coco ノート

ロッキーと行く
不思議な空の旅...♪

そんな時代かありました。<Tくんの笑顔。>

2016年03月18日 14時01分09秒 | Photo diary


T くんは小学校の時、同じクラスで
よく僕のところへ笑顔でやってきた

でも僕は 特別仲良くしたいとは
思っていなかった

T くんの兄さんは傷害事件を起こして
少年院に送られたりしていた

僕はT くんとよく取っ組み合いの喧嘩をしたけど
怖い兄さんは一度も出てこなかった

T くんは僕のこと
兄さんには話さなかったのかな...

 ☆*****☆


商店街で買い物をして
券を15枚集めると

「西郷輝彦ショーへ ご招待」
と いうイベントをやっていて

僕は11枚を何とか集めたが
後 4枚が なかなか集まらなかった

学校で友達とその話をしていると
T くんがやってきて「券ならあるよ。」

「ほら、」
15枚持っていた

それを全部 その欲しがっている
友達にあげると僕には

「明日、四枚持ってきてやるよ。」
そう言った

僕は 嬉しくて飛び上がった
でも 翌日、彼は学校へこなかった

T くんの兄さんが
店で券を盗んだことが分かって警察に捕まったのだ

 ☆****☆



それから三年が過ぎて
僕は高校へ入学が決まって

家にいると
ひょっこり Tくんがやってきた

僕はそっけない態度で接していると
T くんはすぐに帰って行ってしまった

母はそれを見ていて
僕をすごく怒った

自分の都合でつい
身勝手なふるまいをしてしまう

「悪かったな」とあの時のことを
今も思い出している僕です

T くんは兄さんとふるさとを離れるので
その最後の挨拶に来たことを後から知りました


あの日のロッキー。<9℃の朝に>

2016年03月18日 06時12分45秒 | Photo diary
  

ロッキーがなくなって
もうじき四ヶ月、

ずいぶんたった気も
するけど..

  

一昨日、夜中の三時に
「ワンッ。」と言う ロッキーの一声、

隣の部屋を見に行く
勇気もなく...

そのまま寝てしまったけど
あれは、ロッキーだったのかな...?

  

春はやってくるのに
いないんだね..

君のきらいな
風が吹いているよ...