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今日は何色?

保護猫、ななも7歳。
大人になり落ち着いてきましたけど、まだまだ遊ぶの大好きです。

真夜中の中華料理

2012-10-19 18:45:12 | 2012上海

お友達と合流して、タクシーを拾います。

タクシーは目の前にあるホテルで拾いました。

な~んだ、知っていれば昨日ここで拾えたのね~。

 

流暢な言葉で運転手さんと話すお友達。

う~んすごい

「生きるために話すんです」というお友達。

確かに、生きるためというか生活するためには必要です、現地語。

 

お友達が「奥様ご所望の中華料理なんですが、時間が時間で・・・」

当たり前です、あるわけありません。

合流したのは12時なんですから。

雨で中断したおかげで延び延びですもん、試合。

贅沢は言いません。

「で、候補が2つあります。とあるホテルの24時間営業中の中華。ここは行ったことが

ないので味の保証はありません。もう1つは駐在員御用達のラーメン屋」

旦那さんが「それは却下」と言ってくれたので、夜は遅いですが、中華料理に

行くことに。

 

味の保証はないとはいえ、ホテルの中華ですし、本場ですし大丈夫でしょう。

行ったことがないお店だからアテンドで使うためのお店発掘ということで、

お友達のためにもなるでしょう、きっと。

「真夜中に中華を食べたいというお客さんが来たときに・・・」と旦那さん。

「そんな客まずいないけど~」とお友達。

ま、とりあえず新規開拓ってことでね。

 

連れて行ってもらったお店はホテルオークラ上海近くのホテル。

夜なのでどこを走っているのかさっぱりわかりませんでした。

バンコクやフランスとは違って、上海の地図は全く頭に入っていないし

 

お店はこういうお名前でした。

決して怪しいお店じゃありません。

 

時間も時間なのでほぼ貸切。

「ほぼ」というのはなぜかというと、この後におそらく私たちと同じ境遇でしょう、

テニス帰りと思われるお客さまが入ってきたのでね。

 

えー私は飲みたかったのですが、実はお友達も旦那さんと同様、あまり

強くはありません。

類は友を呼んだらしいです。

でも、とりあえずこれで乾杯。

青島ビールで~す

これ、お水でした。

だって旦那さんが「飲める」って言うんだもん。アルコール度数も3%くらいしか

なかったです。

とは言え、旦那さんもお友達もほとんど飲めませんので、

トータル4本頼みましたが、ほとんど私のお腹の中に吸収されたのは

言うまでもありません

 

真夜中なのでお友達はオーダーをちょっと悩んだようですが、

いろいろ頼んでくれました。

 

鶏の冷製

おいしいんだけど、噛めそうで噛めない小さな骨がたくさん。

 

フカヒレ~

姿煮じゃないけど、たくさん入っていました。

黒酢をかけていただきます。

 

豚の角煮

すご~く柔らかくておいしかった~。

気が付いたら旦那さんが1人で食べてしまっていた・・・。

もうちょっと食べたかったのに・・・

 

この2品のおかげでしょうか?

寝不足の翌日なのに肌がぷるっぷるで化粧ノリがよかったのです

恐るべしコラーゲンパワー。

 

現地で「豆苗」と呼んでいる青菜。

 

日本の豆苗とは違います。

クセが少しあってターツァイみたいな感じがしました。

「奥様ご所望の小龍包ですが、ここにはちょっとおいしそうなのがないので

近いものに」と言って頼んでくれたのが餃子っぽいこれ。

カリカリに焼いてあって、中からは肉汁がじゅわ~っと出ず、

プシューっと飛んでしまいました。

これはおいしい!

すご~くおいしかったです

 

サンラータン。

酢が得意じゃない旦那さんもおいしく食べられるほど、物足りない味。

餃子の黒酢足せばよかったかも~。

 

これを夜中に食べるってねえ・・・。

たまにだからいいし、おなか空いていたから私たちはいいけど、

お友達にはつき合わせちゃって申し訳なかったです。

旦那さんとお友達は久しぶりの再会で話すこともたくさん。

時間はあっという間に過ぎます。

 

ここを出たのは2時半ころ。

途中、大きな事故を見かけました。

ボケてますが、この車は反対の壁に大激突して、その衝撃で反対の壁に

ぶつかったよう。

最初にぶつかった壁がボロボロになっていました。

2日間タクシーに乗ってわかりましたが、かなり運転は荒いですから、

こういう事故が起こるのも仕方がないのかなと思えます。

 

ホテルまで送ってもらってお友達とはお別れ。

長く疲れた1日ではありましたが、意外と元気な私。

旦那さんは相当お疲れのようで、速攻爆睡。

そうだよね、昼間は知らない場所で歩いて迷ってだもん。

お疲れさまでした~m(__)m

 

私はロジャーさんを満喫したおかげで、疲れなんてございません!

