ナカナカピエロ おきらくごくらく

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2012-07-15 00:07:04 | 日記


とりあえず、Meの引っ越しは完了しました。

全身疲労。あまりにも疲れ過ぎて、何もすることもあたわず。今日はMeのおごりで姉家族と寿司屋へ。食べ放題。まぐろ解体ショーもあって大盛り上がり。贅沢三昧、大人食い。

これで後、決済が済み、市役所で手続きすれば、晴れてMeは、一石一城の主となるのかと思って、壁を見上げると、なんとまあ、マリア様のように壁に架けられた、うーちゃん(亡き母)の遺影が。。。ハハ。。。

まあ、悪いことはできません。

後記

城というと連想されるのが、カフカ の「城」。「城」へ行こうとした男が、行けども行けども「城」にたどり着けずに錯乱していく様を描いた小説。

園子温 の「恋の罪」に出てくる城は、このカフカのモチーフを使っている。結局DVDを買ってしまった。「ヒミズ」の方が良いと言いながら。。。もちろん、その評価は変わらないが、往々にして、受けなかったのは、カラクリを映像に押し込みすぎて、メッセージ性が薄くなってしまうからだ。

大学講師で売春婦という二重生活を送り、「愛がないなら金を取れ!」というのは、金を出してでも愛が欲しいという逆説である。愛を求 めてさまよっても、さまよっても、愛は得られない。ここで「城」というモチーフが重なる。過剰な愛への錯乱。狂気に満ちた行為。底辺に流れている暗い川。ファザーコンプレックス、etc。。。。

誰でも愛への欲求を持っている。
コメント
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