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岩手県盛岡から四季通じて自然、食の情報を発信します。

いのちの山河  日本の青空2

2009-11-18 15:44:06 | 日記
映画 いのちの山河を見てきました 映画の舞台、沢内村は、一年のうち半年は、雪に閉ざされる。県内有数の豪雪地帯です そこに暮らす人びとの生活は、貧しく病院もありませんでした。そんな村の現状をかえ無医村からの脱却、乳児死亡率0%を達成した。深沢村長の物語です。 冬山を登る登山者でも厳冬期の沢内の山、和賀岳などは手ごわく二の足をふむほどの地域です。マタギの世界でもあります 春先、残雪のころには、とても気持ちよい景色にさそわれ、バックカントリースキーで、和賀岳周辺の高下岳を訪れます。 そんなの自然も冬場は、過酷でそのことを運命とあきらめていた村人との対話を通して豪雪と闘います。やがて念願にしていた冬期間のバスの運行にこぎつけます。
 無医村の貧しさから医者にかかれず乳児が、死ぬのは、さほど珍しいことではありません。医者にかかることがあたり前の現代では、考えられないことでした そんな現状の中保健婦の生活改善指導が、すすめられて行きます。やがて医者もむかえられるようになり、その成果が、実り乳児の死亡率も飛躍的に改善されて行きます。
 村人のあきらめからの脱却は、やがて村の活力につながり貧しさの改善も徐々に見られて行きます。
志しのある人物の困難に立ち向かうすがたは、共感を呼びます。それが、人びと動かす力になることを教えられました。 上映会は、県内各地区で行われます。ぜひご覧ください。
岩手生協組合員

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