2022年3月11日。
11年です。
14時46分。
私が住む街でもサイレンがなりました。
眠っていたななは驚いて慌てて。
そのななを抱っこして(と言っても逃げようとされましたけど)サイレンを聞きました。
私は毎朝、TBSの「THE TIME」を観ています。
この番組の金曜日にMCをされる香川さんが6時に話す言葉を楽しみにしています。
香川さんの話は、通常1,2分なのですが、どのような話をするときもわかりやすく、香川さんの思いがテレビの向こうに
いる私に伝わります。
今日の「THE TIME」で香川照之さんが6時に話したこと。
あの日、香川さんは根室の風蓮湖で南極物語の撮影をしていたそうで、その話をしたあとに話したことです。
「私たちは今、とりあえずの平穏を取り戻しているかのように見えます。しかし、
それも地球がご機嫌で無事でいてくれてこその平穏です。私たちの地球は、どこかの台の上にいい子で
置かれているわけではありません。時速1700キロで回転して時速11万キロで突っ走っている荒ぶる球体です。
地球も生きているのです。私たちのこの地球をこれ以上、怒りに震わせないためにも私たちは今日、
もう一度立ち止まって考え直しみてもていいかもしれません」と話されました。
心に響くお話でした。
「荒ぶる球体」に住んでる私達。
地震だけじゃない、他にも自然災害がたくさん。
でも、今まで私達は荒ぶる球体に住んでるなんて思ったことはなかった。「地球がご機嫌で・・・」とも。
地球を怒らせるようなことはしてはならないのに、どうして今、あんなことが起こっているんだろう・・・。
「もう一度立ち止まって・・・」これは今起こっているロシアのウクライナ侵攻のことを言っているのだろうと思います。
自然災害に対する備え、これは毎年考えることですが、今現実に起こっていることについても他所の国のことではない、
他人事ではないのです。この現実から目を背けてはならないと思いました。