続・黒柴ひめちゃんの葛塚村だよりⅢ

上野国山上・葛塚城堀之内に住んでます。ひめちゃんとおかあさんの見て歩きです。時には遠くにも出かけます。

新田義貞の記憶・駒繋ぎの松

2024-06-03 19:53:42 | 新田紀行

晴れました

今朝は、タバサねーちゃんも一緒にお散歩です。

ご褒美下さいな

用を足したタバサねーちゃんは、先に帰ります

 

ひめちゃんは、堀之内を西に出ます。

諏訪神社前で、どっちへ行こうか

あれ、いつか見た黒柴の男の子です

神社向こうの高台を歩いて行きます。

今日は、高台を突き当たりまで行くでふよ

正面に見えるはずの見えるはずの浅間山は、姿を見せません。

 

道の両側がナス畑になってます。

 

外国人のおじさん&おばさんが、活躍しそうだね。

 

突き当たりまで行って、南に下ります。

あれ、ひまわり畑だ

窪地の向こうは山上多重塔です。

そうだ、木を植えるばかりでなくて、ヒマワリやコスモスのお花畑にするのもいいね

「山上多重塔をふたたび国宝に」のみなさん、とりあえずお花畑を作ってみたらどうですか

道輪さんも、悦びますよ

 

さらに南に下って、山上城跡公園を通ります。

そろそろ紫陽花の季節、紫陽花の名所・山上城跡公園はどうなってるかな?

あれえ、アジサイの小径は歩きにくそう

そろそろ、紫陽花の季節なのに

 

夕方は、黒雲が出てきました

挟まる子が出ないように、南の方に早めにお散歩です

雷鳴聞いて、少し短めでUターンです

今夜しっかりおうち犬です

まもなく、本格的な雷雨になりました

 

 

 

(5月24日)

亀岡観音堂の東の道を北上します。

確か突き当たりに、コンビニがあったはずです。

アイスコーヒーでも呑んで、一休みしましょう

隣は、駒繋ぎの松だったはずです。

 

あれえ、コンビニがない

 

駒繋ぎの松付近になんとか駐車です。

よく見えませんけど、

新田義貞が生品神社で挙兵した後、利根川を渡る前に一休みして、この松に馬を繋いだ

利根川は、大洪水の旅にその流路を変え、ここは元河道・岸辺であったらしい

ともあります。

 

あれそうすると、早川はどうなる?

早川は、この南・花見塚神社(勾当の内侍の墓)のそばを流れてます。

早川の出口(利根川への合流地点)は堀口(旧尾島町堀口)で、堀口氏館跡があります。

ここが名字の地という堀口さんもいます

 

昔から一本松と呼ばれてきたと見えます。

もしかしたら、銅山街道の一里塚?

コンビニがあったときは、銅山街道の案内がありました。

 

まあ、ためつすがめつ眺めます。

 

碑の確認は無理ですね

 

 

ここは我が母校・尾島小学校のはす向かいというか、斜め後ろです。

不思議な事に、この松はほとんど記憶にありません

通学や校外学習で通っているはずなのに。

駒繋ぎの松と聞いても、子供心にまったく響かなかったのかもしれません。

 

小学校の裏に、2軒の文房具屋さんがありました。

売っている物がほとんど同じなのに、店の雰囲気が全く違ったのを覚えています

子供達は、それぞれ好みの方を利用していたようです

 

遠い遠い記憶です

 

 

 

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亀岡観音堂(本尊胎内には新田義貞発見の亀観音)

2024-05-31 16:25:53 | 新田紀行

雨の朝です

ひめちゃんとタバサねーちゃんは、今日は一日中、おうち犬です。

 

午後には雨が上がったけれど、しっかり室内犬です

明日は晴れそうだよ。

お外犬、出来そうだね

 

 

 

(5月24日)花見塚神社前の道をそのまま北上、まもなく亀岡観音堂があります。

ここは、「儀源寺」持ちと言うことです。

儀源とは、新田義貞の妻の一人・勾当の内侍(こうとうのないし)の法号だそうです。

 

『尾島町誌通史編・上巻』によれば、

同寺(儀源寺)の管理する亀岡観音堂の本尊聖観音菩薩像の胎内には亀の背上の蓮華台に座する観音像がある。この観音像は義貞鎌倉攻めの時利根川の中州で亀の背の上で発見したといい、これが村の地名の由来だという口伝がある。

 

普通に考えると、新田義貞は目の前の利根川を渡って鎌倉攻めに行ったのです

最近では、梅雨時なので渡河は無理で、利根川の上流を迂回していったという説が優勢です

でも、古来、利根川を挟んで行き来していたのです。

世良田東照宮の助郷の村にも、川南の村がいくつもありました。

「梅雨時だからお休みします」なんてことは赦されなかったはずです。

目の前の利根川を渡っていったと考える方が自然です

義貞が利根川を綿ってる途中で亀の背中に発見した観音様は、1寸8分の小さな観音像だと言うことです。(『ぐんまのお寺・曹洞宗Ⅰ、儀源寺』)

