奈良のむし探検

奈良に引っ越しました。これまでの「廊下のむし探検」に倣って「奈良のむし探検」としましたが、動物・植物なんでも調べます。

龍田大社の秋季大祭3

2024-11-10 21:23:48 | 神社・寺・古墳など
奈良散策 第1335弾


10月20日に奈良県生駒郡三郷町にある龍田大社で秋季大祭があったので行ってみました。この日は午後2時から始まった渡御行列を見た後、3時からの太鼓台の宮入の前に龍田大社の境内を見て回りました。その続きです。







拝殿の横にある白龍神社、龍田恵美須神社、御室稲荷神社のお詣りをした後、本殿を見てみました。





拝殿の前に置かれていた渡御行列のお神輿は横に移されていました。







午後3時が過ぎて、最初のいわせが丘太鼓台が宮入してきました。





続いて高山太鼓台の宮入です。これは蒲団太鼓です。









それから、坂根太鼓台。





次は下之庄の太鼓台です。



それから山上辻堂の太鼓台が入ってきました。鳥居の前の駐車場は太鼓台でいっぱいになりました。





太鼓台にはそれぞれ立派な彫り物が施されています。ちょっと撮ってみました。





全部で6台の太鼓台が宮入したので、もう終わりだと思っていたら、もう一台の太鼓台があって、そのまま鳥居をくぐり、拝殿前にまで進んでいきました。慌てて、拝殿前に行ってみました。馬場の太鼓台はもう既に拝殿前に到着していました。





これで宮入は終わったようで、各太鼓台の代表者たちが集まり、拝殿前に座りました。





たすきが面白いので撮りました。



お祓いをした後、お酒が配られ神事は終わったようです。この後、宮出しがあるはずなのですが、我々はここで失礼することにしました。

龍田大社の秋季大祭2

2024-11-09 21:15:28 | 神社・寺・古墳など
奈良散策 第1334弾


10月20日に奈良県生駒郡三郷町にある龍田大社の秋季大祭に行きました。この日は14時から渡御行列があるというので、その出発点である立野連合自治会館に向かいました。そして、14時から渡御行列が始まりました。



龍田大社の前の道では太鼓台が集まり始めているようです。これは山上辻堂の太鼓台。





そして、こちらは坂根の太鼓台です。



渡御行列がその道に近づいてきました。



先頭は迫力のある猿田彦命です。







その後ろは木の枝(榊?)をもった人たち、そして、お神輿が続いています。





行列は龍田大社の鳥居の前にある駐車場に入ってきました。





そして、そのまま鳥居をくぐり、屋台と人混みの間を縫って拝殿に向かいます。







拝殿に着くと、二つの御神輿が拝殿前に置かれました。



拝殿前から鳥居の方角を見たところです。人がいっぱいです。こんな中を行列は通ってきたのですね。





鳥居の向こうにはいわせが丘自治会の太鼓台が見えています。このときの時間は午後2時40分。太鼓台の宮入は3時からなので、その前に境内を見て回ることにしました。



これは拝殿です。龍田大社のホームページを見ると、創建は第10代崇神天皇の時代まで遡るようです。疫病や凶作に苦しんでいたときに、天皇の夢に龍田に祀るようにとの御神託が授けられたそうです。祭神は天御柱大神と国御柱大神です。



拝殿の柱にはこんな縄が掛けられていました。左右で逆向きに巻かれています。



その前には「となえことば」と書かれた板が掛けられていました。



これは神楽殿です。





その奥に三つの社がありました。一番手前が白龍神社。







奥には「白龍大神はたいへんお水を好まれます。御石にお水をおかけ下さい。」と書かれた案内板がありました。



次の社は龍田恵美須神社です。



そして、最後は御室稲荷神社でした。太鼓台の宮入は次回に回します。

雑談)ブログに出す内容が20日ほど遅れてしまいました。なかなか追いつかないので、最近の観察結果をときどき雑談で出すことにします。
11月5日に外来植物のシマニシキソウを初めて見つけました。7日にはニューナイスズメの100羽くらいの群れがきていました。いつもやってくる高圧線のところです。今日はタゲリを見ました。私は初めてです。ただ、逆光だったので、少し動いた途端に逃げてしまいました。

