里山暮らし

千葉の里山での 小さな村の四季の風景や畑仕事の記録です。

また 台風です

2019-10-11 14:28:30 | 
 台風19号が来る前に もうこれ以上壊されないように、と 里山の家に行ってきました。 途中のガソリンスタンドやスーパーは 車が押しかけて道が混んでました。この前の15号で痛めつけられて、水や食料に不便した人達なんで、身につまされて 風の来る前に手当しようと走ったんです。いつも給油するスタンドは 午前中にもうガソリンが無くなったか、営業できなくなってました。タンクローりーが来るまでの一時営業停止みたいでした。スーパーではパンの棚は空っぽ、カップ麺なんかも棚板が見えてました。
 
 家の屋根は 前の家のお兄ちゃんの手が空くまでは 今のままで瓦に頑張って貰わんといかんのです。強い風が 又来るようなんで 閉められる雨戸を全部閉ててきました。これ以上手は打てないんで 確り閉めて帰ってきました。こっちは東向きの廊下です。この前の嵐で吹き千切られて吹き込んだ竹や木の葉、草の葉が戸袋に溜まってました。

 来たついでに 落花生の畑に回ってきました。この前設置した電気柵は 電源が 台にしていた缶から吹き落とされてましたが 電気は行ってました。それでも かなり穿られ食われてます。種だけでも採れないかと 幾株か抜いてみました。根元の肝心な所は食われており、先っぽの方に成った莢が 幾つか残ってます。
 抜き始めたら すぐ頭の上にカラスが飛んで来ました。目敏いもんです。こいつも大敵なんですが 台風前の気が急く時でしたんで、早々に引き上げてきました。捥いだ豆はほんの少しですが 1回分の茹でピーにはなります。 

 前の日に ベランダの月下美人が1輪だけでしたが 咲いてくれました。台風が来る前に咲いてくれました。株は大きくなって 部屋には取り込めないんで ベランダで嵐の蹂躙に堪えてもらうつもりです。

 台湾蘭の素心は 帰ってきたら 咲いてました。鉢を取り込んで行ったんで 咲くのが早まったようです。キーを打っている頭の横に居て 仄かな、奥ゆかしい香りを送ってくれてます。

 アパートの方は 穏やかですが、里山の方は 前の台風の酷さが かえってって目立つように思います。捩じり折られた木々の葉が枯れて目立つようになった所為も有ります。荒らされた屋敷の現状を記念に撮ってきました。
 小屋の奥の山に有った 大木です。この大きさでは 手に負えないんで 自然に片付くに任せます。

 もう どうしようもなくなった小屋です。小さい耕運機や刈払い機、チエンソーなんかや、焼いた炭や芋なんかを転がしていたんです。機械はOさんの小屋に避難させてもらってます。倒すしかないんで 手術で生き残って帰ってきたら 片付ける積りです。
 
 前庭に仮置きした 榎の大木の残骸です。倒れる時 電気や通信線を切り、電柱を傾けた奴です。葉っぱが枯れてきて もう燃せます。見っとも無いんで早く燃してしまいたいんですがね、


 大きな枝を捩じり折られた栗です。根元に積んで置いた 椎茸の榾木を吹っ飛ばしたんで 大枝を退かして 榾木を引っぱり出して 立ててやらねばなりません。折れた枝に残った葉っぱも 枯れてきました。

 金木犀の大木も主幹を折られました。今年は今迄 金木犀の香りに気が付きませ。家の木だけではなく この辺の木は花が咲かなかったんでしょうか? 

 団地の方も金木犀は香りません。いつもの年は 公園の金木犀の下には 敷いた様に黄色の花が落ちるのに、皆吹っ飛ばされたんでしょうか?

 今年は わたくしには大厄年になりました。来週の手術で 厄を掃えたらうれしいのですが、そうなるように期待します。

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