続・黒柴ひめちゃんの葛塚村だよりⅢ

上野国山上・葛塚城堀之内に住んでます。ひめちゃんとおかあさんの見て歩きです。時には遠くにも出かけます。

須花・手掘りの明治トンネル

2024-01-08 15:58:59 | 栃木県

寒い寒い朝です

でも、お外の水道は凍ってません

ひめちゃんとタバサねーちゃんは、堀之内を西に出ます。

タバちゃん、今朝は目がスッキリしてるかな

赤城山は吹雪いています

この正面あたりが、葛塚城堀之内の中心部・内曲輪だと言われています。

 

字・塚越を歩いて、庚申塚古墳を通って帰ります。

赤城山は、まだ吹雪いています

でも、ひめちゃんとタバサねーちゃんは、元気に帰りました

 

 

 

12月23日、須花坂憩い館(すばなざかいこいかん)から、須花トンネルを通って帰ります。

須花トンネルは3本あって、現在は昭和のトンネルが使われています。

 

 

トンネルの入り口、左側に明治のトンネルがあります。

 

久しぶりにちょっと探訪です

こちらのちょっとお疲れの案内版です。

昔から飛駒・下彦馬方面から足利の交通には、厳しい須花峠を通らなければならなかった。上彦間村の戸長・田島茂平は、トンネルを掘って人々の苦労を救おうと、上・下の彦澗村、足利等の協力者から資金を得て、明治14年工事に着手した。しかし、工事は手彫りのため遅々として進まず、資金は底を尽き、私財をなげうって苦心の末、明治22年1月全長117メートルのトンネルが完成した。これにより、足利方面との文物の交流に大きく貢献してきた。

 

ここは須花峠、交通の難所だったのです

足下が悪いけど、頑張って奥へ進みます。

 

見えてきました

あの明かりの向こうは足利です

見上げると、すごく硬そうな岩です

よくぞ初志貫徹して掘り抜きました。

思わず合掌です

 

 

さて、戻りましょう。

トンネルを抜けても、まだ山道は続いていたのです。

 

ようやく県道です

 

道の向こう、大正のトンネル方面も、ちょっと確認です

 

馬頭観音があります。

須花坂・ザゼンソウ自生地ですって

大正トンネルの上です。

ここは、佐野宗綱討死の地ということで、以前登って言ったことがありました

 

また、ザゼンソウの季節にでも、行ってみましょう。

昭和のトンネルを抜けて帰ります

 

(つづく)

コメント
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