龍田大社の秋季大祭

2024-11-08 21:02:17 | 神社・寺・古墳など
奈良散策 第1333弾


10月20日奈良県の西部、三郷町にある龍田大社の秋季大祭がありました。龍田大社は「日本書紀」にも出ている古い神社で、天武天皇五年条には、「夏四月の戊戌の朔辛丑に、竜田の風神、広瀬の大忌神を祭る」という記事が載っています(岩波文庫「日本書紀(5)」による)。龍田大社は風の神、広瀬大社は水の神で、天武天皇はこの二つの神を併せて祀ることにより、風水を調和し、五穀豊穣を願ったということです(「廣瀬大社ホームページ」による)。

実は、龍田大社に行くのは今回が初めてです。ちょうど秋季大祭があり、ここでも蒲団太鼓が出るというのでいい機会だと思って見に行きました。午後2時から渡御行列があるというので、それに間に合うようにと思って、JR大和路線に乗って1時40分ごろに三郷駅に着きました。



三郷駅から龍田大社に向かって歩くと、龍田古道と書かれた立札がありました。



行く前に三郷駅から龍田大社までに徒歩でかかる時間を調べたら、5分と書いてあるものがあれば、15分と書かれたものもありました。距離的には5分ほどだろうなと思ったのですが、実は、こんな坂が続いていました。



途中、神奈備神社(かんなびじんじゃ)と書かれた神社がありました。龍田大社の末社で万葉歌22首に詠まれているという由緒ある神社なのですが、かなり急な階段なので、この日はパスしました。なお、説明によると、神奈備とは神の住む森という意味だそうです。



龍田大社御神輿渡御祭のポスターがありました。渡御行列は2時からなのですが、渡御祭はお旅所祭と呼ばれ、1時50分からあるようです。この時がちょうど1時50分だったので、ちょっと間に合わないようです。



坂を上るとやっと龍田大社に到着しました。やはり10分ちょっとかかりました。



「風の宮 龍田本宮」と書かれた柱が立っていました。



この場所は本来駐車場のはずなのですが、そこに屋台がいっぱい出ていました。やはり車で来るのは無理だったようです。





鳥居の近くは人がいっぱいでした。









渡御祭のある立野連合自治会館の方に行こうと思ったら、道にはもう下の庄の蒲団太鼓が来ていました。小泉神社の蒲団太鼓とは異なり、蒲団の上に人が乗っています。担ぎ手の数も多いようです。これぞ祭りというような勇ましさでした。





