里山暮らし

千葉の里山での 小さな村の四季の風景や畑仕事の記録です。

落花生の救出

2015-06-26 18:00:05 | 日記
 夏草の蔓延り方が物凄い勢いです。
 梅雨前に草を取って耕して蒔いた落花生、蒔いた後にテグスを張って烏から守って、漸く伸び始めたんです。ところが梅雨に入って草が伸びる伸びる、落花生がすっかり草に埋まってしまいました。
 梅雨の晴れ間の2日をかけて、救出にかかりました。先ず畝の間の、蛇草やアカザ、スギナ等を刈払い機で刈って退かしました。刈った草は畝の間一杯になるほどでした。畝の落花生の根元や株の間の草は、土寄せしなら、手で抜きました。
 刈った草は土寄せした畝にマルチとして、なるたけ根を上にして被せておきました。草にも少しは為になって貰います、腰を痛めて大汗かいたんですから。
 
 落花生が一段落したんで、皆からは少し遅くなりましたが、大豆を蒔きました。青豆、黒豆、それに小糸在来の3種類です。
 大豆は芽を出すとき、子葉が地上に先ず出て来ます。山鳩がこれを見逃さず、こっちの端から向こうまで啄ばんでいきます。確かに蒔いたのに芽が出ない、事態になります。それで纏めて蒔いて、ネットで覆っておくんです。子葉が開いて本葉が出始めたら、畑に植えてやります。
 何百本も植えますから、腰は痛くなるし大変なんです。鳥には敵わないんで仕方がありません。

 1回目のトウモロコシの髯が一寸色づいてきました。そろそろ鳥避け、獣避けをしないと収穫が無くなります。鳥避けネットを掛け廻すことにしました。
 実は去年まで痛い目に合わされ続けてきました。そろそろ実った、明日は収穫と言う夜にめちゃめちゃに遣られたんです。一応ネットを掛けてはいましたが、一重だったんです。
 去年は細いテグス状の糸の防鳥ネットを地面との隙間無しに張りました。その外側に割りとふんわりと同じネットを張ったんです。どうもそのネットに引っかかったようで外側のネットが引っ張られていました。その所為かトウモロコシは無事で、ハクビシンだかマミだかは、細い糸のネットが引っ掛かるのが嫌だったようです。今年も上手く行ってくれると良いんですが、
 それで今年は内側は確りと2重に張って、外側はフンワリと張りました。このネットは烏の奴も防いでくれます。
  
 周りの畑の皆より少し遅れましたが、ピーマンや茄子が成り始めました。皆は専門家が作った苗を買ってきて植えますので半月ばかりどうしても遅くなるんです。
 マルチのフイルムを張って、少しは夏草を防いでいます。フイルムの外はやっぱり草が蔓延ってフイルムを乗り越える勢いです。草取りは手を抜けません。
 
 西瓜がやっと花を着けました。苗屋さんのような接木苗ではありませんが、自家用で数個の収穫を目指すのには十分です。烏や獣対策は収穫できるようになる、あと1月ばかりの間に考えることにします。 
 
 南瓜も土手上に蔓を伸ばしてきて、文字通り土手南瓜になってきました。雌花も幾つか見えてます。ウリバエ共の猛攻を凌ぎ切りました。こうなれば大丈夫です。向こうの畑のNさんに上げた苗は、幼い内にウリバエにやられて葉を食い尽くされいじけてしまいました。最初が肝心です。
 胡瓜は育ちが早く、もうかなり採れるようになりました。採れ始めると一度に沢山成って、どうしても食べ切れなくなります。漬け物にも色々しますが、やっぱり余って笑われてます。
 
 畑には前に植えて、種がこぼれ野生化している花があります。ペチュニアはあんな細かい種なのに、ここの蛇草なんかの兵に伍して大きな株になってます。見かけによらず強い、
 その他はバイオレットやジニア、ダリアなんかも頑張ってます。刈払い機を振り回す時は、出来れば幾株かは残すようにしてますが。
 取っても取っても無くならない所謂草も、花は見事なものがあります。この青紫はどうですか。雨模様の今の時期に一番映えます。草としてはしぶとく手を焼くんですが、花を見ると手が引っ込みます。
 
 雨模様に映える花をもう1つ。梔子です。大きな厚い白い花弁は細い雨に濡れてしっとりした美しさが引き立ちます。甘い香りもしっとりとしたこの花の魅力を盛り立てます。
 
 ヒグラシが鳴きました。ホトトギスも未だ健在です。梅雨はこれからが本番です。
コメント
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