レッド・センセーション（赤い衝撃）

阪神が直接対決で広島に負け、自力のCS進出が断たれた日、情けない気持ちで一杯だった。
出ても、きっと恥をかく。
そう思っていた。

でも、残り一試合を勝てばいい広島。
なぜか、広島が勝てるイメージが浮かばない。
阪神だけじゃない。
広島も、勝ちたい試合になかなか勝てないシーズンだったからだ。

実際、広島は５位の中日に1安打完封敗けを喫した。
自動的に、阪神のCS進出が決まった。

なりとろは、阪神に多くは望まない。
関本の希望通り、日本一になれば喜ぶ気持ちもあるが、3位からの下克上、素直には喜べない。

しかし、CSファーストステージの黄泉売り戦だけは別。
八百長球団には、なんとしても勝って欲しい。
あのような悪の球団を日本シリーズに送り出す訳には行かないからだ。

黄泉売りはCSを辞退しなかった。
きっと、今回の問題をそれほど気にしていないからだ。
当事者に全ての罪を着せて、辞めさせることにより問題を沈静化、うやむやにしようと言う魂胆か。
当事者が二軍戦しか出ていない、なんて言い訳にならない。
一軍の選手に八百長を持ち掛けていたのかもしれないし……信用なんて出来ない。

まさか、タイガースにはそんなバカはいないと思うから言うが、こんな問題を起こす球団は要らない。
解散すべき。

球界の盟主も、恥（地）に落ちた。