金本阪神、誕生！

阪神の新監督に、金本が就任した。

戦力ダウンが見込まれる、タイガースの過渡期に、火中の栗を拾うべく受諾してくれた。

周りは、３年掛かっても構わない、このチームを建て直せるのならば…と口を揃えるが、金本は言う。
勝ちながら、若手を伸ばす、と。

もちろん一朝一夕には行かないだろう。
しかし、３年掛かっても…なんて言葉は甘え以外の何者でもない。
金本は、あえて自分にプレッシャーをかけた。

勝ちを優先する。
気持ちのあるものを使う。

もちろん、自分だけではない。
タイガースナインにも、今以上の本気を求めているのだ。


よく聞くのは、阪神ファンは監督さえ変えれば勝てると思っている…と。

もちろんそうだ。
勝ちきれない、優勝できないのは監督の手腕の問題によることが大きい。
監督が変われば、選手も変わるし、チームのカラーも変わる。
だから、より素晴らしい監督の就任を希望する。

金本監督となり、フロントもチームも一体になって改革をすると、金本監督も社長も宣言した。

フロントが変われるなら、チームも変わるはずだ。
指導者経験の無い監督を招いた阪神。
優勝を狙うなら、フロントの協力は不可欠だ。

来年、一年目でその道筋が出来るのか、否か。

不安より楽しみが大きい、今はそんな気持ちだ。