本城陸上クラブは(市民ジョギングもあります)、「今より成長を目指して」が指導方針です、特に長距離は専門です。

「本城公園」拠点に小中学生から大人までのランニング活動チーム
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中距離走を強くなる

2011-06-03 | 中高校生陸上

中距離走と言えば中学生になった長距離の子達が最初に取り組む種目です。


800mや1500m


これらの種目の特性として、800mで例えると、


400mトラックを2周走る

中学生の男子で2分ひと桁、女子で2分20秒位で走ると県の中でも上位に入ります。

全国クラスになると男子2分以内、女子2分15秒以内位で走ります。

長距離のフォームで走る種目としては限界かそれ以上です。

トレーニングも2種類に分けられ、短距離的練習と長距離的練習です。

どちらも、究極は変わらないと思いますが、それぞれの持ったスピードが最後はモノを言

うようです。



走り込んで走る種目ではないようですが、その中で獲得しなければいけないモノは



「最大酸素摂取量」の向上です。


まあ、器の大きさと考えてもらえればよいです。

まずは入れる容器を大きくして、それから入れていきましょうというものです。

入れるものはスピードだったり、ペース走だったり、タイムトライアルだったりその他い

ろいろなトレーニングが入ってきます。


次に、「ペース感覚走」

これは実に速いペースになってきますが、中距離におけるペースです。

中学生の女子だったら400mを65秒では練習でも走れないと全国大会にはいけないです。

男子は練習で400mを56秒で走りたいですね。

スパイクははかないで行います。


そこそこ、スタミナの付いて子なら、1500mだとおおよそ、800mの持ちタイムの2

倍で走れます。


練習では1000mを練習で走ったタイムが本番の通過タイムとなります。

そのための練習を800m×3から5回、400m×5から10回、200m×10回


この練習を2個、1週間に入れて組み合わせていきます。

同じ練習を入れない、長い距離から短い距離にするなどです。

週に一回はTTを入れて感覚を身に付けます。

イーブンペースで走ります

ラストスパートは必要ありません。

そして、つなぎはジョグ

このジョグで疲労を取り次の練習をこなせるようにします。

体調によりジョグやポイント練習を入れ替えたり先延ばしにしたり、休養したり、調整します。

やりすぎると疲労がたまったり故障したり、疲れが抜けなくなったりします。

自分の体を大事にしましょう。

痛みに向かっていってはいけません。

苦しみに逃げてはいけません。

その違いをしっかり理解して取り組んでください。


私ですら、50歳を目前に800mを2分10秒で走っています。

正しくトレーニングを行い、適切な指導の下訓練を続ければ成果は上がってきます。

当然、フルマラソンを主体として年7回のフルマラソンに参加しながらです。

努力は裏切らない!


低い目標ではなく、「高い志」を持って取り組めば、中くらいの志はすぐに達成できます。


例えば、中学生の大会に参加標準タイムというのがあります。

これを目指しているうちは超えることはできません。

この先にあるところを目指してこそそこは「通過点」となるのです。

ゴールを目指すのではないのです。

あくまで、そこを通過して行くという感覚を持って取り組んでください。

意識が変わります。

妥協もしなくなるでしょう

体調に合わせてできるようになります。

地道な努力ですが地力が付いてきます。

安定した結果がでてきます。

ここまでくれば後は切れるまでの粘りです。

安定している時は記録は停滞していますがすごく成長しているときです。

見えない力が働いています。

もう少しの我慢です。

頑張ってください。

条件が合えばスコーンと記録が出ます。







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