奈良のむし探検

奈良に引っ越しました。これまでの「廊下のむし探検」に倣って「奈良のむし探検」としましたが、動物・植物なんでも調べます。

早朝の散歩 佐保川土手

2022-08-31 20:25:07 | 奈良散策
奈良散策 第556弾


8月27日早朝の散歩のときに撮った写真です。この日は佐保川土手を歩いてみました。



最初は土手に着くまでの田んぼで撮った写真です。朝だとこんな風にウスバキトンボがよく止まっています。





これは休耕田一面に生えているシロバナサクラタデです。



稲の根元にはときどきこんな風にジャンボタニシの卵が付いています。でも、昨年よりはずいぶん少ない感じです。





イチモンジセセリ



マメアサガオ





土手の横の畑で咲いていたキバナコスモスです。





土手にはこんなアレチウリがいっぱい生えています。





これはマルバアメリカアサガオ



これはオオニシキソウ





これはセンダンの木。





これはアメリカアサガオ。佐保川土手にはいろいろなアサガオが咲いています。





これはハッカです。ハッカについては、長田武正氏の「日本帰化植物圖鑑」に検索表が載っています。それによると、①花輪が接近、②穂状、③茎、葉裏、がくに毛が密生、④葉は楕円形~円形、葉の基部は浅い心臓形で茎を抱く、葉に凸凹がある、などからマルバハッカだと思われます。



キジバトが鳴いていました。



これはマルバルコウ



それからコヒルガオ



ウスバキトンボがまた止まっていました。



佐保川土手から離れてハス畑に行ってみました。ものすごく葉が茂っています。たぶん、下から2mほどはあるのではないでしょうか。







花はぽつぽつという感じでした。





用水路に咲いていたのはたぶん、アレチヌスビトハギ



よくよく見ると、用水路に金魚が何匹か泳いでいました。写真の赤いのがそれです。金魚池の金魚とは比べものならないくらい速く泳ぎます。







アメリカノウゼンカズラにこんな実ができていました。









チョウセンアサガオは今が花盛りです。

早朝の散歩 佐保川土手の虫

2022-08-30 21:00:49 | 奈良散策
奈良散策 第555弾


8月27日早朝の散歩は佐保川土手を歩きました。以前、オオブタクサの葉が虫に食われていたのですが、これがブタクサハムシによるものだと教えていただいたので、様子を見に行くのが目的でした。この日も接写用の一眼レフとコンデジを持って行ったのですが、まずは接写で撮った写真を載せます。





佐保川土手でオオブタクサの葉がひどく虫に食われた場所があります。









ぱっと見ではよく分からなかったのですが、よく探すとこんな虫が見つかりました。ブタクサハムシです。初めて見ました。





よく見ると、小さな幼虫もちょこちょこ見られました。



同じオオブタクサにアワダチソウグンバイもいました。







これはマメアサガオです。



「植物検索ハンドブック」によると、マメアサガオとホシアサガオの違いは花柄のいぼ状突起を見ると分かります。花柄にいぼ状突起の密生するのがマメ、まばらなのがホシです。この写真は花柄を拡大したものですが、いぼ状突起が密生しているのでマメアサガオということになります。





オヒシバにアブラムシが付いていました。









「アブラムシ入門図鑑」によると、オヒシバにつくのはオヒシバクロアブラムシです。図鑑の図版を見てもよく似ているので、たぶん、これでしょう。たいがいのアブラムシは一次寄生と二次寄生と言うように途中で寄生先を変えるのですが、このアブラムシは「イネ科植物で周年生活」するとのことです。

早朝の散歩 アサガオ3種、虫、猫など

2022-08-29 20:25:16 | 奈良散策
奈良散策 第554弾


8月25日早朝の散歩のときに撮った写真です。この日は一眼レフとコンデジを持って行ったのですが、そのうちコンデジで撮った写真です。



畑の脇に咲いていたアメリカアサガオです。







朝7時前だと羽化したてのウスバキトンボが稲の葉にぶら下がっています。





金魚池に生えていた草に何かが捕まっています。調べてみると、ハイイロゲンゴロウでした。以前、水を張った田んぼで幼虫を見かけたことがあったのですが、成虫はこれが初めてです。



