岩手の気象と農業

　午後からは、農場での講義でした。講義内容は、岩手の気象と農業でした。
岩手の農家、農業には、凶作に痛めつけられつづけた悲惨な歴史があります。研究者には、この問題を解決して行く使命がありました。寒冷地の気候にあった農作物の品種改良をかせねた結果やがてがそれが、実をむすび収穫量の増加につながりました。現代においては、極度に天候不順をおそれる心配がなくなりつつあります。
　今後は、温暖化などの気候変動を見越した作物の植えつけや防除対策が、重要な課題になって行くことでしょう。ひょっとしたらこの岩手でもマンゴーが採れたりするかもよ！ 大学での農業実習は、政府の仕分け作業の対象にならずにすみました来年も続けて受講できるようになってよかったです。

［こころ］と［からだ］健康フェスタ

　アイーナで開催された健康フェスタの共催で30名分の料理をだす手伝いにかりだされました。メニューは、
(1)根菜煮
(2)野菜の揚げびたし
(3)えのき茸と黄菊の酢の物
(4)なめことみつばの味噌汁
(5)黒米ご飯
(6)りんごのデザート
つくったのは、根菜煮でした。精進料理のような感じです。ごぼう、れんこん、にんじん、干ししいたけ、さやいんげんを一度下ゆでします。それをだし汁で煮こみます。しあげに砂糖、塩、酒、しょうゆの順に入れて味をととのえできあがります。和食ならではの野菜本来のおいしさが、味わえる一品です。ほかのメニューも含めそれぞれに、手際よくつくられよろこばれました。
最近は、野菜ソムリエなどの活躍もあり野菜が、健康めんから見なおされているようです。健康に関する講演やコンサートのイベントがあったようでした。残念ながら午後の予定もあり早めに引き上げました。