鳥類が人間から地球の支配権を奪っていく過程とその後人間と同じように堕落していく過程をアンソロジーの形でまとめている。残酷、秀逸、面白い。最後の方、もう人間はいないね。と言うか、鳥人がつまり人間なのだ。
僕が僕で楽しいときに。
世界の絶望も。
危険な失敗も。
巨大な悲しみも。
未来が見えなくても。
あまり関係がないみたい。
草の中に見つけたよ。
植えた種から芽が出たよ。
カニが歩いているよ。
僕の股をトンネルにして。
人が本当に人らしく。
生きるためにニュースはいらない。
考える頭と。
動く身体があればいい。
楽しければそれでいい。