かとうなおひこのブログ

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Taylor

2011-06-28 14:03:00 | ギター
 昨日はトーイズで毎週やっているギータメンテナンスの日でしたが、夕べはお客様が、Taylor のアコギを持っていらっしゃいました。
 

 
 いや、わたし、アコギはどシロートなのですが・・・・・、でもすごいギターでした。
 
 指板はエボニーかな?小ぶりのボディーでカッタウェイあり、エレアコ仕様で、定価は40数万円のものを中古で手に入れたそうです。製造時期は、93年でした。
 
 いやぁ~、どう弾いても、気持ちの良い音しか出ない。スリーフィンガーも出来ない私ですが、コードをじゃら~んとならしただけで、とにかく美しい音がします。ピックでバチっとやった時のアタックもとても切れがあり、ミュートしてもよい音。文句の付けようがないギターでしたねぇ。
 
 卓に入れてエレアコの音も聞いてみましたが、まぁピエゾ特有の音はするものの、こちらもそこいらのエレアコとは一線を画する音になっていました。ブリッジはピンで留めるタイプではなく、ブリッジ後ろにちゃんと穴があって、そこから弦を通す仕様でしたので、この辺りの構造も、ピエゾの音の拾い方に影響しているのかもしれません。

 で、他の人が弾いているのを正面で聞いていると、ギターの音が、サウンドホールや弦ではなく、ブリッジの後ろのボディーあたりから聞こえてくるんですねぇ。ちゃんとボディーで音が作られて、それが外に出て来てるんでしょうねぇ。
 
 自分でこのクラスのアコギを買う事はないとは思いますが、美しい音色のアコギを買いたいという方には、絶対おすすめのギターでした。難点は、どんなへたくそが弾いても、音だけは美しく出てしまうという所でしょうか?(^_^;)。本当にうまい方がこのギターを弾く所を、聞いてみたいギターでした。