自治会館の方に向かうと、神官の方や関係者が集まっていました。神事の最中のようです。







御神輿を撮ってみました。なかなか立派な御神輿です。太鼓には龍の絵が描かれています。



この場所は道路からすぐの所なので、蒲団太鼓の勇ましい声が聞こえてきます。ついそちらの方も見てしまいます。







渡御祭の方はまだ神事が続いているようです。



御神輿の上にはこんな鳳凰がついていました。



2時過ぎになり、神官の方と天狗の格好をした猿田彦命を先頭に行列が始まりました。ゆっくりゆっくりと龍田大社の方に向かって進んでいきます。





少し先回りをして通りの方に出てみました。先ほどの下の庄の蒲団太鼓のほかに、いわせが丘自治会の太鼓台が来ていました。



これは今井自治会の太鼓台です。





そこに渡御行列もやってきました。この続きは次回に回します。

郡山八幡神社の秋の大祭 金魚いろいろ

2024-11-04 20:35:02 | 神社・寺・古墳など
奈良散策 第1329弾


10月14日と15日に大和郡山市にある郡山八幡神社で秋の大祭が行われました。今年は14日の宵宮に行ってみました。





宵宮は夕方の6時からだというので、少し早めに5時過ぎに行ってみました。お祭りなので、入り口には提灯や大きな金魚が吊り下げられています。



鳥居の内側に入ると、燈篭の横に金魚が入った鉢が置かれていました。



中心には明りが置かれていました。





境内に入ると、やはり鉢に入った金魚が置かれていました。これはクロリュウキンとセイブンギョと書かれています。





これはアオニシキだそうです。



これは東錦。



これは、丹頂。



そして、これは花房だそうです。もっといろいろな種類があったのですが、とりあえずこれだけ。



これは拝殿。提灯に明かりが灯っていて、何となく厳かな感じがします。



これは拝殿の中です。



暗くなって、コンデジではぶれて撮れなくなってしまいました。それで、ここから後はスマホで撮りました。同じ拝殿の中です。



椅子が見えるのは左大臣、右大臣の席。手前はお神楽で用いられる道具が置かれています。



そして、6時近くになりました。あたりはかなり暗くなりました。そんな中で先ほどの金魚の鉢が道案内をしているようです。



これは拝殿。



金魚すくいの用意もできているようです。



少しずつ人が集まり始めました。



拝殿の中では左大臣と右大臣役の少年が座りました。そして、神主さんによる祈祷が始まりました。



それが終わると、お神楽です。この日、巫女さんは二人だけでした。







お神楽はいつ見ても優雅でいいですね。



お神楽が終わり、玉串奉奠が終わると、神事は終了です。暗くなると、拝殿に置いてある猿田彦の衣装や獅子がなんだか恐ろしい姿に映りました。

小泉神社の秋祭り2

2024-11-02 20:59:33 | 神社・寺・古墳など
奈良散策 第1327弾


10月13日に大和郡山市にある小泉神社で秋祭りが行われました。ここはふとん太鼓が境内を練回し、町へ繰り出すので有名です。ふとん太鼓は初めて見るので、楽しみにしていました。その続きです。



ふとん太鼓の宮出は13時からだというので、昼食を済ませて12時過ぎに小泉神社に戻ってきました。人はまだまばらでした。ふとん太鼓は各町から出されているようで、西方、市場、市場第三、本町、北之町の提灯のついたふとん太鼓がありました。





12時半ごろから神事が始まりました。12時40分ごろになると人がいっぱい集まってきました。見物客も増えてきました。



1時が過ぎると、提灯台が動き出しました。これは子供たちが動かしているようです。



北之町のふとん太鼓には人が乗りました。



そして、ふとん太鼓が大勢の人により担がれました。



5つの町のふとん太鼓が思いのまま広い境内で動き回ります。



そして、西方のふとん太鼓から門を出ていきます。



人が多くて門から外に出ることができないので、裏口から出て外を回って鳥居のところまでやってきました。





ちょうど、先ほど出ていった西方のふとん太鼓が降りてきたところでした。



そこで今度は階段を登って門から出てくるところを撮ってみました。本町のふとん太鼓が出るところを撮ることができました。この門は小泉陣屋の城門を移築したものなので、ぶつからないように慎重に動かしていきます。



そこから、階段を下りてきます。かなり大変そうです。



中には子供たちが乗っていて、太鼓をたたいているようです。



さらに階段が続いています。威勢の良い掛け声とともに階段を下りていきます。



道には先に降りた3段のふとん太鼓が止まっていました。これは子供たちが曳くようです。







そして、次は北之町のふとん太鼓です。





大きな掛け声とともに階段を降りてきました。



下ではこんな台車が用意されています。





その台車の上にふとん太鼓を載せました。町の中は車に載せて曳いていくようです。





次は市場第三です。こちらは3段のふとん太鼓です。









最後は市場のふとん太鼓です。これですべてのふとん太鼓の宮出が終わったようです。これからそれぞれの町中を練り歩きます。それにしても、こんな間近で勇壮な祭を見ることができるなんて。大変迫力がありました。