TBS金曜ドラマ『リバース』ですが、原作を思いっきりリバース(改作)してまっすね。
もう、「やりすぎ『リバース』改!」って感じです。
友達(広沢)探しはどうなったのでしょうか。それによって「親友」じゃなかった、勝手な思い込みだったと知るんでしょ。で、さらにその先で実は広沢も自分を必要としてくれていた、やはり「親友」とまではいかなくても「友人」ではあったと逆確認(リバース)するんでしょ。この先、広沢探しには出るのかなぁ・・・
武田鉄矢の元刑事はあまりに定型的なので、きっとピエロでしょうな。この人物にも何かリバースが用意されているのか。
藤原竜也の演技、ははは、最高!
こいつが立派になってしまえば最高のリバースだな。
それぞれの職場の問題を扱って、人生まで語りだす作品になってきていますが、そんな「いい話」の展開には裏切り(リバース)はあるのだろうか。
次回(第4話)はサスペンス展開ですか?
第8話・・・政治家親子の電話会話、気持ち悪っ!やっぱりテレビドラマの悪い面を中途半端に出しちゃっている脚本だったんだな。このような悪役表現をするなら、演技と演出をもっと何とかしないとさ、どんどん安っぽくなっていく・・・どうせなら、最初から悪い人間ばかりのような作り方(悪意むき出し)にすればいいんだよ。ドラマの尺が欲しいならさ。
せっかく原作に沿った形になって来たかと思ったら、時間延ばしのためにへたくそなエピソード挿入で気持ちが萎える。
最終回までに納得のいく収まりをつけてくれるんだろうか。
第9話・・・う~ん、広げて思わせるところも増えてはいるのだが、かなり表面的な部分だけだ。
秘書の安っぽい悪役ぶりはあまりに作品を貶める。まあ、それがテレビドラマか。
最終回 あ~やっちまった!絶対に嫌だった方向へ~ハッピーエンドにしてもいいけど、こんな安っぽいのはだめだぁ~
死の責任を転嫁するはリバースじゃない。
「許す必要はない」っていういいセリフもあるけど。
小説からドラマへ、ハッピーエンドにリバース(逆転)は失敗したな。
まあ、気に入らないけどテレビドラマとしては合格点なんだろう。