奈良のむし探検

奈良に引っ越しました。これまでの「廊下のむし探検」に倣って「奈良のむし探検」としましたが、動物・植物なんでも調べます。

早朝の散歩 虫とか金魚とか

2022-07-31 20:43:40 | 奈良散策
奈良散策 第523弾


7月28日早朝の散歩のときに撮った写真です。



朝6時半ごろに家に出ているのですが、もうすでに暑くて散歩もなかなか大変です。それに撮るものもあまりなくて、歩いていても何となく熱が入りません。それで、この日は稲についている虫でも撮ろうと思って、NIKON P950に焦点距離1mのクローズアップレンズを取り付けて撮ってみました。これはヒゲナガヤチバエ。大きくは撮れるのですが、接写で撮るときほど鮮明には撮れません。







これはいずれもアオモンイトトンボ



それからアシナガグモの仲間です。稲を探してもこのくらいしかいませんでした。



それでまた歩き始めました。道に止まったショウジョウトンボ



いつもの「猫広場」に来ました。でも、この日は2人の人がいて話していたので、ネコはいませんでした。広場の裏側に行くと、後ろ姿がちらっ。





塀の上には黒猫がいました。





最近、金魚について調べているので、金魚に関連した写真をいろいろと撮っています。ため池を用いた金魚の養殖がされているというので写真を撮っておきました。文献によると、春に池の水に有機肥料を加えて水づくりをした後、金魚が産卵した産卵藻を入れて金魚の育成を行い、冬に水を抜いて金魚を取り上げ、春に再び水を入れるということを繰り返しているようです。有機肥料を加えるのは、餌となるミジンコを増やすためのようです。水面を見ていると、ぽつぽつ金魚の姿が見えます。





これは金魚池です。こちらには無数に多くの金魚がいます。



あまり撮るものがないので、飛行機でも撮ってみました。全日空の旅客機です。機体にJA818Aという文字が見えます。「フライト追跡と履歴」で調べてみると、撮影した時刻が7:15なので、羽田6:26発、伊丹7:29着のボーイング787のようです。



最後はショウジョウトンボでした。実は、ウスバキトンボの写真を今年撮っていなかったので、この間から探しているのですが、それらしいのを見つけてもいつもショウジョウトンボです。

馬見丘陵公園の虫

2022-07-30 20:20:46 | 奈良散策
奈良散策 第522弾


7月24日に馬見丘陵公園にヒマワリを見に行きました。そのときに撮った虫の写真です。



花壇の花に黒いハチが来ていました。たぶん、タイワンタケクマバチです。「日本産ハナバチ図鑑」によると、このハチは2007年に愛知県で初めて報告されてから最近は急激に広がっているようです。







ヒマワリに来ているハチはこのハチばかりでした。タイワンと名がついていますが、もともとの分布は中国と台湾です。



セミが鳴いていたので、撮ってみました。これはニイニイゼミ



それから、アブラゼミ



そして、クマゼミ





ブナ科の木にサトキマダラヒカゲが来ていました。その近くにはカナブンみたいなのが見えるので、樹液が出ているのでしょう。



これはツマグロヒョウモン

雑談)最近、何となく金魚について調べているのですが、金魚の系統図に何種類かあって、どれを使ったらよいのか分からないので、今日の午後、金魚資料館にまた行ってみました。見物客が7~8人来ていました。松井佳一博士の系統図が展示してあったほかはあまり見るべき資料はなかったのですが、郡山に金魚が入ってからの様子を書いた記事があったので写真を撮ってきました。資料館の周りにはいろいろな品種の金魚が水槽で飼育されているのですが、今日はじっくりと見てきました。なかなか見ごたえがあります。

馬見丘陵公園の向日葵

2022-07-29 20:49:45 | 奈良散策
奈良散策 第521弾


7月24日、馬見丘陵公園へ向日葵を見に行きました。馬見ひまわりウィークは7月30日からだったのですが、その前の偵察です。







馬見丘陵公園はいつ行っても花がいっぱいですね。名札がついていないので、花の名前は分からないのですが。



遠くに見える赤い花が見事だったので近くに行ってみました。







花はサルスベリみたいなのですが、背が低いですね。家に戻ってから調べてみると、一才サルスベリというようです。一才というのは若木のうちに花や実が付くように改良した品種のことだそうです。





