしたが、皆さん勝手に遠回りをして家を行き来してくれました（笑）
公園の空き地に駐車する車両があれば・・・子供たちが遊ぶ所、危ないので、家の駐車場を（タダ）で使えと申し出る店主。
そこにあるのは、お互い様と街に向かえ入れる気持ちとがイッパイです（感謝）
うるさかっただろうに・・・邪魔になっただろうに・・・洗濯物も干せない日があっただろうに・・・日当たりも・・・見晴らしも・・・
などと考えるのだが・・・
「住みたい街」と感じずにはいられなかった。
そういえば、ココで暮らす子供たちはいつもニコニコ顔で挨拶してくれる。たぶん、この街が大好きなんだろうと思う。
３トップがこけた
昨日、県内のゼネコンさんが破綻した。
ここ数年で、県内の３トップがこけたのである。
最後の砦だっただけに・・・（苦）
ゼネコンさんだけに留まらず
住宅屋さんも数社、いやそれ以上に姿を消したのある
こんな不況の中、先行きが不透明である（汗；）
こういう時は、かなり前からウワサが業界中を走り出します。
私の感覚では、異常に値引きする会社、普通にありえない安価格設定、やたらとＣＭを流す会社、そしてヤッパリ、クレームの多い会社は、ズバリ壷に入ってしまいます
って、業界話の他人事ではない・・・のですよ？
一般の方は、この建物のメンテは誰がしてくれるのだろう？保証はどうなってるのだろう？なんてこと、誰に言えばいいのかすらもわからない？なんてことに・・・大体のところ一晩で知らないうちにそうなってしまっている
ネームバリューや看板の大きさだけで選んだりしたヒト、感じの良い営業マンに進められるがままに決めたヒト、何より値段勝負で決めたヒト・・・
その選択肢はそれぞれに間違いなかったことと思いますが・・・それもひっくるめて自己責任なのです
が、数々の打算的な考えを悔やむよりも・・・確実な方法がひとつありました（笑）って過去形だから役には立たないかもしれませんが、
「チャンとした技術」で「正しい施工」が行われているのであれば・・・これから先はお世話になることはホントは少ないのです（笑）
そういう「目」を日頃から持ちたいものです。
わざわざ
昨日の「震度７でも大丈夫？」のつづきです。
その前に・・・
近年の凄まじい震災にあわれた世界中の人々に、不愉快な表現があればお許し下さい。
それでも、言いたいことは・・・
法律上、「大丈夫だよ」というような、「曖昧なルール」が「あたかもベスト」であるかのような言回しをし
その響きを上手く利用して、生業とする人たちがいること・・・
残念でなりません。
が、わざわざ法律化することで安心することもあったりする訳で、理論的には大丈夫ということなのだろうか？
反面に、経験値を無視し杓子定規な計算だけに頼ることは、均一化も致しますが・・・バラツキ（はずれ）も生まれるハズ
そう考えると・・・「法律を使うヒトしだい」という事になるのだが（汗；）それがまた・・・
つづくカモシレナイ・・・
震度７でも壊れない？
「震度７でも壊れない？」って、質問をお客様からよくいただきます（汗；）
この仕事してたら、よく耳にするフレーズなのですが・・・これが意外と困り者なのです。
一応は、100年に１度と言われるような大地震にも、倒壊は免れるほどの強度を計算することも出来るようですが・・・
１棟１棟を揺すって確かめるわけも行かず
お隣のビルがもたれかかって来るかもしんないし、瓦礫が飛んでくるかも
裏山が土石流をおこして流れ込んでくるかもしれませんし、地盤ごとさらわれるかも知れません
なんて考えてしまうわけで・・・つまりのところ、計算上はその様に（汗；）
壊れないのではなく、全倒壊防止が考えられるのであって、ガラスが割れたり外壁にヒビなんかも入ったりします、もしかしたら、傾くこともあるかもしれません
大丈夫？なのは、家のほうでは無かったりして・・・それでも命だけは守りたいのですよ（汗；）っと考えて頂けるとありがたいです
ちゃんと言えるのは、
「壊れるにしても、ねばり強く、じわ～っと崩れるので、慌てず落ち着いて非難してください」
って言うことなのですが・・・つづく
はじめのしるし
前回は「のこすことの」大切さを伝えたかったのですが・・・（汗；）
今回は、スタートの記念事業？をご紹介します（笑）
←の点々（？）なんだか分かります？
そう！子供の足跡です。
階段の小窓に取り付けた「シェード」に足跡を付けてみました。
もちろん、お施主さんのお子様の足型なのですが・・・
家を建てよう！と思い立つ一番の理由は、やはりのところ「家族の誕生」がきっかけとなることは間違いないようです。
打合せ中は、抱かれたまんまでミルクを飲んでた赤ん坊も、完成する頃にはヨチヨチ歩きが出来るようになったりするもので、成長の早さを実感いたします。
打合せのこと・現場に度々寄った日々のことは、記憶に残っているかはまだまだ確認できませんが・・・
チャンと、「はじめのしるし」だけは遺しておきました（笑）
チッチャかったけど、チャンと家づくりに参加したアカシ（証）を遺したいのです。
