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Orville のレスポール

2009-08-04 01:28:00 | ギター
 フロントをディマジオの Fast Track 1 に取り替えた、丸加スペシャル mark II を再び TOYS に置いて参りました。"O"さん、この丸加スペシャルをけっこう気に入って弾いていてくれているようでありました。
 
 で、「これ、フロントにすると音がちっちゃくしか出ないんだけど・・」と言って見せられたのが・・・
 

 
 ”Orvielle by GIBSON" のレスポール。以前にも by Gibson ではない、Orville のレスポールカスタムの修理を頼まれてした事がありましたが、この ”Orvielle by GIBSON" もなかなか良いギターであります。
 

 
 オレンジ系のサンバーストでトラ杢が入っております。
 

 
 ネックはスカーフジョイントではなく、マホガニーのワンピースかな?
 
 修理は、セレクタースイッチの接点を掃除してやったらすぐ治りました。レスポールの例の接点むき出しのやつで、密閉型の方が信頼性が高そうな気もするのですが、このむき出しのやつは簡単に接点を掃除できるので、これはこれで便利なのか・・・?
 
 で、うちに来たからには、パーツの分解清掃は当たり前すねぇ(^_^;)。
 
 
 
 ブリッジの裏にはしっかりと "JAPAN" の刻印がありました。Orville ってどこで作ってたんでしょうねぇ。
 

 
 ピックアップはカバードタイプで、裏面には "PATENT APPLIED FOR" とだけ書かれたシールが貼ってありました。音は、けっこうパワーがある方ですが、カバードタイプらしく、中音域が豊かな感じ。でもアタックもけっこう立つ感じかな?ペグもクルーソンタイプだし、オールドを忠実に再現?ってな感じのモデルなのかしら?
 

 
 そしてフレットの端は、オーバーバインディングではなく、バインディングの方がフレットに合わせて出っ張ってるタイプでした。これって手間のかかる作り方よねぇ?
 
 で、各調整をすませ、ピカピカのパーツになって完成です!
 

 
 レスポールのこのアーチドトップってやっぱり絶妙ですねぇ。真ん中の膨らみ具合と、端の方のカーブの具合・・・・自分じゃぁこんな風には作れないよなあ・・・・(^_^;)。
 


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