奈良散策 第381弾
大和郡山市では「大和な雛まつり」が開かれていたので、3月3日にひな人形見物に行ってみました。これが3回目なのですが、市内101カ所に飾られているので、とてもすべてを回るというわけにはいけません。この日は本命の町屋物語館と箱本館にまず行き、後はお店に飾られているひな人形を見て歩きました。

最初は町屋物語館です。ここは昔、遊郭だった建物で、保存状態のよい町屋建築として、公開されています。


建物に入ったところの左右に飾ってあったひな人形です。上は昭和20年のもの。


これは正面の座敷に置いてあったひな壇です。昭和43年のものだそうです。

そして、これは左側の部屋にあった昭和8年のひな人形です。

2階に上がったところにあった昭和10年のひな人形です。

これはその隣の部屋にあったひな人形です。本当にひな人形だらけです。


と思ったら、3階にあがる階段の上から下までぎっしりと人形が飾られていました。これは見事です。


2階の部屋にもひな人形が。

そして、1階に戻ってきたところにも昭和51年のひな人形がありました。

次は箱本館です。ここは江戸時代から続いている藍染商の町屋を改造したところです。


ここのひな人形の特徴はつるし雛がすごいところです。

座敷に上がるとひな壇が2つ置かれていました。

こちらは昭和53年のもの。

先ほどのつるし雛を横から見たところです。

座敷を抜けるともとの場所に戻りますが、そこにもひな壇が置かれていました。

これは金魚のおひなさまだそうです。

そこに森口武男の「金魚とねこ」という詩碑のコピーが置かれていました。森口武男は奈良市に住んでいて、詩碑自体は郡山高校の正門近くにあるそうです。「金魚とねこ」というとすぐに金魚を狙う猫の姿が思い浮かぶのですが、詩の内容はずいぶん文学的でした。

箱本館を出て、道なりに商店街の方に歩いていきました。これは奈良屋という着物丸洗いのお店のひな人形です。

こちらははるみち屋という化粧品屋さんのひな人形。

それから啓林堂書店のひな人形。

キューピー人形がいっぱい並べてあるのはキューピー堂というお店。

最後は丸岩呉服店のひな人形でした。
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