 

あっという間の2泊3日。

もう明日は帰る日です。

 

 


上海マスターズ・フェデラーvsマレーは雨の中断あり。

2012-10-19 18:03:28 | 2012上海

20時からフェデラーvsマレーの準決勝が始まります。

また派手な入場があり、

コイントスがあって、

練習して

一息ついて

試合です。

第3コートでたくさんいたロジャーファンと思われる方たちの声援がものすごいです。

こんな感じの観客が他の席にもいたりしてます。

観客の雰囲気としてはロジャーに寄りかな~。

ロジャーもマレーもあまり調子が良いとは思えないけど、第1セットはマレー。

試合途中ロジャーが何か主審に言いに行きました。

どうやら雨っぽいのです

アナウンスでも「雨だからちょっと待ってね~」みたいなことを。

雨に歌えばも流れます。

この時の雨はすぐあがったようで、試合再開。

しかし、その後本格的に降りだしたよう。

スコアももうこんな感じだからマレーはさっさと終わりたいよね。

傘も開いて、ロジャーさんはお着替え

お約束ですが観客は「フ~

テレビでしか見たことないロジャーさんのお着替え

ええ、理解不能だと思います。

おバカさんですよ私も旦那さんも。

ロジャーさんは上に羽織りましたが、マレーくんは早くやりたそう。

この後、スタッフがマレーくんの上着も持ってきたのですが着ませんでした。

早くやりたいよね。あと1ゲームだもん。

アナウンスがあり、雨が降ってるから屋根を閉めると。

選手は一度控え室へ移動。

そして濡れたコートは人海戦術。

これって必死にやってる人とそうじゃないかもの人がよくわかります。

足でやるってねえ・・・。ちゃんと拭けなくない?

 

試合再開です。

この中断がロジャーさんに好機を招いてくれるかと思いましたが、

そういうわけじゃなかったようです。

人がぶつかってブレブレですが、試合終了後の握手。

 

このシーンを見てバス乗り場にダッシュです。

 

負けたのは残念だけど、きっとロジャーさんは「きみたち明日帰るんだろ?

決勝見られないじゃないか、だから負けたんだよ」

なんて言うわけないけど、勝ったら後ろ髪を引かれる思いで帰国だったから、

本当はよくないけど、よかったことにします。

勝ったロジャーも負けたロジャーも見ることができたなんてあまりないことだし。

 

ダッシュしたおかげで比較的早くバスに乗れました。

渋滞もあり長旅になりましたが、前に並んでいた日本人男性と

話をしていたら1時間なんてあっという間。

気が付けば上海体育場に到着。

降りて男性にお礼を言っていると、旦那さんがお友達を見つけたようです。

 

お友達とはいつぞや飛行機の中で偶然会って以来。

一時帰国からバンコクに戻る飛行機で一緒になりました。

お友達は仕事でバンコクに出張。

席も離れていたから話はあまりできなかったことを覚えています。

この後はお友達と移動です。

 


ロジャーさんの練習風景。

2012-10-19 17:52:06 | 2012上海

コートに入るとまだ第1試合のダブルスの途中でした。

 

この日はセンターコートで3試合組まれていて、

ダブルス準決勝とシングルス準決勝、時間をおいてナイトセッション20時から

ロジャーさんの準決勝。

ダブルス準決勝のもう1つの試合は、別コートでの試合となります。

これって全部センターコートでもいいと思うんだけど~。

ナイトセッション20時からっておかしいんですけどねえ。

地下鉄も止まっちゃう時間にしか終わらないの決定的。

19時からだったら2時間試合してギリで地下鉄乗れるかもしれないのに。

スケジュールの組み方がちょっと不思議です。

 

