奈良のむし探検

奈良に引っ越しました。これまでの「廊下のむし探検」に倣って「奈良のむし探検」としましたが、動物・植物なんでも調べます。

松尾寺のカサブランカ

2023-07-31 20:51:10 | 神社・寺・古墳など
奈良散策 第878弾


7月21日に大和郡山市の西部にある松尾寺に行きました。松尾寺は舎人親王が勅命による日本書紀編纂の折、無事完成と厄除けのために建立したお寺で、日本最古の厄除霊場として知られています。松尾寺では6月30日から7月31日まで、カサブランカ回廊を開いていて、境内いっぱいにカサブランカというユリが見られます。昨年は三度も見に行きました。時期的にはちょっと遅かったのですが、今年も見に行きました。



長い階段を登って境内にたどり着きました。境内にはカサブランカがいっぱい置かれています。花はだいぶ少なくなっていますね。白い花が多いようです。



背景に三重塔を入れて撮ってみました。





本堂を背景に撮ってみました。







花はだいぶ終わっていたのですが、それでも中に入ると花がいっぱい見られました。これはビッグスマイルという品種のようです。







これはピコティという品種。



これはスーパーレッドです。バッタが止まっていますが、虫や植物の写真は次回に載せます。



最後はバドライト。



こんなどんど焼きの場所もありました。





帰りにしめ縄を見つけました。風鈴がぶら下がっています。お寺なのにしめ縄と思ったのですが、そういえば、山を上がったところに松尾山神社がありました。



帰りにもう一度、三重塔を撮りました。



そして、これが長い階段です。

早朝の散歩 虫探しの続き

2023-07-30 21:14:01 | 奈良散策
奈良散策 第877弾


7月21日早朝の散歩では接写用のカメラを持って行き、金魚池周辺で虫探しをしてみました。その続きです。



朝6時半ごろに家を出たのですが、クマゼミがうるさく鳴いています。それでパチリ。



家の近くにある小さな湿地ではハラビロトンボがいました。



稲がだいぶ伸びてきて、その葉にアオモンイトトンボがいました。



「猫広場」には黒猫が1匹いました。





これはコフキトンボ



金魚池の上に張った紐にはコフキトンボが並んで止まっています。



久しぶりにため池の周辺に行ってみました。ママコノシリヌグイが花を咲かせています。





折角、接写を持っていたので、花を写してみました。



これは茎。すごいとげが生えています。







アオモンイトトンボが獲物を捕まえて止まっていました。接近してパチリ。



クズの葉にはメダカナガカメムシがいました。



アカメガシワの葉の基部には蜜腺があるのですが、その蜜を舐めにハリブトシリアゲアリが来ていました。





葉の上には小さな小さなヒメアリがいます。



トビイロマルハナノミも蜜を舐めに来ていました。



ヤブガラシの花にもヒメアリがいました。



シラホシトリバも来ています。



ため池を離れ、金魚池の脇を歩いてみました。コンクリートの壁にアリグモがいました。腹部が光っていて、腹柄が長いのでヤサアリグモかもしれません。



これはシラヒゲハエトリ



ヤブガラシにフタモンアシナガバチがいました。



これはハエなのかな。





これはコガタスズメバチ



帰りも行きと同じ道を行きました。溝に花が咲いていました。名前が分からないので、Googleレンズで調べてみると、ハブランサス・ロブスタス Habranthus robustusというのに似ています。これかもしれません。