使われなくなった金魚池は草ぼうぼうなのですが、そこにトンボがよく止まっています。これはショウジョウトンボ





これはヒレタゴボウ





その横で大きなヤゴの脱皮殻を見つけました。「日本産トンボ幼虫・成虫検索図説」を見ると、ギンヤンマのヤゴのようです。





「猫広場」の隣の金魚池の縁にはいつもの鼻の先の黒い白黒猫と胸に白い毛のある黒猫がいました。





この日は久しぶりにため池に行ってみました。でも、池にはまったく何もいません。それで、周りを見ていたら、キマダラセセリがいました。この辺ではほとんど見かけません。





色がちょっと違うのですが、共にマメアサガオだと思います。



これはマルバアメリカアサガオ。「日本帰化植物写真図鑑」によると、アメリカアサガオの変種扱いです。



イチモンジセセリ



ハグロトンボ



帰りに「猫広場」をもう一度覗いてみました。黒猫だけがいました。



イネの花が咲いています。



最後はまた、ウスバキトンボでした。

早朝の散歩 虫探し

2022-08-28 20:30:50 | 奈良散策
奈良散策 第553弾


8月25日早朝の散歩のときに撮った写真です。24日にNIKON P950を修理に出したので、それ以降はマクロレンズを付けた一眼レフとCanon SX70 HSの2台を持って散歩に出かけています。今日はそのうち、一眼レフで撮った写真です。



歩いていたら稲の葉に虫が止まっていました。ユスリカの♀です。こんな感じのユスリカは何度か見ているのですが、名前は分かりません。



これも稲の葉にいました。たぶん、キクヅキコモリグモが卵嚢を持っているところだと思います。



これは新しく造った金魚池の横壁で見つけたマダラノミバッタ幼虫です。



翅が痛んでいますが、アムールシロヘリナガカメムシ





アオモンイトトンボもついでに撮りました。



これはガマの葉についていたナガオカモノアラガイかなと思っているカタツムリです。



クズの葉についていたメダカナガカメムシ



それにクズノチビタマムシ



このユスリカはツヤユスリカの仲間です。



最後はアカメガシワの葉の基部にある蜜腺に来ていたアミメアリでした。

早朝の散歩 トンボ、花、鳥など

2022-08-27 20:30:41 | 奈良散策
奈良散策 第552弾


8月24日早朝の散歩のときに撮った写真です。



まずはショウジョウトンボ







比較的に小さな花なのですが、こんな風に葉が切れ込んでいるのはアメリカアサガオだと思います。



「猫広場」には黒猫が2匹寝ていました。どうも黒猫は区別がつきません。



「猫広場」の裏側には別の黒猫がいました。これは胸に白い毛があるので何となく分かります。やはり名前を付けないといけないかな。



これはいつもの鼻の先の黒い白黒猫。



金魚池にアメンボが固まっていました。よく見ると、カマキリが浮かんでいたようです。



ダイサギが固まっています。かなり離れた道を歩いているのですが、こちらの姿を見ると、何羽かさっと逃げていきます。



これはツバメ。このすぐ下にイタチがいたのですが、あまりに速く動くので写真を撮り損ないました。





これはタイワンウチワヤンマ。最近、多いですね。



これはたぶん、キシュウスズメノヒエ





淡い黄色のコスモスが咲いていました。



でも、葉を見ると、やはりキバナコスモスのようです。

雑談)今朝は珍しく佐保川土手を歩いてみました。以前、立西さんに教えていただいたブタクサハムシを見に行ったのです。以前も見たようにオオブタクサは虫に食われてぼろぼろになっていたのですが、よく探すと、ブタクサハムシ成虫とその幼虫が何匹か見られました。