ブパティ・ボバンナ組(インド)vsフレミング・ハッチンス組の対決は

インドペアの勝ち。

インドペア強し~。

ダブルスではよく見かけた漢字がこれ。

タイブレイクって7点拾うって事かなあ。

この試合の途中で私たちは一度外に出てプラプラすることに。

もしかして誰か練習するかもしれないしね。

 

と思って歩いていると、やたらと人がいっぱいの第4コート。

それも、どう見てもあなたたちロジャーさんのファンでしょ?って

方々がたくさん。

もしかしてここで練習する?そんな雰囲気。

とりあえず空いていたところに座ろうとすると、数人に見られました。

もしかしてお友達のために取っておいたのかなと思い、旦那さんに

「ダメなんじゃない?」と聞いたら、その中の1人が

「いいよ~」

「いいよ~???」

「いいです」

思いっきり日本語

ちょっと日本語が話せたみたいで、「いいよ~」とため口で言ったことを

後悔したのか(こちらは日本語が出てきたからビックリしただけなんですが)、

ちょっと小さい声で「いいです」と丁寧な言葉に変わっておりました。

 

こんなときなのでね、日本人と分かれば敬遠されることもあるかなと

思ったのですが、テニスではそういうことはありませんでした。

というわけで、そこに座ってしばし待ちます。

ここでご飯タイム!

本日はファミマで1つ、ローソンで2つです。

ファミマは、海老というかザリガニチックなイラスト。

これもマヨネーズ味でした

そして昨日と同じように、真ん中から折れます。

ちょっとファミマさん考えものじゃない?

ローソンの海苔巻きは照り焼き味の鶏肉にまたもマヨネーズ

それとレタスが巻いてありました。

もう1つは「猪」という漢字が入っていますが、そのお肉かどうかは不明。

こちらは薄焼き卵が入った黒胡椒たっぷりのおにぎり。

これが一番おいしかったかも。

 

4番コートでしばらく待っているとさらに人が増えます。

1時間以上待ったんですよ。

こうしている間にダブルスは終わり、シングルスのジョコビッチvsベルディヒも

始まっちゃった気配。

私はロジャーさん待ちだからいいけど、旦那さんはジョコも見たいだろうから

戻ってもらおうと思ったんだけど、旦那さん「これも上海」と待つことに決めたそう。

 

待っている間、この4番コートには誰もスタッフがいなくて、

出入りが自由にできる状態。

こんなことする人多数現る。

 

しばらくすると、夜にダブルス準決勝があるマリン・チリッチとメロが練習を始めました。

チリッチは前日ロジャーさんに負けた選手です。

 

チリッチの練習が終わると、彼らはボールを置いていったようなのです。

私たちはベンチ裏にいたけど、ボールがあるかどうかまでは知りませんでした。

気が付いたら1人の男の子が反対側の席の人たちから歓声を受けコートに乱入。

そして、そのボールを持って客席に投げ始めたのです。

 

・・・・・・・。

言葉がないです。

これって許されるんだ?

常識ってお国によって違うから仕方がないところもありますが、

これってOKなんだね、この国。

自席に行ったら席に座られているのも当たり前のこの国。

そしてなかなかどいてくれないのも当たり前。

どいたらまた自席には行かず別の空いている席に座るのが当たり前。

座席のことはまだしも、ボール持っていくって・・・そして歓声、拍手を受けるって・・・。

 

カルチャーショックってやつです。

 

しばし呆然していると、なんだか動きがあります。

お隣の第3コートに人が向かっているのです。

どうやら第3コートに変更のようで、私たちもダッシュ

ところが、第3コートに行ったらちょっと雰囲気が違います。

やっぱり第4コートみたい。

元の席に戻ったけど、どっちなんだろう?と思いながら第3コートを見ていると、

友達に向かって手招きをしている男の子発見。

やっぱり第3コートのようなので、またダッシュ

ダッシュしている真横を警備に囲まれたアンディーが第3コートに向かって

歩いていました

 

第3コートはしっかりしたコート。

ロジャーさんの練習はこちらに変更になっちゃったんですな。

 

 

日本では全く取り上げられませんでしたが実は開催前に

ロジャーさんを脅迫というか暗殺というか、そういう内容の嫌がらせメッセージが

届いていたのです

 