最後はハラビロトンボでした。

早朝の散歩 また、虫探し

2023-07-29 20:54:37 | 奈良散策
奈良散策 第876弾


7月21日早朝の散歩のときに撮った写真を出すのを忘れていました。この日も接写用の一眼レフを持って行き、金魚池周辺で虫探しをしました。





最初に見つけたのはシラヒゲハエトリです。



これはアオモンイトトンボ





金魚池の周囲にあるコンクリートの低い壁で虫探しをしました。こんなカメムシがいました。クロカメムシ属 Scotinopharaみたいです。「日本原色カメムシ図鑑第3巻」に載っている検索表を見てみました。はじめに、1)頭部側葉は中葉を超えて突出する、という項目があります。一枚目の写真を見ると、側葉が出ているので、イネクロカメムシを除外することができます。次に、2)体長は9 mm内外だとオオクロ、6.5 mm内外だとヒメクロあるいはコクロになります。写真のEXIFデータにあるFocus Distanceと写真で測った体長から、実際の体長を推測する方法を以前試してみたことがあります。その方法を用いて、二枚目の写真から体長を求めると、9.72 ± 0.49 mmになりました。このデータから今回のカメムシはオオクロカメムシだろうと思われます。



ヤスデですが、名前は分かりません。



これはアオモンイトトンボ♀。



そして、オンブバッタ



アオモンイトトンボ♀。



これもアオモンイトトンボ



それから、マメコガネ



ハエも撮ったのですが、科も分かりません。



最後はたぶん、ヨツスジヒメシンクイ

雑談)この間からまとめていた「大和郡山の植物Ⅱ」と「大和郡山の植物Ⅲ」にいう冊子に写真を貼り付ける作業がほぼ終わりました。これから、写真の配置をやり直して、それぞれの種にコメントを入れて、最後に索引を作れば終わりです。でも、後、1か月ほどはかかるかもしれません。

早朝の散歩 虫探し

2023-07-28 20:45:16 | 奈良散策
奈良散策 第875弾


7月22日早朝の散歩は接写用の一眼レフを持っていきました。というのは、こう暑いと、鳥はいないし、花も咲いていないし、虫でも探そうと思って。



虫は探せば、何かと見つかります。これはバッタの幼虫。種までは分かりません。



触角第1節が長いので、おそらく、ホシハラビロヘリカメムシではないかと。





このバッタ幼虫は、たぶん、ササキリではないかと思います。



トリバガは横から撮ったので、種までは分かりません。ブドウトリバあたりかなと思うのですが。



これはマメコガネ





これはネコハエトリ





これはドロバチ亜科です。「日本産有剣ハチ類図鑑」を何度も見て、オデコフタオビドロバチ Anterhynchium gibbifronsではないかと思いました。2010年に愛媛県で見つかってから、関東、東海、近畿、中国、北陸などで見つかっているそうです。奈良県にも記録があるようです。



これはホシハラビロヘリカメムシあたりの幼虫です。



これはコマツヨイグサ





花弁が互いにくっついているので、アレチではなく、メマツヨイグサの方にしておきます。



これはチャバネセセリ



ツバメの幼鳥。



最後はスズメでした。

早朝の散歩 ツバメ、ホテイアオイなど

2023-07-27 20:21:10 | 奈良散策
奈良散策 第874弾


7月24日早朝の散歩に撮った写真の続きです。





金魚池が並んでいる横の道を歩いていました。電線にツバメがいっぱい止まっていました。



金魚池の上にある鳥よけの枠にはショウジョウトンボが止まっています。





ツバメの群れにちょっと近寄って撮ってみました。





さらに歩いていたら、セキレイが用水路から飛び上がり、電線に止まりました。これはたぶん、セグロセキレイの幼鳥ではないかと思います。



畑で咲いていたこの花。名前が分からないので、また、googleレンズに頼ってしまいました。ワスレグサ科のヘメロカリス Hemerocallisによく似ています。これかもしれません。



これはダリア





大和郡山はイチジクの産地なのですが、イチジク畑ではすでに実がついていました。







今頃はカンナがいっぱい咲いています。



ため池のカイツブリです。



それから、ショウジョウトンボ







ホテイアオイに花がいっぱいついていました。意外に綺麗ですね。



これはアオモンイトトンボ



最後はノアサガオでした。(追記2023/12/16:葉が丸いのでマルバアサガオだと思われます