奈良散策 第1291弾
9月11日、大和郡山市西部にある松尾寺へ植物調べに行きました。その続きです。松尾寺は矢田丘陵の中腹にあるので、山地性の植物を見ることができます。
この葉はカラスウリでしょうね。
カゼクサ<は花から少し離れた柄に腺があるのですが、その部分が濡れたようになっているので、やはりカゼクサでしょう。
これもたぶんカゼクサだろうと思います。
これはマユタテアカネです。マユタテアカネはアキアカネのように夏の間移動しないで、こういう日陰にいますね。
これはコミスジ。
ヒヨドリバナ。
ガンクビソウ。
ナキリスゲ。
このアザミはヨシノアザミではないかと思うのですが、自信はありません。
変わった植物を見つけました。
花が特に変わっています。これはシュウブンソウというキク科の植物です。
フキバッタの仲間です。「バッタ・コオロギ・キリギリス大図鑑」を見ると、これは♀のようです。♂の検索表は載っているのですが、♀については載っていません。
尾端の絵が載っていたので、比べてみると、何となくヤマトフキバッタに似ている感じです。
これはオニドコロ。
これが雌花。
とすると、これが雄花なのかな。
最後はヒヨドリジョウゴでした。
奈良散策 第1290弾
9月11日またまた松尾寺に行ってみました。今回も植物調べです。松尾寺は大和郡山市西部にあるお寺で、日本最古の厄除け寺として知られています。いつもお寺の周辺で植物を探しています。
これはクワクサです。
花を拡大して撮ってみました。
シオカラトンボがいました。
これは何を撮ったのか忘れてしまったのですが、おそらく、イタドリでしょうね。
これはたぶん、アレチヌスビトハギ。葉も写しておきました。
これはヨシノアザミかなぁ。
これはチヂミザサ。
スズメウリの花が咲いていました。
これはイノコヅチですが、「図説 植物検索ハンドブック」によると、葉先が尾状に尖っているのがイノコヅチ(ヒカゲイノコヅチ)で、それほど尖らないのが変種のヒナタイノコヅチということになっています。これはイノコヅチの方でしょうね。
カエデドコロの花はもうしぼみかけです。
これはクサギ。
高さが1mほどにもなるので、オオイヌホオズキではないかと思っている草です。
これはオニドコロ。
それにハナタデ。
これは何でしょうね。分かりませんでした。
奈良散策 第1289弾
9月13日早朝の散歩は稗田環濠にある賣太神社を過ぎ、平和地区公民館まで歩いて、植物調べをしました。
これはホウキギク。
ケリがいました。
そして、平和地区公民館に着きました。
中を見てみることにしました。これはアベリア。
奥に大きな池がありました。
右を見ると小山があります。奈良でこんな山があると、たいがい古墳なのですが、「奈良県遺跡地図Web」を見ると、どうやら違うようです。
上に登ってみました。結構、景色がいいです。
これはハツユキカズラというようです。キョウチクトウ科でテイカカズラの園芸品種Trachelospermum asiaticum ‘Hatsuyukikazura’だそうです。
これが公民館の入り口です。この辺でUターンすることにしました。
途中で、クワクサを見つけました。
稗田環濠の中を通って帰ることにしました。これはコミカンソウ。基部から中程までが雌花で実ができています。先端部分は雄花のようです。コミカンソウはもともとトウダイグサ科だったのですが、APG分類体系ではコミカンソウ科になっていて、2亜科10連に分類されているそうです(「新維管束植物分類表」による)。コミカンソウはコミカンソウ亜科コミカンソウ連に分類されています。
溝にトウバナが生えていました。
これはチゴザサです。
そして、アレチヌスビトハギ。
稗田環濠を過ぎて北上すると、地蔵院川に着きます。その土手を歩きました。こんな道です。
これはマルバアメリカアサガオです。
夕方、夕陽で雲が赤く染まっていました。右上に月も見えます。
雲を拡大してみました。
ついでに月も拡大しました。