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連日のように、新国立競技場建設費問題でTV等を騒がせている。
私のような個人事務所の取扱物件とは桁が違いすぎて、思考回路が麻痺してしまいそうだ
自論だが・・・
初めての物を使うとか、初めての大きさに挑戦することは、特に難しい
そこには、どうしても安全率を考えた生産となってしまう。
わかり易く言えば、経験上のこれまでより1㎡広いガラスをはめ込む作業の場合、
生産の工程や運び込み作業の工程で割れたり、竣工前のダメ工事分の、
いわゆる保険をかけた価格になり易い
ましてや、日本人のキッチリ造る性格が建築費を押し上げている。
こうなると、中々、金額は下がり難いのが、一般の建築でも同じなのである。
聞く所によると、トイレには自動で血圧が測れたりする設備や
全席、タブレットから飲み物が注文できたり、見たいアングルからの映像も見れるらしい
こういった設備は、予算から見ると大した金額ではないかもしれないが・・・
税金で賄うとなれば・・・
トイレの待ち時間を考えると無駄!長い行列が想像できる
タブレット端末からの映像を家で見ることも可能でしょ!という意見も出てきたりする。
さてさて、今、必要なのは・・・整える人、「コーディネーター」ではないだろか?
どんな大会にしたいのか?どんな会場が選手・観客にとってよいのだろうか?
今のところ、工業技術国日本ばかりが目立っているが(見本市)・・・
日本人らしさ、おもてなし、など、考えてみる必要もありそうだ。
このままでは、税金の無駄遣い!と揶揄されて負の遺産となるかもしれない
2500億の使い道には、
東京でする必要があるの?東北ですれば復興予算になったのに・・・と感じ
広島ですれば、全世界に平和憲法をアピールできるだろうし
などと、想像も出来ない金額に思いをはせる(笑)今日この頃・・・