とんでもない話で、いたずらにしても程があります

フェデラー本人も動揺したとのこと。

警備がしっかり付くのも当たり前です。

そして練習コートが変更になったのもこれが影響したのかなと思います。

第4コートはあまりに近すぎて怖いです。

 

ロジャーさんは軽く練習したのですが、ヒッティングパートナーが酷すぎます

とにかく横にデカイ。2人いましたが、2人共横にデカすぎ。

動けるのか心配になっちゃいましたよ。

そして、ヘタすぎです。

ロジャーさん、練習ですから本気で打ってませんけど拾えませんか?

スマッシュの練習したいんですけど、高く打てませんか?

ただ体を動かしただけって感じがしないでもない。

いいのかな?こんな感じで?

ちょっと不安です。

 

練習後、さすがにマレーとの準決勝を控えていますからサインはしません。

しないとにらんでいたので、すぐにコートの外にでて、ロジャーさんの歩くところ

(警備がいるからすぐわかる)をキープ。

何もするつもりはありません。

ただ「ロジャー」と言いたいだけ

見るだけで満足なんです。写真?カメラは旦那さんが持っていたし、

もうカメラじゃなくてこの目に焼き付ければそれでOK。

 

もうお腹いっぱいでセンターコートに向かいます。

センターコートではあっという間にジョコビッチが試合を終わらせようとしていました。

ナイトセッションまで時間がありすぎるからもつれてもいいのに。

 

お約束のサインは、

「中国」をハートで囲んでいました。

ちなみに前日は、ジョコビッチの漢字に使われている「徳」と言う字を必死に

書いておりました。

 

まだ18時。

と言うことは第3コートでダブルスがあります。

センターコートにいる必要はないので、第3コートに移動です。

チリッチ・メロ組vsパエス・ステパネク組

 

私たちが入ったあと、続々とセンターコートから移動してくる観客。

テニスでは、コートチェンジの時に移動することになっています。

サービスポジションに選手が入ったらもう動いちゃダメです。

ところが全くこれを無視しちゃうんですね、こちらのお国は。

きちんと警備が止めているところもあれば、いれちゃうところもあり。

主審が「もう座ってね、お願いだから静かにね~」みたいに言っても

聞く耳持たず。

結局選手も呆れちゃって、こんな感じ。

とにかく酷すぎでしたこの試合の観客。

私たちのすぐ横で立ったおっさんがいて、邪魔でしょうがなかったけど、

何か言ってもめるのも嫌だしガマンしていたら、後ろの席の女性が、

自身が持っていたラケットでおっさんの頭を叩きました

 

おっさん「なんだ~?」(多分だけど。ちょっと怒り気味)

女性「邪魔なのよ、見えないじゃないの!(かなりお怒り)」

旦那さん「座ってくれ(もちろん英語、伝わらないと思うが)」

女性のおかげで見えるようになりました。

 

だけど、やっぱり無法地帯。

自由に動きまくる観客に、それを抑えられない警備に、

VIP客を入れるために一般客を追い出そうとする主催者側に、

今からサーブだって時に平気で電話がなる主催者。

この2組は最悪のコンディションで試合をしておりました。

 

試合の内容はパエス・ステパネク組が圧倒。

パエスはダブルスの世界ランキング1位にも立ったことがある選手。

ステパネクは最高ランク8位、ダブルス13位。

上手な選手だと思ってはいたけど、ダブルスになったらそれをもっと

感じることができるプレー続出。

さらに上なのがパエスだけど。

パエスのボールコントロールや狙うコースがスゴイ

もうちょっと見ていたいと思うプレーがたくさんあって、圧倒的な強さで勝利。

この試合、やっぱりセンターコートでさせてあげたかったな~。

 

ナイトセッションまであと30分です。


上海2日目もドタバタ。

2012-10-18 21:52:35 | 2012上海

疲れが残っていましたが、目覚ましなしでも目が覚めるって、

さすが旅行先です。

気が張ってるのでしょう、寝坊はできないと。

旦那さんは爆睡なんですけどね~。

いつでもどこでも眠れる子ちゃんなのですが、さすがに深夜バスでは眠れなかったようですから、

寝心地の良いベッドではいつも以上に爆睡

なかなか起きないけど、起こして朝ごはんへ出かけました。

 