「集いの丘」に登ってみました。周囲に見えるのがヒマワリです。





そちらに行ってみました。確かにヒマワリがたくさん咲いていました。











ヒマワリにもいろいろな種類がありそうなのですが、名札が付いていないのでよく分かりません。でも、なかなか見事でした。





この後、県民協働花壇に行ってみました。ここにはいろいろな団体が花壇を作っています。これはたぶん、ヒオウギだと思います。







これはパイナップルリリー





それから、たぶん、ハンゲショウ





ハナザクロの花はもう終わりかかっていました。





これはオミナエシ







11月になると、この北エリアと中央エリアのカリヨンの丘はコキアでいっぱいになるのですが、もう植えられていました。

虫も撮ったのですが、次回に回します。

早朝の散歩 佐保川土手

2022-07-28 20:57:15 | 奈良散策
奈良散策 第520弾


7月27日早朝の散歩は久しぶりに佐保川土手を歩いてみました。その時に撮った写真です。



この間、アイノコヒルガオだろうと思った花です。この日は花がいっぱい咲いていました。



これは昨年調べました。たぶん、タチスズメノヒエ



そして、シロバナサクラタデ



稲の根元のあちこちにジャンボタニシの卵がついていました。





朝早くなのですが、もうチョウも活動を始めています。これはヒメアカタテハ



それから、クマゼミ



花が小さかったので撮ったのですが、やはりオオキンケイギクのようです。



これはオシロイバナ



それにタイワンタケクマバチ





ツマグロヒョウモン



この日は佐保川土手を歩いてから、菩提仙川に沿って歩き、役行者の石像まで行って引き返しました。



ベニシジミ



対岸に鳥が止まったと思って撮ったのですが、どうやらウグイスのようです。



オオブタクサの葉がボロボロになっていました。よく見ると、カメムシの幼虫が群がっています。



「図説カメムシの卵と幼虫」で調べてみると、シロヘリクチブトカメムシの4齢幼虫のようです。



ところで、カメムシは葉を食べないので、別の幼虫を探してみたのですが、こんな繭っぽいものしか見つかりませんでした。(追記2022/08/14:立西さんから、「オオブタクサの食痕はブタクサハムシによるものではないかと思います。繭っぽいものもおそらくその蛹です。」というコメントをいただきました。食痕からたしかにハムシっぽいですね。ブタクサハムシは見たことがないので、楽しみができました。どうも有難うございました



これはヘラオオバコ



それに昨年見つけたイヌクグ



川の中には今頃はカルガモしかいませんでした。

雑談)今日は金魚と「ケンタウロス」について調べてみました。まず、金魚は日本の産地別の生産量と生産金額、品種構成などを調べました。大和郡山は和金の生産が多いのですが、なぜか金魚一匹当たりの平均単価が下がってきているため、生産金額が大きく減少してきています。和金は主に金魚すくい用なので、コロナのため、この2年間は出荷がほとんどできなかったのではないかと心配しています。「ケンタウロス」はコロナの新しい変異株の通称名です。PANGO系統だとBA.2.75に当たるのですが、ゲノムを調べてみると、BA.2に比べて変異個所が大幅に増えています。根拠ははっきりしないのですが、BA.5の3倍の感染力だと言われています。なぜ、感染力がこれほどまでに大きくなるのか調べてみようと思っています。

早朝の散歩 トンボ、鳥など

2022-07-27 20:59:45 | 奈良散策
奈良散策 第519弾


7月26日早朝の散歩のときに撮った写真です。前日、NIKON P950のAFが効かなくなり、設定をリセットしたら復活したので、この日は本当に動くかどうか試し撮りです。



最初にショウジョウトンボを撮りました。



ついでに撮ったタマガヤツリです。



それからアオモンイトトンボ



そして、またまたショウジョウトンボ。AFはうまく使えるようになったようです。



これは用水路にいたハグロトンボ



ため池の縁に咲いているアレチマツヨイグサか、メマツヨイグサに来ていたタイワンタケクマバチです。最近、このハチが多いですね。





「猫広場」の横の金魚池にはいつもお鼻の先の黒い猫がいました。



ツバメシジミ







それからハス畑です。ここのハスはあまり咲いていないようです。



金魚池では水を撒いていました。





ツバメ





稲にまみれるようにいたダイサギ





金魚池の隅にはウシガエルの子供が山のようにいます。皆、外に出たがっています。





これはウチワヤンマ





そして、チョウトンボ

ついでに前日、AFが効かない時になんとか撮った写真も出しておきます。



用水路にいた10~15cmくらいの魚です。さて、何でしょう。(追記2022/08/14:uni2さんから、「背びれの位置からドジョウの類とわかりますが、ドジョウとカラドジョウのどちらでしょうね。」というコメントをいただきました。背びれの位置からドジョウですか。ドジョウの仲間だとは思いませんでした。どうも有難うございました