里山暮らし

千葉の里山での 小さな村の四季の風景や畑仕事の記録です。

棚田に水が入りました

2022-04-09 12:57:56 | 

 一昨日上がって来る時、道の下の棚田に水が入ってました。蛙がコロコロと鳴き交わしていて 山側の藪には鶯、梢からはメジロの囀りが、春を謳歌してます。

 Kさんに聞いたところ 早苗は3寸ばかりに育ってきているそうです。田圃は水を入れ 粗掻きを終わったと言ってます。

 田圃の横の山は 桜が散って 芽吹き、山動く、の時期になりました。

 棚田の道、山側にブルーの花が今年も見れました。ホタルカズラ、蛍蔓、です。伸び始めた草藪に一際目立ちます。

 5角形の整った形です。園芸品にもあんまり見ない 見事な花です。この辺りは 部落の草刈りや 市の清掃業者による刈り払い清掃で刈られる所なんで いつも心配してますが 今年も生き残ってくれてました。(記事の写真は クリックして頂くと拡大し、見易いです)

 一寸上や 横の藪に 浦島草が奇妙な花弁の中から 長い糸を伸ばしていました。糸は雌蕊かと思います。秋には剥いたトウモロコシの実みたいな形に朱い実をびっしり着けて ジョウビタキなんかの小鳥に好まれる実になります。

 家の藪にもあっちこっちに出て来ます。花も実もかなり変な形です、実は毒なんだそうですが ジョウビタキは好んで啄んでます。

 道と山の間はU字溝が有って 山際は菫の叢が続いてます。その上の土手になってる所に 蛍蔓が居ます。

 キランソウも居ました。地獄の釜の蓋の別名が有るようです。良い気候になって地獄の釜の蓋も開く意味なんでしょうか、

 筍が出て来てます。孟宗のでっかい奴です。昨日の朝 裏に出て来たのを 掘って、故郷の姉と兄に送りました。出盛りの椎茸も入れ 春の挨拶代わりです。

 村の仲間の じゃが芋の芽が出てます。一番早く植えたKさんのは この前の遅霜で 葉っぱの先が焼けてます。少しの違いで影響が出たり出なかったり、でも この時季の霜焼けは 芋にとっては大丈夫、影響はありません。

 色々蒔いた菜っ葉やなんかは皆芽を出してきました。ベランダの苗も伸びてきました。草も延びてきます、忙しくなります、  


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