インターコンチネンタルホテル浦東の朝ごはんは、いろんな種類が楽しめます。

麺におかゆ、パンに海苔巻きなどの炭水化物に、

おかずは中華はもちろん、洋食からカレーまで。

あ、和食という和食はお味噌汁だけだったかな。

生フルーツジュースも結構種類が多かったし、フルーツも

スイカやメロン、それに大好きなドラゴンフルーツもありました。

 

フルーツはすっかり食べるのに夢中になっちゃって、写真を撮るのを忘れました(-_-;)

小龍包かと思って取ったら、中は高菜だった・・・。となりの餃子も中身は一緒。

ちょっとガッカリです。

 

ここのスタッフ、ちょっとダメダメです。

1つ目のお皿を済ませて、取りに行ったほんの数分の間に、テーブルが全て

片付けられていました

え~もう片付ける???

すぐシルバーとか持ってきてもらったけど、

まだ食べている最中なのに、残り一口分あるのに、

「さげていい?」と聞いてきます。

お隣にいた外国人にも同じように聞いていて、その方は

「まだ食べる」と言ったのに、

「下げていい?」とまた聞いていました。

どうなってるんでしょうねえ~。

ここまで下げるのが早いお国は初めてです。

 

お腹もいっぱいになったので、そろそろ出かけます。

その前に、ホテルの部屋から旦那さんのお友達に電話。

携帯は高くなるから部屋からかけましたよ。

チケット代金を払わないといけないので、夜に会う約束をしていたけど、

試合の終わる時間を考えるとどうしても23時過ぎになってしまいます。

なので、最終日の午前中にホテルに来てもらおうと思ったのですが、

「今日は24時間働くつもりだから遅くても大丈夫」と。

ホントに24時間働くつもりかどうかは不明ですが、ありがたいです。

そして、前日の帰りに苦労した話を旦那さんから聞くと、

「シャトルバスに乗ったら連絡して。上海体育場まで迎えに行くから」と。

お友達の会社はそれぞれにドライバーがいるわけではないので、

急には使えないけど、

現地に住んでいれば何不自由なくタクシーに乗れるから、上海体育場まで迎えに

きてくれると

あの争奪戦に挑まなくてもいいのね、今日は~

 

試合は14時過ぎからだけど、せっかく上海にいるのだから、

少し街歩きしてもいいかなと。

 

確かテレビ塔。

 

上海の世紀大道というところに環球金融中心(ワールドフィナンシャルセンター)なる

栓抜きみたいな建物があります。

写真は撮りませんでしたので、こちらから見てください。

 

ここは森ビル出資の建物で、日本のお店がたーくさん。

ファミマにローソン、モンシュシュに、はなまるうどんなどなど・・・。

その中に私もお世話になったことがあるこんなお料理教室も。

上海に3つ、北京に1つだって。

 

この写真をあとで旦那さんのお友達に見せたら、

「なんだ、来ていたなら連絡くれよ、午前中この建物で仕事してたんだから」と。

お友達はなんとここの建物にオフィスがあったのです。

まったく、何も聞いてない旦那クン。

だからあんなに苦労したんじゃん!!

 

話がそれましたが、とりあえずコンビニでおにぎりも買い、

地下鉄の駅へ。

海外の地下鉄はやっぱり最初手間取ります。

イライラしまくりの旦那さん。

お札を入れようとしたら、それはカード専用の券売機だったりねえ。

お札を入れたら返されたり、まあイライラしますわ。

 

この日向かったのは昨日バスを降りた「上海体育場」

私も上海体育場だと思ったのですが、降りたときにどこがバス乗り場か

全く分からないのです。

駅の人に聞いたら「6番出口」と言うので6番から出ると、確かに降ろされた場所だし、

バスターミナルもあります。

しばらくうろうろしたけど、まったく分かりませんから、バスターミナルのスタッフに

写真を見せながら聞いたけど、

「知らん」(多分そんな感じ)。

 

しばらくうろうろしましたが、もうダメです。

旦那さんが「もう1つ確かバス乗り場のある駅があるからそっちに行こう」と。

また地下鉄に乗りまして、その駅に向かいます。

そして券売機でまたトラブったことは言うまでもありません。

つくづく旦那くんは券売機との相性が悪く、私が持っているお金を入れたら

一発で出てきました。

 