そしてこの聖観音は、「東上州三十三番札所」の第17番札所だそうです。

 

 

すっきりとした石造物です。

あれ、二十二の文字の向こうに「源俊純」と見えます。

あの岩松の猫絵の殿様、源俊純の書です

 

優しさのただようみなさまです。

合掌

 

 

観音堂は元気そうです。

合掌

ご本尊の姿は、まったく見えません

霊場本尊なのだから、ちょっとだけでもお姿を拝みたいものです。

 

そばに大きな石碑があります。

よく見えませんけど、ここの観音様が東上州卅三観音の第17番札所であることが書かれているようです

 

弘誓川 み法の舟に 竿さして 幾年経ぬる 亀岡の里

御詠歌もあります。

書き置きの御朱印でも置いてくれるといいんだけどなあ

 

そうそう、近くに亀アンパンを売ってるコンビニがありました。

何時の間にかコンビニはなくなってしまいましたけど、コンビニにも、ご当地キャラがあっていいですよね

 

 

本堂の裏には石仏群です。

 

 

強い願いのこもった青面金剛です

右の方は、元禄二年(1689)と見えます

実家のご先祖様が亡くなったは元禄三年、ご先祖様の墓標と同じくらいの星霜を経ているのです

 

ここには、ご先祖様と同時代を生きた人々の記憶がありました

 

 

(つづく)

 

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つつじの咲いてない花見塚神社

2024-05-30 16:27:17 | 新田紀行

昨日も今日も、ひめちゃんは字・塚越をお散歩です

 

最近は、朝はあまり遠出をしなくなりました

お外犬の毎日で、朝散歩の後おうちに入れてもらうのを楽しみにしているようです

タバサねーちゃんも、気なりにそこらまでのちい散歩をしています。

まだシッポもあがって、帰りは軽やかです

上野国山上、田植えが始まりました。

 

 

 

ツツジの季節は終わりそうだけど、サツキは真っ盛りです。

もしかしたら、新田義貞と勾当の内侍の墓のある花見塚、サツキが咲いてるかな?

新田生まれのひめちゃんちのおかあさんには、新里村の人達が信じている「新田義貞は善昌寺にいかって(埋葬されてる)るんだ」という事が理解出来ません

250年前に、善昌寺に寄った毛呂権蔵も、その著『上野国志』でこの話を否定してます

 

花見塚の話が本当かどうかは別として、ちょっと懐かしく、5月24日、「つつじ咲く花見塚」久しぶりの訪問です

記憶をたどって、迷うことなく到着です。

残念、ツツジもサツキも咲いてません

でも、お参りしていきましょう

 

なんとなく、草が多い感じ

以前より、雑草が元気です

 

 

神社は健在です。

鳥居をくぐって、拝殿で2礼2拍1礼です

 

菊のご紋の隣に、花見塚神社の由緒です。

要するに、勾当の内侍が新田義貞の首をもってやって来て、菩提を弔ったと言うことのようです。

 

左には、須賀神社由来です。

要するに、ここを祀った宮下家は、南朝の子孫であり新田義貞の子孫でもあるようです

だから、菊のご紋なのですね。

そういえば、小中学校の同級生に宮下さんいました。

宮下さん、お元気ですか?

 

 

社殿の後ろには、新田義貞と勾当の内侍の墓です。

合掌

説明板も確認です。

新田義貞さん、内裏で恋などしてる余裕あったのかな?

設置者が教育委員会でなく、太田市商業観光課です。

ロマンいっぱいと言うところかな

 

 

近くを早川が流れます。

花見塚公園から坂を登ると早川です。

 

上流の流れです。

下流の流れです。

新里の山奥・奥沢から流れ出した早川は、長い旅を続けてここまで来ました。

もうじき堀口(川の出口)で利根川に合流します。

 

早川に架かる武蔵島橋(むさしじまはし)を確認しました。

向こうには、国道17号線(上武道路)が見えます。

 

 

そういえば、亀岡観音堂も近くでした。

寄って行きましょう。

花見塚公園からまっすぐ北を目指します

この道は銅山街道(あかがね街道)だったのです

 

でも、ここの交差点、対面に信号がありません

来た時は、左から来て、対面信号を右折しました。

どうすればいいんだろう

十分に気を付けて通過です。

こんな怖い所だったんだ

花見塚公園に来た人帰りも考えてほしいなあ

 

 

(つづく)

 

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新田義貞旗揚げの社・市野井の生品神社

2024-04-07 17:06:07 | 新田紀行

ひめちゃんとタバサねーちゃんは、堀之内を南に出ます。

ケンくんちのそばを通ります。

ケンくんのベッドがそのまま見えます

ひめちゃんの足は、ついそちらに向かいます

もう会えないんだから、諦めよう

 

タバサねーちゃんの後を追います。

 

忘れられたパワースポットがあります。

どなたかな?

