本城陸上クラブは(市民ジョギングもあります)、「今より成長を目指して」が指導方針です、特に長距離は専門です。

「本城公園」拠点に小中学生から大人までのランニング活動チーム
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かけっこでオリンピックを目指す子

2016-10-18 | 心と行動
多くの選手を見てきたが、マラソンで優勝を狙うなら、女子なら小出監督、男子なら中山のような資質か駅伝をしていない人がよいだろう

小出監督は、現に有森裕子、高橋尚子を指導し、メダルを取らせた。

この二人に、駅伝での活躍はなかった

なぜなら、マラソンランナーだから

年中、マラソンの本番に向けたメニューをこなし、選考会や大会を戦ってきた。

さらには、夏のマラソンを戦うためのノウハウを熟知している

だから、冬のマラソンで結果を出さなくても夏には走る。

人間の身体も、夏と冬では全く違う性質を持っているのだ

いま、多くの学校が陸上をしているがそれを選ぶ権利は子供側にはない
学校には学区が決められているから

高校もそうだ

私立高校はどこでも行ける

そして、高校なら陸上の選択肢もいくつかは増える

ここで問題なのは、中学校の問題

学校の先生に、競技としての指導力があるのはほんの一握りということ

正しく、子供と向き合い、個人指導をする先生となるとほとんどいない

みんな、部活は学校団体生活の一部とした感覚だ。

だから、みんなに同じメニューで練習させ、落ちこぼれがいてもサポートできない、指導できない、いい言葉で応援できない。

現在、北九州に小学生クラブチームは、うち、LAC,RIC、すがお、大谷、他

小学生の頃の取り組みとしては、いろいろな種目を経験させることで中学からの可能性と体力をつけることにある。

勝つことに執着せず、頑張ることに目を活かせ、故障しない体つくりなどなど

その子らが、中学に上がり、いい指導者に巡り合うかは数パーセントだ。

短距離がしたいが長距離の専門しかいない、長距離が得意だが短距離の専門しかいない。

その内容にはさまざまある

1つ、最近疑問に思うのは、フルマラソンで活躍する選手、可能性のある子は学生時代にたいした成績を出せていないことである。

それは、長距離走の才能を見いだせない指導者のおかげだともう

主に、中学時代は、女子は800m~1500m、男子も1500m~3000mだ

ほとんど、短距離の速い子が結果を出す種目

世界でいえば、中距離種目という

この距離では、マラソンの才能は見えない

私のクラブでは、限界点を見つけるトレーニングをある程度練習がこなせるようになったら行わせる

そこで平坦しか走れない者、山に強いもの、下りが強いもの、長い距離が強いものなどなど性質が見えてくる。

そうすると、その子の得意分野の練習を入れると、成果を出すようになる

そこが指導者の力だと思う。

そうすると、その子に向かう方向性を示すことができ、得意分野を伸ばすことができる

今戦わなくても、いずれ距離の適正により逆転する時期がやってくる


その指標を与えてあげることが勇気をもって臨めるようになることである

現に、クラブの卒部生から実業団に行った子も数人いる

その、子らも最初はたいしたことはなかったが得意分野を生かしたのである

人生とは、人と人とのかかわりである

これまでに、数百人がこのクラブを巣立っていった

クラブの有意義性をみんなに理解してもらい、みんなで頑張れば、近い将来オリンピック選手が出ることになるだろう

いま日本に足りない部分に踏み入れて、まずは結果を出し続けることです

大事なことは、お金と権限を放棄すると真の部分が見えてきます。

その先に、大きな夢が待っているでしょう。



中学での部活で優位な部分

何があるだろうか?
とりあえず、中体連で決めた全国大会に出る勝ち抜き戦に出れることか?
しかし、そんなことは本来たいしたことではない。
今、競技会は毎週のように行われ、大会は困らない。
全国大会に行っても、それはその時だけの満足で一生「私は全国大会に行ったんだぞ}と言って回ることもないだろう。
高校進学のため?
高校の先生も見ている、どんな練習をして、結果がどんな感じか、それよりもその子の走り方や、フォームを見て決めるほうが多い。
いっぱいいっぱいの練習で高校に入っても、伸び悩んであきらめるのだ、まだまだ、心のできていない高校生なんだから。
一致団結して目標に向かう?
無理な過度な、練習により故障したりバーンアウトしたりする子も少なくない。
駅伝で勝ってもその時だけ、自慢して回ることはないだろう、その時期、その子の成長を見守ることができる指導者でないと。
部活でタイムの悪い子は決して楽しく走っていないことが多い。
自分には才能がない、頑張っても早くならないと考えるのが多い。
中学生で成功している子なんて、ほんの一部分だ。
陸上で仕事をするわけでないなら、正しい指導を受け、目標を作り、プロセスを経て結果を出す。
楽しくできる部分を残し、社会人になった時に、ワークライフバランスを走ることでとれるようになってもらえたら、うれしい。
無理な練習、追い込みをかけられ、罵声を浴び、怒られ、勝つことにだけ目標があるようなチームなら、それは思い直したほうが良い。
個人の力を重視し、個人指導のできない指導なら団体の指導もできない。
部活指導を私物化する教師もいる、自分の目標のために生徒を走らせるものもいる。
一部分ではあるが、それを選ぶ権利は、悲しいかな子供たちにはない。
学区で決まっているから
縛りのあるのが部活
皆さんの見解は?




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