着いた駅はちょっと大きくて南口と北口とありました。

駅には特にテニスに関係したポスターとか案内とか見当たりません。

南口の方が出口としては大きかったのですが、

旦那さんが方角的に「北口」と言うので北口に出るとやっぱりバス乗り場が。

でも、全く分からないのでやっぱり係りの人に写真を見せると

「知らん」(絶対そんな感じだし、多分「お前ら何言ってんの?わけわかんないよ」的な

ことも思っていたでしょうな~)。

 

 

もう試合も始まっている時間。

仕方がないのでタクシーを拾いました。

タクシーのドライバーさんに毎度の写真を見せると、ラケットを振る真似をしました。

思わず「チャイチャイ~」と私は言ってしまったのですが旦那さんはそれを見てない

から「伝わらなかった」と思い込んじゃって「ダメだこのタクシー」と。

いやいや、ダメじゃないんだよ、旦那さん。

この人はラケット振ったんだから

 

このドライバーさんのおかげで無事に着いたことは言うまでもありません。

 

ドタバタで到着しましたが、

後々ゆっくりガイドブックを見ると、

上海体育場に行くのは夜、帰りだけ。

その後行った駅はやっぱりシャトルバスが出ているのですが、

全て漢字の中に「南」という漢字が・・・。

多分南口から出ていたのだろうと推測されます。

 

そしてもう帰りの話だけど、この日の帰りはシャトルバス乗り場に並んだところ、

前にいたのは日本人男性で、その方は毎年ここに来ているとのこと。

行きのシャトルバスのことは知らなかったそうですが、

とある駅からタクシーに乗るのが一番早いという事を教えていただきました。

その駅のタクシーは、テニスに行く人を拾うために待っているというから、

何も説明しなくても連れて行ってくれると。

 

そしてホテルは上海体育場の目の前にあるホテルを取るべきだということも

教えていただきました。

もう行かないと思うけど、今後の参考です。

 

こんなドタバタがありましたが、無事に到着したのでまあいいや。

旦那さんの疲れっぷりはすごかったけど。

 

何のためにお友達がいたのでしょうねえ、旦那さん。

知らない国、知らない場所に行くのに、自分じゃわからなかったら

せっかくいるお友達に聞けばいいじゃないの!

何にも旦那さんは聞いていませんでした。

お友達は「きっと忙しいと思って、気を遣ってくれたんだよ」と言ってくれたけど、

きつい思いをして苦しかったのだから、頼るべきだったんだよ~。

旦那さんのいいところもダメなところも知っている数少ないお友達なのに~。

まあ、気を遣って聞かないのも旦那さんの良いとこなのかも

しれないけどね。

 

次は試合試合

興味のない話だと思いますのでスルーしてくださってOKでーす。

だってマニアック過ぎるもん

 


やっとフェデラーさんの試合が~。

2012-10-17 19:00:41 | 2012上海

上海ATPマスターズの会場である上海旗忠森林体育城テニスセンターまでは、

どこかの駅からシャトルバスが出ているらしいのですが、

詳しくはわかりません。

時間もないので、タクシーで行くことに。

たまたまホテルのロビーに旅行会社のスタッフくんがまだいたので、

ちょっと聞いてみて、タクシーの運転手さんに伝えてもらいました。

スタッフくんは「こんな上海の郊外に行くの?僕は行ったことないよ」と

言われてしまうような場所にこれから行くわけで・・・。

タクシーの運転手さんとホテルのドアマン2人があーでもないこうでもない

言いながら誰かに電話してました。

どうやら誰かに聞いてみて場所がわかったらしく、ホテルを出発することに。

 

ホントに無事に着くのか、この道で合っているのか、さっぱりわかりません。

そして、私たちは中国語を全く話せませんから、聞くに聞けず聞けても理解できない

わけで、不安いっぱいでした

時間も過ぎるけど、金額もどんどん進みます。

日本のタクシーに比べたら安いので、結果的に高くはないのですが、

本当に到着できるのか分からないのが辛くて、実に長い時間でした。

 

