[JMM859Sa]「トランプ現象の拡大をどう見るか？」from９１１/ＵＳＡレポート

■　『from ９１１/ＵＳＡレポート』第６９７回

　　　　「トランプ現象の拡大をどう見るか？」

　　　　■　冷泉彰彦：作家（米国ニュージャージー州在住）

トランプっていう人はよく知らないけれど、説明を読めばなるほどなって思う。
この人はありえないと思いつつの盛り上がりだとすれば、ゲームに熟練した上手な楽しみ方だな。さすがは。

天使を描く

詩2462「ハンター」

森の息吹。
湿気は緑。
蚊に刺され。
崖滑り。
蔓で転ぶが。
目は樹上。
擬態を見破るのは。
森からのフォース。
蝉の命を奪うには。
我の命も懸けねばならぬ。
本気さ。
狂おしいほど。
くだらぬことの連続で。
人生は成り立つのである。

天使を描く

草の原から

詩2461「夢の時間」

夢の時間を支えているのは。
ただその想いだけ。
バッタになって。
草から草へ。
捕まって食べられ。
羽虫になるよ。
あの雲が好きで。
草を離れ上へ上へ。
力尽きて落ちて死んで。
ヤスデになった。
地を這いながら。
夢を見ている。
過去の夢。
未来の夢。
それはどちらも今の夢。
草っ原から。
あなたのもとへ。
夢の時間は続いてる。

諌山創 『進撃の巨人』17巻

まだまだ隠されていることはたくさんあるのねー。
ってことが分かった。楽しみだねえ。

あなたがそばに

明日8月23日(日)午前10時より、舞鶴公園原っぱ広場にて

ザ・ガーデナーズの練習をしますよー。来たい方はどなたでもどうぞー。

鷲田清一 『「待つ」ということ』

何事も待てなくなった現代社会について論じているのかなあと思ったら、かなり哲学的な本だった。
つまり「待つ」ということそのものについて論じている。ケアの場面や演劇なども引き合いに出しながら。
頭がこんがらがりそうな複雑な思考が必要で、もっとじっくり読まないとなあって感じ。またいずれ。
その中でもチェックした言葉を下記に。

…この人生はわたしのもの、という囚われから抜けだせるかどうか、である。
ポール・リクールは、何かをほんとうに「理解する」というのは、同化(所有、つまりはわがものとすること)ではなく、かならず「貪欲で自己愛的な自我の放棄」、つまりは所有権剥奪をともなうものだと書いている。これまでなじみのなかった何かを理解したときには、ひとはもう、おのれの軸を移し、自己を理解する新しい地平に入っているのだ、と。