奈良散策 第393弾
3月14日の午後から近くの用水路脇に虫探しに行きました。ここは道の脇に草が生えていて、昨年探した時にはいろいろな虫が見られました。

最初の虫はツヤユスリカ属♀みたいです。



これはたぶん、ツヤヒラタアブ属だと思うのですが、それ以上は分かりません。

これはギシギシにいたコガタルリハムシ。

腹部に模様のあるユスリカは「図説日本のユスリカ」に載っています。これはたぶん、フタスジツヤユスリカ♂だと思います。

これはサビヒョウタンナガカメムシかな。

そして、ヒゲナガヤチバエ。


ナナホシテントウもいました。

これは「ハエトリグモハンドブック」に載っている検索表で調べました。腹部に黒点があるのはオスクロハエトリ♀みたいです。

また、コガタルリハムシ。



ハバチがいたので、翅脈が写るように撮ったつもりだったのですが、やはり採集しないと分からないみたいです。


これもツヤヒラタアブ属かな。


これはたぶん、スカシヒメヘリカメムシ。

そして、ナナホシテントウの幼虫。



帰りに畑を見たら、コケがいっぱい生えていました。撮るには撮ったのですが、どう調べたらよいのでしょうね。


これはゼニゴケ。



このコケもよく分かりません。今度採集してきて調べてみようかなとは思うのですが、何で調べたらよいのでしょう。
雑談1)今日は郡山城跡に行って桜の様子を見に行きました。今週の木曜日から「お城まつり」が始まるので、どうかなと思って。でも、まだ、つぼみは固いみたいです。やはり来週くらいにならないと咲かないかもしれません。
雑談2)この間からコロナのワクチンの勉強をしていたのですが、今日、だいたい終わりました。ワクチンに入っている脂質ナノ粒子が細胞に取り込まれた後、その大部分がそのままエキソサイトーシスで細胞外に放り出されると書かれた論文があったので、ファイザー社やモデルナ社のワクチンではこれをどう解決しているのかと思って調べたのですが、結局、論文は見つかりませんでした。もうそろそろウイルスの勉強は止めにして、また、感染症数理モデルのSIRモデルを使ってシミュレーションをしてみようかなと思っています。ところで、コロナの実効再生産数がこのところずっと0.93辺りで止まってしまっています。この数字の自乗がほぼ1週間前の新規感染者数との比になるので、0.93^2=0.86くらいですね。このままだと1か月経ってもピーク時の半分にしかならないことになります。こんな状態で変異種のBA.2が増えてくると、いったいどこまで増えることになるのか。ちょっと心配です。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます