coco ノート

ロッキーと行く
不思議な空の旅...♪

「ロッキーは寝ていた。」の巻。

2016年03月13日 18時55分34秒 | Photo diary


うちへ来た頃のロッキーは
世の中とは こんなに面白いものかと...

それはそれは危なっかしい生き方を
していたのです

人の後はついていっちゃうし
ヘビを見れば近寄って行くし

車が来てもよけないで
尻尾を振っていました

そして 車から落ちたり
怪我をしたり、病気をしたりして

怖いこともたくさんあって
ロッキーは変わりました



そんなある日
ロッキーを田んぼへ連れて行って

僕が農作業をしていると
突然 ロッキーがいなくなったんです

慌てた僕は家に飛んで帰りました
すると 「どうしたの・・。」

と、いう顔をして
いつものお気に入りの場所に寝ていました

 ☆*****☆

ただ ロッキーは
車だけは 最後までよけませんでした


そんな時代かありました。<クリーニングされた作業着>

2016年03月13日 09時17分13秒 | Photo diary
  

僕が運送会社へ勤めていた頃
乗用車にしか乗ったことのない僕は

屋根にこすったり、後ろが見えないので
バックしていてぶつかったり

でも 修理費用はすべて自分持ち、
愛情の欠片もない(?)所長でした...

 ☆*****☆

しばらくして
僕の後から

以前、タンクローリーの運転手をやっていたという人が
入ってきました

会社のミーティングで
「車の後ろにミラーをつけてくれ」とか

しきりに提案したりしていましたが
採用はされませんでした

 

 ☆*****☆

なんにでも一生懸命だけど
思ったことを口にしてしまう人でした

飲み会の席で「食べている所でタバコを吸うな。」と
同僚を怒鳴ったり、

勝手にトラックを改造して
所長に「すぐに戻せ。」と言われたり、....

 ☆*****☆

半年してその人は会社を辞めて行きました
思うようにならないことが不満だったのでしょうか

数日後、きちっとクリーニングされた
作業着を持って返しにやってきました

みんなにさびしそうな笑顔で挨拶して
去っていきました

「最後まできっちりした人なんだな。」
僕はそう思いました

  

 ☆*****☆

半年後、腰痛で痛む腰を伸ばして
休んでいると

所長が突然 走ってきて
「仕事、やる気があるのか」と怒鳴るので..

「ゴチャゴチャうるせーんだよ。」と
大喧嘩になってしまい....

「ま、まぁ、落ち着きなさい。」と、所長がおれて
その場は収まりましたが腰痛は治らず

僕も会社を辞めました
そして作業着はもちろん

クリーニングには出さないでそのまま返しました
最後まできっちりしていない僕流です

それは26歳の夏でした