3強対決・・・・宝塚記念。
2着馬に3馬身1/2の差をつけて、
ゴールドシップが圧勝。
1番人気のジェンティルドンナは4馬身差の3着、
フェノ―メノは4着でした。
2着のダノンバラードは川田にうまく乗られてのもの。
ナカヤマナイトにして欲しかったレースを、そのまま実行したのが川田。
ナカヤマナイトの柴田は3強の後ろから。
その時点でノーチャンス。
何を考えているのか・・・理解に苦しむ。
フェノ―メノは思ったほど先行できず、ゴールドシップとジェンティルを前に見ての競馬。
常に2頭の外を回り、コースロスは歴然。
天皇賞のゴールドシップと同じ状況になった。
そこで良馬場とは言え、荒れた芝に脚を取られて伸びない。
上手く行った天皇賞、行かなかった宝塚記念。
それだけが勝敗を分けたと言える。
ジェンティルドンナは良く頑張っている。
さすがに最強クラスの牝馬だ。
でもあくまでも、「史上最強」ではない。
いろいろといい訳が出来る今回の競馬、
力負けだと認めない者もいるでしょう。
でも、負け。
今日のゴールドシップとの着差で、
昨年の年度代表馬が間違いである事だけはハッキリした。
投票記者の目は節穴である事も同時に露呈した。
勝者、ゴールドシップ。
戦ってきた相手が弱かっただとか、
フェノ―メノとはもう、勝負付けが終わったとか、
ステイゴールド産駒の気性の悪さは一度出たらなかなか収まらないとか。
一度負けただけで、ゴールドシップはこき下ろされた。
その記事や話題で持ちきりだったこの2カ月。
内田博幸騎手のコメントに集約されていましたね。
『生き物ですから、ダメな時だってある』
こういう言葉を、ヒーローインタビューで繰り返した。
G1 3勝のプライド。
ただ一度の敗戦で、その栄光をなかったモノにされようとした。
ゴールドシップに関わるスタッフすべての人の努力、汗、力。
万全を尽くしても負ける事はある。
それでも、厩舎スタッフは常に最良を目指して頑張っている、
それを訴えたかったのではないかと思う。
内田騎手は須貝厩舎でつきっきりでゴールドシップの調教をした。
厩舎関係者のプライド、
騎手としてのプライド、
全てをゴールドシップの勝利のために捧げた。
その執念・・・!
本当に、おめでとうございました!!
オルフェーヴルが居ない宝塚記念。
戦いの場に来られなかった時点で、最強と呼ぶにはおこがましい。
それでも、なりとろは 『最強』 と言わせてもらう。
しかし、ゴールドシップもその域に、確実に近付いている。
しかし、この2頭が対決する事はもう・・・・。
そう言う意味でも、
この宝塚記念にオルフェーヴルの姿が無いのは残念だった。
それにしてもゴールドシップ、良く勝ってくれた。
ドンナに勝たれたりしてたら、なりとろ発狂してたぞ。
馬券はガミった。
でも悔いはない。
天皇賞で、単勝買わなかったために、
フェノ―メノの勝利を手放しで喜べなかったからなぁ…。
今回は、単勝も馬連も買った。
メノとナイトが負けたから、当たってマイナスだけど、
本当に清々しい気分だ。
これで春のG1は終了。
来週から夏競馬。
なりとろの万馬券マンスリーも来週で終わり。
来週・・・・獲りたい(T_T)