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スクリューバックのG-SHOCKを買う

2022-12-03 16:18:40 | 服/カバン/時計/小物/日用品

DW-5600E-1を購入してからというもの、頭からG-SHOCKが離れません。G-SHOCKはいくつかのシリーズに分かれて数多くの製品がリリースされており、その構造や外見的なデザインなどを見ているだけでも飽きることがないです。

出典: https://www.casio.com/content/dam/casio/product-info/locales/jp/ja/timepiece/product/watch/D/DW/DW5/DW-5600E-1/assets/DW-5600E-1_Seq1.png.transform/main-visual-pc/image.png

すでに一番基本的なモデルであるDW-5600E-1を手に入れているので、同系統のモデルとして一つの完成形と言えるであろうGW-5000U-1を購入してみました。

出典: https://www.casio.com/content/dam/casio/product-info/locales/jp/ja/timepiece/product/watch/G/GW/GW5/gw-5000u-1/assets/GW-5000U-1.png.transform/main-visual-pc/image.png

G-SHOCKをよくご存じない方からしたら、前掲の二つの時計のどこが違うのかなど、間違い探しゲームようなものかも知れません。しかし細部までよく見ると、GW-5000U-1は実に完成度の高い製品に仕上がっています。

ステンレスケースとスクリューバックによる高い質感

出典: https://www.casio.com/content/dam/casio/product-info/locales/jp/ja/timepiece/product/watch/G/GW/GW5/gw-5000u-1/assets/GW-5000U-1_05.png.transform/main-visual-pc/image.png

GW-5000U-1の大きな特徴の一つはケースの作りでしょう。ベゼルは樹脂製なので金属を使っているようには一見見えませんが、時計を裏返すとスクリューバックのステンレス製ケースが使われていることが分かります。DW-5600E-1の薄い金属のパネルバックに比べると、DLC加工が施されているGW-5000U-1の裏蓋は非常に高級感がありますし、樹脂に覆われて目に触れづらいケースにもステンレスを使っているあたりは、所有する喜びを高めてくれるポイントと言えるでしょう。もちろん気密性や堅牢性を高めることにも寄与していることは言うまでもありません。

またさらに細かいポイントを挙げれば

  • 一見他の樹脂製モデルと変わらないウレタンバンドも、GW-5000U-1ではとても柔らかいバンドが採用されており、腕の装着感がとても心地良い
  • 尾錠も他の樹脂製モデルよりも大きめで質感の良いものが採用されている
  • 驚くことに日本製!

などもGW-5000U-1ならではの特徴です。これらに価値を見出せる時計ファンであれば、極端な話G-SHOCKはこのGW-5000U-1が一本あれば十分です。

充実した基本機能

細部から入ってしまったので、GW-5000U-1がマニア向けの製品という誤解を招いたかも知れません。しかし、このGW-5000U-1もGW-5x00シリーズなので

  • マルチバンド6:世界6局の標準電波受信による時刻修正機能(電波時計機能)
  • タフソーラー:ソーラー充電システムによる駆動
  • ワールドタイム
  • ストップウオッチ
  • タイマー
  • アラーム
  • 時報
  • LEDライト:設定により発光時間を3秒に延長したり、腕を傾けることで自動発光させることが可能
  • フルオートカレンダー
  • 操作音のミュート機能
  • パワーセービング機能:午後10時から午前6時の時間帯に暗所に置かれた場合に節電状態になる
  • ショックレジスト:耐衝撃構造
  • 20気圧防水

といったGW-M5610Uシリーズと同じ機能を装備しており、多くの方に便利に使って頂ける機能を網羅しています。

上位機種だからと言って、下位機種よりもスペックが上とは限らない

一方で、下位機種のDW-5600E-1にあって、GW-5000U-1にでは省かれている機能・仕様もあります。

  • アラーム機能
    • DW-5600E-1では指定月に毎日指定の時刻にアラームを鳴らすことができるが、GW-5000U-1では設定できない
    • 同様に毎月同じ日の指定時刻にアラームを鳴らす機能が省かれている
    • 同様に毎年同じ月日の指定時刻にアラームを鳴らす機能が省かれている
  • タイマー機能
    • タイマーの計測がタイムアップ後も、自動的に同じ設定でタイマー計測を繰り返すオートリピートタイマーが省かれている
  • 報音フラッシュ機能
    • アラームやタイマー機能などで報告音が鳴るタイミングで画面を点滅させる機能が省かれている
  • 軽さ
    • 樹脂ケースと薄い金属プレートのパネルバック仕様により53gのDW-5600E-1に対して、GW-5000U-1はステンレスケース仕様により74g

いずれも地味ではありながら工夫次第で便利に使える機能なので、こうした機能が必要な方はDW-5600E-1などの併用も検討した方が良いでしょう。

雰囲気の異なるダイヤル周り

また、機能面以外でもGW-5000U-1とDW-5600E-1にはいくつかの差異があり、特にダイヤル周りはかなり雰囲気が違います。

  • 液晶の色味:やや黄味がかっているGW-5000U-1に対して、青味がかっているDW-5600E-1
  • 液晶のフォントと配置:GW-5000U-1のフォントはDW-5600E-1よりも縦の線が太く、横方向に文字間隔が詰まった印象を受ける
  • 日付表示小窓のフォント:GW-5000U-1はドットフォント、DW-5600E-1は7セグメントの数字表示

こうした仕様一覧の比較だけでは知り得ない差異も考えあわせると、DW-5600E-1にも捨てがたい魅力があります。僕の場合は、DW-5600E-1の液晶画面の色味やフォント、ELバックライトの視認性(LEDバックライトはELバックライトに比べてやや暗く、画面の左右で明るさにムラが出る)、アラーム機能や報音フラッシュが気に入っています。GW-5000U-1を手に入れたことで、先に購入していたDW-5600E-1の良さを改めて知ることができました。

絶対に買って損のないGW-5000U-1

DW-5600E-1と比較しながらGW-5000U-1のメリット/デメリットをご紹介しましたが、確実に言い切れるのはGW-5000U-1の時計としての完成度の高さです。最初期のG-SHOCKであるDW-5x00C-1の系譜を引きつつ豊富な機能を身にまとって正統進化したGW-5000U-1はG-SHOCKファン以外でも満足できる逸品だと言えます。

 


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