ホテルで拾ったタクシーだから、「降りろ」と言われることはないだろうけど、

旦那さんのお友達は、乗車拒否にあったり途中で降ろされたことがあった

らしいので、何があるかわかりません。

 

高速道路みたいなところを通った時には、「通行料はいくら?」と

心配になりましたが、無料のよう。

分岐のあたりで渋滞にあったときには「ここで降ろされたらどうしよう」

とさらに不安が募ります。

 

私たちが持っている地図に書いてある通りが出てくるまで、1時間近く

走りました。

同じ通りを見つけたときにはホッとしたのは言うまでもありません

 

無事に会場に着いたときには、ドライバーさんも安心したようで、

「いやーよかったよかった」とでも言っているような笑顔を見せてくれました

おそらく、ドライバーさんも一切言葉は通じないし、場所もよくわからないし、

私たちが不安に思っているのは伝わっていたのではないかと思います。

 

1時間以上の長距離ドライブになってしまったのに、あのような笑顔を

見せてくれて、本当にありがたかったです。

 

ちなみにホテルから会場まで160元(2080円)でした。

 

やっとの思いで到着した上海旗忠森林体育城テニスセンター

なかなか立派です。

ちょうど到着した頃に14時からの第1試合が終了したよう。

第1試合はまあいいやってことで、次の第2試合。

 

今年地元開催のオリンピックと初めて4大大会の1つ全米オープンを制覇した

アンディー・マレーの試合。

対戦相手はチェコのステパネク。

漢字で書くとこうなるらしい。

 

・・・

難しいね、漢字って。

ちなみにブレイクポイントは・・・。

読み方分からないけど、何となく「はっぱてん」と私たちは呼んでました。

 

この試合はマレーの勝利。

 

第3試合は昨日、日本でテニス教室を開催していたジョコビッチ。

 

対戦相手はドイツのトミー・ハース。

 

ステパネクも相当だけど、ジョコビッチもすごい漢字だなあ・・・。

マッチポイントは・・・。

舟の下に皿と書く漢字。

「シュウテン」かな~と勝手に想像。

 

勝ったのはジョコビッチ。

これで、明日はジョコとマレーは確定。

第1試合は個人的にはちょっと好きじゃないベルディヒが勝っていました。

ベルディヒは楽天オープンで錦織が勝ってくれた相手。

全米でフェデラーさんが負けたのがベルディヒ。

もちろん、この日のベルディヒが強かったのですが、なんだかやっぱり

うーんだったものですから、錦織が勝ってくれてちょっとスッキリしたものです。

そのベルディヒを観なくちゃならないのか・・・。

 

 

第4試合は本日のメインイベント。

その前にご飯です、ご飯。

タクシーに乗る前にファミリーマートでおにぎりを購入。

時間も時間だったし残りわずかでしたが、残っていた3種類を1つずつ購入。

1つは確実にハムエッグらしいパッケージです。

あとの2つはツナと何か。魚の種類がわかりません。

 

中国のファミマさんのおにぎりは、日本と同じく真ん中をくる~っと取って、

左右に開きます。

ところがー。

左右に開くのがとても難しいのです。

番号が書いてあるから、その通り2番目を取ります。

2番目はするっと取れるのですが、3番目が全く取れません。

引っ張ると真ん中から割れ、海苔だけ残ります。

3つともそんな感じでした。

 

1つはツナマヨ。

これはごく普通のツナマヨですが、マヨが甘いです。

 

もう1つは鮭マヨ。

この鮭マヨがまずいのなんの・・・

 

パッケージから味の想像がついたハムエッグは、それなりに

おいしかったです。

 

具の問題はあったけど、ご飯そのものはおいしいご飯。

日本のコンビニに近いご飯でした。

 

第4試合に登場したのは、フランスで観られなかったロジャー・フェデラー。

派手な選手紹介の後に入場です

ロジャー・フェデラーとフルネームで書くとこんな漢字なのね。

あ、対戦相手はマリン・チリッチなのですが、すっかり漢字を撮るのを忘れました。

 

さすがにナイトセッション、本日のメインということで、かなりお客さんも入りました。

 

