奈良のむし探検

奈良に引っ越しました。これまでの「廊下のむし探検」に倣って「奈良のむし探検」としましたが、動物・植物なんでも調べます。

早朝の散歩 朝焼け、ノスリ

2024-12-31 19:57:50 | 奈良散策
奈良散策 第1388弾


12月30日早朝の散歩のときに撮った写真です。この日は金魚池周辺を歩きました。





この日の東の空はこんな朝焼けになっていました。



歩いていたら、前方を猫が横切りました。見慣れない猫です。



東の空は少し薄い色に変わっていました。



雲の先端が光っています。





いつものため池越しに東の空を見てみました。幻想的な風景です。



オオバンがシルエットになっています。



もう一度、東の空を撮りました。



ため池を離れ、歩き始めたら、ちょっと先の電柱の上に何かがいます。望遠で撮ったら、どうやらノスリのようです。かなり離れていたのですが、一脚を伸ばして撮ろうとしたら、逃げてしまいました。





こちらはケリです。





最後はカワセミでした。

早朝の散歩 ニュウナイスズメ、カワセミ

2024-12-30 20:18:14 | 奈良散策
奈良散策 第1387弾


12月27日と29日の早朝散歩のときに撮った写真をまとめて出します。



27日は佐保川土手を歩き、その後、ニュウナイスズメがいる高圧線鉄塔付近を歩きました。最近の日の出は7時20分ごろで、家を出るのはその30分ほど前なので、まだ薄暗い状態です。空を見上げると、三日月が見えました。



佐保川土手の道です。まるで人の気配がありません。



東の空がうっすら明るくなってきました。



佐保川にはダイサギがいました。





そして、7時20分。やっと日の出になりました。国立天文台によると、この日の奈良の日の出は7時2分。山があるので18分ほど遅れて出てくるようです。



川ではカルガモがいました。



そして、いつもニュウナイスズメがいる高圧線に着きました。ぱらぱらといるようです。



望遠で撮ってみると、確かにニュウナイスズメのようです。



ふと見上げると、どこからやってきたのか、こんなに止まっていました。



一時いなくなっていたニュウナイスズメが戻ってきたので、安心してそのまま歩きました。電線に鳥の群れがいます。





一斉に飛び降りて、まるでニュウナイスズメみたいなのですが、こちらは普通のスズメでした。









付近の電線を見ると、ニュウナイスズメもぱらぱらいました。結構、分散しているようです。





この時期でもビワの花はいっぱい咲いています。





29日の東の空はこんなに雲がいっぱいでした。



この日は金魚池周辺を歩いたのですが、何も撮るものがないので、そのままいつものため池に着きました。オオバンが葉のようなものをくわえています。後はいつものハシビロガモばかり。



ため池からそのまま金魚池の横を歩いていたら、急に鳥が飛び立ちました。と思ったら、稲刈りの終わった田んぼ(刈田?)に舞い降りました。ちょっと戻って探してみると、枯れた稲の間にかすかにタシギの姿が見えました。どうやら2羽いるようです。





枯れた稲が邪魔をしてどうしてもピントが合いません。この場所から動かないので、途中で撮影を諦めました。









その先の金魚池の横に張った網の上に今度はカワセミが止まっていました。こちらは距離が近かったので撮影はばっちりでした。



最後に別のため池に行きました。この池には昨年まではカンムリカイツブリがいたり、ミコアイサがいたりしたのですが、今年はさっぱりです。カイツブリがいました。



カルガモが金魚を捕まえているようです。カルガモは魚も食べるのかな。

雑談)「大和郡山の鳥」という小冊子の製本が終わったので、次は「大和郡山とその周辺の虫たち(仮題)」という小冊子を作っています。今日、写真の貼り付けを終わったので、これから説明文を書いたり、挿絵を入れたり、索引を作ったりという作業になります。まだ、後1か月ほどかかりそうです。これとは別に、神社、寺、古墳、お祭り、花などを見に出かけているのですが、これを毎年「奈良の名所探訪」という冊子にまとめています。今年も終わりなので、そろそろまとめ始めました。今回が4冊目になります。この一年、どこに行ったのか思い出しながらまとめるので良い機会になると思っています。

春日若宮おん祭り前日2

2024-12-29 21:16:45 | 神社・寺・古墳など
奈良散策 第1386弾


春日若宮おん祭りの前日の12月16日におん祭りの準備を見に行きました。この日は午後二時から大和士宵宮詣があるというので大宿所に行ったのですが、春日大社の方で行われるというので、春日大社に向かうことにしました。





一之鳥居には例によってナギが取り付けられていました。



春日大社参道の両側には白い布が掛けられていました。



ここは影向の松があるところで、ここで、翌17日午後一時から奉行役の人と頭屋児が見る前で松の下式が行われます。





参道の途中にあるこの水色のものは流鏑馬の的を置くところです。



参道の中央には砂が敷かれていますが、ここで17日午後一時過ぎに競馬が行われます。この日は鹿がいっぱいいました。



そして、桟敷席が見えてきました。道を挟んだ向かい側がお旅所になっていて、ここで午後十時半まで御旅所で行われるいろいろな芸能の奉納を見ることができます。費用は一人1万円です。