 

向こうに山上城が見えます。

山上城の本丸に、桜が咲いたようです

近いうちに、散策にいけるといいね。

 

晴れて気持ちいいお散歩だね

 

 

 

4月5日、鳥之郷の菅原神社のあと、市野井(いちのい)の生品神社に寄ります。

新田の人間には、生品神社といえば、ここ市野井の生品神社です。

でも、生品神社は他にもあって、みんな元気でした。

本家・本元ともいうべき、生品神社はどうなってるかな?

 

駐車場で、まずはこの方にご挨拶です。

こんにちは

社務所の脇に、桜が咲いてます

 

 

桜の方へ行きまーす。

あれ、ここは国指定史跡です。

 

 

先に桜を確認です。

 

花盛りの2本です

 

 

神社の説明板を確認です。

現在地の少し西に、重殿水源があります。

重殿水源から流れ出した大川は、新田町役場の東を流れます。

ジョイフル本田新田は、まだありません。

新田町役場の東が大川調整地で、その東が本日の目的地・ジョイフル本田新田です

 

 

赤い大きな鳥居のまえには、「歴史に名高い新田義貞公旗揚げのやしろ」の看板です

 

 

書き置きの御朱印があるようです。

社務所によって御朱印をいただきましょう。

あれえ、百円玉がない

しゃあない、又の機会にいただきます。

 

 

ここにも「歴史に名高い新田義貞公旗あげの社」です

元々の新田義貞の銅像は、ここにあったのです。

何者かに切り取られて盗まれたのです

 

 

この先にも、少し桜はありそうです

神橋を渡ります。

元気な生品神社の幟に交ざって、骨董市ですって

骨董市大好きな、常広寺の和尚さんに知らせなくては

境内で骨董市が開かれるんだ

人が集まって、さらに元気になりそう

 

 

この右の欅(けやき)に、新田義貞は大中黒の旗を懸けて戦勝祈願したんですね

拝殿で、2礼2泊1礼です

あがっている御神酒は、「太平記の里」です。

 

 

社殿の裏は行った事あるかな

ちょっと裏を一回りです

かつては、それなりに華やかな本殿だったのでしょう。

 

本殿の周りを一周してきました。

生品の杜、森林浴です

 

 

日当たりの関係かな?

社務所脇のこの木が、一番華やかに咲いているようです

桜は少ないけれど、市野井の生品神社も元気でした

 

 

さて、ジョイフル本田新田でお買い物です

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菜種梅雨の大川調節池

2024-03-25 16:12:03 | 新田紀行

今にも泣き出しそうな空です

ひめちゃんは、生のアブラナを2枚食べてから、歩き出します

獅子丸が帰ってきて、彼の影響でひめちゃんも生のアブラナを食べるようになりました。

日陰の道を、東の方に出ます。

草の勢いが弱った、今だけ通れる道です

大勢でお散歩している頃は普通に通れましたけれど、最近は雑草に覆われて通行不能です

もっと東に行きたかったけれど、雨が降り出しました

諦めて帰宅です。

 

2度目の朝散歩は、貧乏カッパでお散歩です。

やはり草を食べたがります。

体が春になるので、要求するのでしょう

 

 

 

本年の郷右衛門忌は、記念品として創作団扇を予定しています。

本日、絵のない白い団扇を購入に、ジョイフル本田新田に行ってきました。

 

ジョイフルそばの大川調節池には、アオサギの姿があります

あたり一面、菜の花です

用が済んだら、ちょっと散策してみましょう

 

 

雨が少しぱらついていますけど、傘を差さずに散策です。

創造的な橋です

 

南側に水鳥の姿があります

こちら側に降りるのは初めてです。

アオサギの姿はありませんけど、カモの姿があります。

お天気がよければ、いい散策コースですね

 

さて、調節池を向こうに行きましょう。

史跡は重伝建しか興味がないというどこぞの市に合併してしまった村の、山上城の太鼓橋とは違って、安心して渡れます。

 

調節池の向こうには、一級河川・大川が流れます。

向こう岸の木々は、染井吉野?

 

上流の方に歩きます。

さっき、この橋を渡ってきました。

橋の北側を探訪です。

大川が勢いよく流れています

 

この向こうの調節池には、さっきアオサギの姿がありました。

大川の調節池は、こんなにも広いんだ

こちらの周りも遊歩道になっているようです。

 

さて、雨が本格的にならないうちに戻りましょう。

なんとも不思議な造形の橋です

絶妙なバランスの橋です

そのうちにゆっくり散策してみたいものです

 

 

大川の水源は、あの史跡・重殿水源(じゅうどのすいげん)だという事です。

帰道を、一本脇道に入るとあります。

 

今日はゆとりがありませんでしたけど、先日ちょっと寄道してみました。

ちょっと見には分からないけれど、今でも湧き出ているのでしょう

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