ロジャーさんの試合を観るためだけにここまで来た私たち。

理解不能だと思いますが、この人のためだけに来たんです、ホントに。

フェデラーのプレー1つ1つが凄くて、

時々フレームに当てたり、ホームランになっちゃう、悪い癖も出たり

するのだけど、この目で生で観ることが気分は最高潮

疲れなんてどこかに吹っ飛んでしまいました。

 

きちんと勝ってくれたことでさらにテンション上がっちゃいます。

チリッチと握手をしたら、インタビュー。

顔が見えない・・・。

こっちでガマン。

 

インタビューでどうやら中国語で話して欲しいと言われて、

喋れないフェデラーに、「僕の真似して」と言われたフェデラー。

言わされた中国語は

「俺はカッコいい」

そんなニュアンスの中国語だったみたいです。

中国人大爆笑。

その後、英語で意味を聞かされてフェデラー苦笑い。

なかなかインタビュアー、面白いです。

 

この後は、シャトルバス乗り場へ急ぎます。

 

乗り場だろうと思う場所へ向かうと、並んでいる列があります。

ただ、ここが乗り場なのか全く分かりません。

なぜなら、アナウンスが全て中国語。

そして書いてある文字も漢字ばかり。

英語が全くないのです。

そして、私たちがわかっている行き先「上海体育場」という漢字すらありません。

上海体育場以外にもバスが行くようなことを、調べているうちに見た気がしていた

ので、間違えて乗ってしまっては大変です。

 

とりあえず、先頭まで行ってみてちょっと英語ができるスタッフに確認したところ、

この列でOKとのこと。

また一番後ろまで戻ります。

並んではみたもののなぜか途中で2列になります。

これって行き先が2箇所に分かれてるってこと?

不安になって、後ろに並んでいた若い女の子に英語ができるか

聞いたところ、ちょっとできると言うので聞いてみました。

やっぱりこの列で上海体育場に行くと言うので一安心。

 

無事にバスに乗り出発しましたが、この会場から上海体育場まで

どのくらいかかるのかまったくわかりません。

私たちはさらに地下鉄でホテルまで帰りたいのです。

ところが、上海の地下鉄は23時頃に終わってしまうのです。

あとから聞いた話では線によっては17時とかに終わるのもあるとか・・・。

 

10分くらいで着いてくれれば乗れそうですが・・・。

走っている道はバイパスチックな道だったりして、気がつけば

1時間ほど走っています。

地下鉄はもうダメですな。

 

上海体育場そばで降ろされた私たちが目にしたのは、その前に到着したバスに

乗っていた観客がタクシーの争奪戦をしている姿

この戦いに勝たねばなりません。

でも、簡単には勝てません。

そしてあまりに前に行くと危険です、歩道ではなく、完全に車道なので。

やっと停まってもらったのですが、同じタイミングで手を上げたのでしょう、

取られてしまいました。

こりゃ、ダメだと思いまして、人のいない前に行ったのは言うまでもありません。

危険は危険だけど、先に停めないと帰れないし。

 

何とか1台停まってもらってホテルカードを見せます。

ドライバーさんはしばらくホテルカードを見て考えていましたが

「浦東?(プドン)」と聞いてきたので

「チャイチャイ」と言ってしまいましたが、これはタイ語です。

とりあえずこのタクシーはホテルまで行ってくれます、多分。

 

後から聞いたのですが、上海はタクシーのテリトリーがあるらしく、

ナンバープレートの色なのかな?このタクシーはここまでしか

入れないとか、あるそうです。

偶然このタクシーは浦東まで入ってもOKのタクシーだったらしく

無事に連れて行ってくれました。

 

部屋に着いたら12時過ぎていました。

私は結構元気だったけど、旦那さんは超グロッキー。

夜行バスの疲れ、行くまでの道中がわからず疲れ、帰りのバスが

よく分からなくて疲れ、タクシーを拾えなくて疲れ・・・。

部屋に帰ってきたら超寒い部屋でさらにどっと疲労感が増したようです。

温まりたいのにシャワーはしばらく水だし、お湯もあまり熱くないし、

ちょっと気の毒に思うほど。

 

翌日はとりあえず10時まで朝ごはんが食べれるから、8時半くらいまでは

寝せてあげました。

 

この日、知らないって怖いなあ、調べるって必要だなあと実感したのですが、

翌日、同じような事をまた思う私たちなのです。