こちらがお旅所です。大きな布のかかったものが鼉太鼓(だたいこ)です。



その奥に若宮様が一日だけ滞在する行宮があります。ここで若宮がいろいろな芸能を見るということです。



行宮の前に一段高くなったところがあって、それが芝舞台です。ここで芸能が行われます。





さらに参道を進みました。二之鳥居を過ぎたところに祓戸神社があります。ここで身を清めます。



ここは幣殿です。予定によると、午後三時から田楽座宵宮詣があるというので、それを見ようと拝殿前で待つことにしました。



幣殿の中です。



その向こうに本殿があります。



田楽座は本殿前で奉納した後、若宮でも奉納する予定です。まだ時間があるので、ちらっと若宮にも行ってみました。こちらはカメラを持った人がいっぱいでした。



それで、幣殿の方に戻りました。午後三時ちょっと過ぎに田楽座の人たちがやってきました。









そして、本殿前に整列しました。



足元には楽器が置かれています。これは編木(びんざさら)です。



そして、こちらは腰太鼓。



整列している田楽座の人たちの前の方で田楽の奉納が行われているのですが、後ろからなのでほとんど見えません。それで、皆さん、若宮の方に行っているのだなと思いました。





奉納が終わると、並んで若宮の方に向かいました。我々も向かったのですが、人垣ができていて、ほとんど何も見えませんでした。

春日若宮おん祭り前日

2024-12-28 21:18:10 | 神社・寺・古墳など
奈良散策 第1385弾


12月17に春日若宮おん祭りが開かれました。その前後15日から18日までいろいろな行事があります。一昨年はおん祭りの前々日の15日と前日の16日に様子を見にいき、昨年は当日の17日に見に行きました。今年も前日の16日に行ってみました。パンフレットによると、16日午後2時ごろ、大和士宵宮詣があると書かれていたので、これに間に合うように行くことにしました。







JR奈良駅から餅飯殿センター街にある大宿所に向かいました。途中、率川橋と書かれた石柱がありました。以前、率川が流れていた場所なのでしょう。今は暗渠になっているとか聞いたことがあります。



13時半ごろに大宿所に着きました。



30分前なのですが、意外に誰もいません。撮影にはちょうど良いなと思っていろいろと撮りました。



この車は翌日のお渡り式で前行行列に用いられるものだと思います。前行行列というのは明治以降に始められた新しい行列のことです。



これは懸鳥というお供えをする場所です。一昨年行ったときには、15日行われた大宿所祭で、鮭、鯛、雉がぶら下がっていました。しかし、もう何もありませんでした。







建物の中では翌日のお渡り式で用いられる道具や衣装が並べられていました。



この鎧兜は行列の第十一番の大和士が着用するものでしょう。



これは第六番の馬長児に従った被者がかぶるものです。





これは第五番の田楽で用いる花笠です。一番先頭で笛役の二﨟が頭上に載せるものです。



これらの太刀は第十番の野太刀他で用いられるものです。一番長いものは野太刀と呼ばれ、全長5.5 mもあるそうです。



これはおそらく第十二番の大名行列で用いられるものだと思います。



奥に立てかけられているのは田楽で用いる五色幣です。



行列で用いる衣装が並べられています。



壁に立てかけられているのは流鏑馬で用いられる弓矢のようです。



この笹は馬長児の被者が持つ笹竹です。



これは第1番の日使の行列で用いられるもので、この鶴の飾りを先につけた風流傘を差して歩きます。



上からぶら下がっているのは前行行列で用いる稲です。奥にあるのは日使で用いる御幣です。



一通り撮り終わって2時が近づいたのですが、意外に人がやってきません。それで、係の人に聞いてみました。今日は春日大社の方で儀式があるので、ここでは何もないですよとのことでした。大和士の人たちも少し前に出かけて行ったとのこと。それで、この後、春日大社の方に行ってみることにしました。続きは次回に回します。

早朝の散歩 オオバン

2024-12-27 21:18:03 | 奈良散策
奈良散策 第1384弾


12月25日早朝の散歩のときに撮った写真です。最近は日の出の20分ほど前に家を出るので、辺りはまだ暗い状態です。でも、ちょっと開けたところで日の出を見たいので、早めに家を出ています。



ふと上を見上げると月が出ていました。これから新月に向かうので、下弦の月ですね。



ため池に着きましたが、まだ薄暗い中を鴨が泳いでいます。



コガモのようです。





だいぶ東の空が明るくなってきました。



この日は晴れていたので、紀伊山地の山々がよく見えました。いつものように名前を付けてみました。



金魚池のところに着きました。日の出直前です。



そして、目的地のため池に着きました。しばらく待っていたら、太陽がちょっと顔を覗かせました。



朝陽に染まったため池です。



太陽がため池に映り始めました。



ため池を離れて、金魚池に行ってみました。オオバンが何かをくわえています。金魚です。オオバン、おまえもか。





しばらく見ていたら、そのまますっと飲み込んでしまいました。



何も撮るものがないので、ムクドリを撮りました。





カワセミがいたのですが、ちょっと遠くて、しかも逆光でした。

雑談1)製本に出していた「大和郡山の鳥」が25日に届きました。今回はB6版で全部で60ページの薄い冊子です。



表紙は110 kgのマット紙を用い、本文は90 kgのマット紙にして、無線綴じにしました。出来上がりは予想以上に良かったです。



中はこんな感じで、鳥の写真だけでなく、簡単な説明、似た種の区別の方法のほか、付録として、大和郡山の探鳥地案内、鳥の撮影の仕方、鳥の探し方などを載せました。鳥が終わったので、今度は昆虫をまとめています。こちらは600種ほどいるので、150ページ程の厚さになりそうです。

雑談2)今日は大晦日に砂の道をつくるという白土町の白坂神社と横田町にある和爾下神社に行ってみました。この辺りを歩くのは初めてだったのですが、かなり歩いてもまだ市内。大和郡山市も広いですね。