かたえぎきと読む。これまたミステリー小説。短編集。4編。
うまく構築された謎と解答。上品で前向きな雰囲気。なんかの賞でダントツの一位をとったらしい。善良さを疑わないポジティブ思考のミステリーが賞をとるのはきっと時代もあるし大勢の意識だろう。僕はひねくれ者だから、ありもしないいい子ちゃんを感じてしまう。
いやでも面白かったよ。ほんとに。それぞれの話が終わった後を想像するのがまたひとつの醍醐味だなと思う。短編独特の。
ミステリー小説です。
もちろんタイトルがどうにも気になって読んだのです。読んでいる途中に眠くなった昨日などは年甲斐もなく夜の闇が怖くなったりもしたのです。
読み終わってみると、猟奇ミステリーではなかった。鮮やかな完全犯罪と小説のラスト。しかしここで注目すべきなのは、犯人のかっこよさやいさぎよさではないのだ。このタイトルの真の意味。なにも変わっていない、なにも起こっていないと思うのは大間違いなのだ。
ライブとオフショットのビデオ。
ライブは…すげえ。断然すげぇ。そうか、これが真骨頂か。ライブに行きたくなった。ので行くことにした。1月14日福岡大名ROOMSにて。楽しみだー!
軽やかに生きるとは。
脂肪がなくて身が軽いとか。
余計なしがらみがないだとか。
不必要なものは持たないとか。
うまく世間を渡るとか。
そういうことを言うんじゃないんだ。
軽やかに生きるとは。
軽やかに死ぬことだ。
悔いの欠片も残さぬような。
覚悟がいつでもあることだ。